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ゼルダの伝説 別訳ムジュラの仮面 第一話

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nsdr2020

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レッドレイトン > ゼルダの伝説 別訳ムジュラの仮面 > 第一話

レッドレイトンの小説。第1話は2011年10月8日投稿。2021年4月21日時点ではピクシブ上で閲覧可能だった*1が、その後いつの間にかユーザーごと削除されたことが判明(2022年9月3日のネオ麦焼酎の報告より)。

- 目次

本文

賢者たちの咄嗟の判断で影の世界に追放されたガノンドロフ、彼の持つ憎悪は長い時を経て怨念となってザントへ宿り、ザントを利用して復活を果たす。復活した後はハイラル城を拠点にし、城を結界で閉ざした。だが、トアル村に暮らす牧童のリンクと影の女王、ミドラの活躍によりガノンドロフはリンクのマスターソードの一撃で見事に破られた。
再び平和が戻り、リンクは村を出て旅に出た。その1年が過ぎた・・・・

気がつくと、紫色の空間で手みたいな赤い物に縛られて、あおぶせになっていた。
リンクはもがいて抜き出そうとするがガチガチで全く変化が無い。
もがきながら辺りを見渡すと、変な物体達がこちらを見ている。明らかに人ではないと確信した。
徐々に顔を近づけていく・・・・・・。
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リンクは目が覚める
ここは森の中、エポナに乗って居眠りしていたらしい。
辺りをキョロキョロと見渡して状態を維持した。

迷いの森

どこへいこうか迷っていた。
ここは、ミドラと一時協力した時に行った迷いの森ではないからよく分からなかった。
スタルキッドを追いかけた場所、すなわち時の神殿があるところではない。光景は樹海みたいなところだった。
ここにミドラが居ればオオカミになって街の方向が分かるのに・・・・。リンクはそう一瞬思った。
とりあえず、道任せでまっすぐの道に向かった。

その時、いきなりエポナが暴れだしてコントロールが効かなくなった。
一体どうしたのだろうか?まるで誰かがエポナを攻撃して暴れているようだ。
リンクは離すかと必死にエポナをしがみついていた。
エポナの暴走は徐々に悪化していき、まるでリンクを追い払おうと必死だった。あんなになついていたエポナがどうしてそんなことを・・・・・。
それでもリンクは鎖のように離さなかった。必死にエポナを止めようとしたその時!

グワ!!リンクの顔の前にいきなりハートの形をして邪気にまつわっているように見えるお面を被った少年が現れた。
「ケケケ」その少年は、リンクを馬から突き落とした。
まるで壁にぶつかったようにリンクはゴロゴロと転がった。木にぶつかり。
頭をなでてエポナの方を向くと、エポナが浮いた。エポナにそんな技あったっけ?いや、あの少年の仕業だ!あいつならあり得る。いきなりリンクの前に現れて突き落とした。おまけに浮いてたからだ!

リンクは今すぐエポナを追った。曲がり道、坂道、階段道を通り過ぎた後、エポナは飛んだまま木の洞窟の中に入った。リンクもその洞窟へ走り向かった。ん?何か左の奥に何か居たような・・・・?子供だったかな?だけど今はそんなことしてる場合ではない。奥の事は無視して洞窟の中に入った。その時!

足場が無い。落とし穴だった。リンクはそのまま下へ落ちていった。気がつくと、ここはどこだろう?奥には少年が被ったお面が書かれてある扉がある。それ以外は木の壁だ。「なんだ、もう目が覚めたのか。何か変身させようと思ったのにつまんないの。」扉の上にあのお面少年が楽な格好で浮いていた。「ほら、見てくれよ。いいだろかっこいいだろこのお面。被るだけで空を飛んだりなんでもありだぜ!人間を空から突き落としたり深ーい穴を作って落としたり、もうやめられないぜ!これさえあれば、もうつまんない事なんてないよ。」お面少年が人差し指を上にあげると、扉が上に向かって開いた。「じゃあね、僕はこのお面を使ってもっともっと面白い事して来るね。」お面少年は体の形を変えず、背を向けて浮いたまま扉へ入った。

「あっそうそう、お前が乗ってた馬さ、どっかに捨てちゃった。だって暴れるんだもん。仕方ないだろ?」捨てた?リンクはその言葉に反応して剣を抜こうとした。よくも大事なエポナを!!その時、剣が煙のように消えた。「やめとけ、それで僕を殺せるわけないよ。馬鹿だな、殺そうとしなけりゃ剣を失くさずに済んだのに。まあ、あっちの街のどこかに置いただけだけどね。お前の世界には存在しない街にな。その街に行きたければここから先行けば街につくよ。せいぜいその愛用な剣を探すんだな。」お面少年は首を後ろに向けてリンクを見た後、
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扉が閉まった。

お前の世界には存在しない街?どういうことだ?まあそんなことどうでもいい。リンクはその街へ行こうと扉へ向かって開けようとした。
パサッ
後ろから上から髪が緑、長髪、服も緑、短ズボンの少女が落ちてきた。リンクは音に反応して後ろを向いた。その少女は起き上がる力も無く、腕で必死に動くのがやっとだった。あの左の奥に子供の気配がしたのはこれだったのだろうか?リンクはその少女の方へ向かい、すごい近くで様子をみた。すると、その少女はリンクの腕をつかみ、こうつぶやいた。「な・・・・・・・・・にか・・・・・・・・・・た・・・・・・・・・べも・・・・・・・・・」とっても死にそうな声だった。リンクは今すぐ青い薬を渡した。その少女は青い薬を手に持ち、ごくごくと飲みほした。少女は少し元気になりゆっくりと立ちあがった。「ありがとう・・・・・。」少女は手に持っているあきびんをリンクに返した。

リンクはそのあきびんを持った後。心中で扉を開けにかかった。その扉を上にあげてみたら、以外に簡単だった。その扉の向こうは、足場が6つしかない所だ。詳しく言うと、海が崖にかわっている。3つめには宝箱が置かれていた。リンクはそこに行こうとしたら、少女がリンクの服をつかんでこう言った。「あの・・・・・・・・わたしも一緒に行動してもいい?だってどこにいけばいいか分からないから・・・・。」リンクは少女に入れと命令し、少女は言われたとおりに入った。リンクがその扉に手を離したら、扉は思いっきり下に落ちた。すごい音で閉まった。

「あの・・・・・名前は?」リンクは自分の名前を教えた。「リンク・・・・あのハイラルを救った剣士?私の名前はサリアと言うの。コキリ族のね。・・・・・あまり役に立たないと思うけど・・・・・・・・・よろしく。」元気がない言葉だった。あの青い薬、なんか変なの入ってたかな?「それにしても、私これ飛べそうにないな。リンク、あなたの背中に乗っていい?」サリアはリンクの背中を子供みたいに乗った。リンクはそのままジャンプジャンプ。半分突破、3つめの足場の宝箱を開けた。中身はデクの実だった。「デクの実かあ・・・・。私いつもそれで遊んでたっけ。」リンクはすごく腹が立った。その腹いせでジャンプジャンプ。やっとゴール、扉まで行けた。そしてここの扉をまた上へ開けた。

するとどうだろう。何か教会みたいな所に入った。真中には・・・・・・リンクの像?上に居るのは・・・・ガノンの像?いや、ガノンあんな姿していたっけ?剣なんて持っていなかった気がする。壁はレンガで積み重ねており、スタンドガラスが6枚も並んでいた。リンクはあたりを見渡しているとき、サリアはいきなり頭を引っ込ませて震えた。どうしたんだと、リンクはサリアの目線に合わせると、スタンドガラスにサリアが・・・。どういうことだ?「・・・・・・・どうして私が?」一体これらは何を表わしているのだろうか?良く見ると何か砂漠の処刑場の屋上にいた6賢者の腹にあったマークがある。しかし、これらとは関係が無いはずだ。「リンク・・・・・ここから出ようよ。」サリアは震えている。リンクは言われたとおりに目の前の扉を見つけてその扉を開けた。

扉の目の先は馬車が水の力で回転している。それだけだ。ここはどこかの地下だろうか?前へ進んで良く見ようとしたら。後ろのドアがいきなり閉まった。
「・・・・・・・・・え?」もう一度そのドアを開けようとするが、なぜかびくともしなかった。うえか?したか?右か左か?押すか引くか?だめだった。頑丈に閉まっている。「なんで・・・・・・?誰もいなかったはずよ?」とりあえずここを進むしかない。

リンクは馬車を通り過ぎて馬車で死角になっている階段を見つけて上がった。その時、サリアはまた頭を引っ込ませた。こんどはなんだ?サリアが目にしている所を見て見たら、頭にレコードがある変なおじさんが居た。あのおじさん、なんかハイラル城下町で見た事があるような・・・・・・。「貴方あの少年に連れてこられたようですね?」やはり、思い出そうとしても思い出せない。リンクはもうちょっとそのおじさんをじっと見た。

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注釈

*1 レッドレイトンの記事の更新履歴より。2021年4月21日にピクシブの小説を基にしたあらすじが記事に追加された。