【作者名】
大嶋啓之(オオシマヒロユキ)
- 旧名義:Hiroyuki Oshima
- 関連名義:Ninja Action Team
【詳細】
(「そもそもBMSってなに?」という方は「Wikipedia」と「BMSまとめ @wiki:BMS初心者向け解説」の記事にて)
【大嶋啓之 (BMS)とは】
1999年~2004年までBMSを制作していた作曲家。BMS制作集団「Ninja Action Team(NAT)」の黒幕である。
BMS作家デビュー以前にローランド主催のコンテストにてCakewalk賞の受賞経験があり、その高い作曲能力は年を重ねるたびに洗練されている。
現在はBMSを配布しておらず、NAT以外のBMSはほとんどが入手が困難である。
BMS作家デビュー以前にローランド主催のコンテストにてCakewalk賞の受賞経験があり、その高い作曲能力は年を重ねるたびに洗練されている。
現在はBMSを配布しておらず、NAT以外のBMSはほとんどが入手が困難である。
BMS作家現役時代は主にローランド社の音源モジュールSC-88Proで作品を制作している。
【作風】
多彩なジャンルの作品を手がけ、なかでも民族音楽、イージーリスニング、ニューエイジのジャンルの作品は完成度の高い作品が多い。
BMS『虚無への黙祷』や『Curry』など、NATでの活動を含め様々なBMSの名作を送り出している。
またインディーズ音楽サイト「muzie」でも絶大な人気を誇り、『天路歴程』や『Roaming through the silver forest』などBMS作家の域を超えた名作を生み出している。
BMS『虚無への黙祷』や『Curry』など、NATでの活動を含め様々なBMSの名作を送り出している。
またインディーズ音楽サイト「muzie」でも絶大な人気を誇り、『天路歴程』や『Roaming through the silver forest』などBMS作家の域を超えた名作を生み出している。
2004年にIndia Action Team名義で発表した『Curry』をもってBMS作家を引退。
同人方面での活動を増やし自主製作アルバムを数作リリース。なかでもアルバム『Paradise Lost』『睡眠都市』は同人音楽の名盤として知られる。
2021年には『睡眠都市』以来となる、12年ぶりの新作アルバム『epitaph』をリリースしている。
商業でも活躍し、アニメ『ひぐらしのなく頃に』のED『why, or why not』を手掛ける他、PS4 / Switchゲームソフト『天穂のサクナヒメ』の音楽を担当している。
同人方面での活動を増やし自主製作アルバムを数作リリース。なかでもアルバム『Paradise Lost』『睡眠都市』は同人音楽の名盤として知られる。
2021年には『睡眠都市』以来となる、12年ぶりの新作アルバム『epitaph』をリリースしている。
商業でも活躍し、アニメ『ひぐらしのなく頃に』のED『why, or why not』を手掛ける他、PS4 / Switchゲームソフト『天穂のサクナヒメ』の音楽を担当している。
【交通事故からの復帰、そしてコンサートへ】
2023年に交通事故に遭い、骨盤骨折の重傷を負ってしまうが、10ヶ月に及ぶ療養を経て活動を徐々に再開する。そしておよそ1年半の時間をかけた末、
2025年3月1日には自身の音楽活動25周年を記念して、コンサート『Gathering at the Vanity Fair』を公演した。観客席にはwa.やonoken、wataなどの
BMS作者が集うという、演奏者側も観客側も豪華な顔ぶれとなった。
2025年3月1日には自身の音楽活動25周年を記念して、コンサート『Gathering at the Vanity Fair』を公演した。観客席にはwa.やonoken、wataなどの
BMS作者が集うという、演奏者側も観客側も豪華な顔ぶれとなった。
序盤の『天路歴程』『虚無への黙祷』の生演奏に涙する者や、『組曲『英雄*戦姫』』では氏の手拍子が突然2拍3連になって観客が戸惑いながらも手拍子で盛り上げるなど、コンサートは大盛り上がり。終盤はボーカルの片霧烈火氏による合いの手で最後を大いに盛り上げ、終演時の会場は総勢でスタンディングオベーションと文句なしの大盛況であった。
なお主催である大嶋啓之氏本人は、空いた観客席にランダムで座って演奏を楽しんだり、幕間でユーモアを交えたトークなどをしていた。なんだかんだ氏が一番楽しんでいたであろう。
ちなみにコンサート後半でボーカル兼ピアニストとして演奏したkidlitからは演奏後、「(大嶋啓之さんは)仏のような顔して鬼」とコメントしており、観客の笑いを誘った。
ちなみにコンサート後半でボーカル兼ピアニストとして演奏したkidlitからは演奏後、「(大嶋啓之さんは)仏のような顔して鬼」とコメントしており、観客の笑いを誘った。
なお、今後のコンサート開催について氏は意欲的であり、「数年かけて黒字化できたら、機会があればまたやりたい」という旨のコメントをしている。
ちなみにコンサートでDL版として先行頒布された、公演時の演奏内容と同じ構成で音源を収録したアルバム『Afterglow of the Vanity Fair』は名盤級のクオリティとなっている。
ちなみにコンサートでDL版として先行頒布された、公演時の演奏内容と同じ構成で音源を収録したアルバム『Afterglow of the Vanity Fair』は名盤級のクオリティとなっている。
【主な作品】
- BMS作品:『虚無への黙祷』『snow melts』『born』『showguts』『Curry』
- その他楽曲:『why, or why not』『樹 ―いつき―』『天路歴程』『Immram Brain』『ディーナ・シーの踊り』『メトロニカが聞こえない』『睡眠都市』
【リンク】
- HP:https://www5a.biglobe.ne.jp/~vanity/
- MP3コーナー&利用規約:https://hiroyukioshima.blogspot.com/2019/08/public-music.html#more
- X(旧:Twitter):https://x.com/h_0shima
- BOOTH:https://hiroyuki-oshima.booth.pm/
- BMS SEARCH:https://bmssearch.net/artists/vnZ8c2RxjOp5Mw
- BMS保管先:https://archive.org/download/hiroyuki_oshima_bms
- BMS保管先:https://archive.org/download/ninja_action_team_bms