思想
思想に先立って、言語が確定されねばならない。日本語は、時枝文法 (文語・口語) をベースに (サイト公開版の前者と後者)、Weblioでも採用されている学研全訳古語辞典と旺文社標準国語辞典第六版でカバーする (戸坂潤が比較的戦前的な学者漢字当て字を多用するので、さすがに小中学生用ではカバーできない; この国語辞典だけではまだ微妙だったので、さらに旺文社漢和中辞典も追加)。また、普段使いの古語辞典として旺文社高校基礎古語辞典第二版も、国語辞典と監修者が同じ縁で入手しておく。英語は、その語彙リストは癖が強過ぎるので、イタリア語の概念的最小語彙をこそ我が基本語彙リストとすることにした。これにイタリア語1500語や各国語2000語辞書 (書籍版) と (あとイド語の語彙と) を撚り合わせて、以下のLinguetの語彙としてまとめようと思う。
我が第二言語として、Idiom Neutral (パブリックドメインなPDFとその書籍版、内容はほぼ同じだがそれ自体はパブリックドメインでは無い書籍版; 読みやすさとコンパクトさから私自身は最後の書籍版を参考源とする) をベースに、その語彙を制約しつつもより規則的にしたものとしてLinguetを制定しこれを用いるつもりである。また、その参考言語としてイタリア語をも習得したく思う (せめて下のジェンティーレの美学のイタリア語版を読破でき、またマカロニ・ウエスタンを吹替も字幕も無しで堪能できるほどにはなりたいものだ)。
制約=客観性から変更不可能な制約を過去 (科学世界)、変更可能な制約を未来 (数学世界) とし、後者 (すなわち「数」) の本質を再帰可能性とする仮説から体系的哲学構築を目論む野良哲学者。ミニマム経典の宗教を目指し、十句観音経 (書籍版) の象徴弁証法的体系化を研究する。また、古事記研究 (霊言古事記上と下) のために批判的に幸福の科学を研究 (その来歴と霊言の諸理論) しようと思う。
私の哲学的思想の根拠は、ジョヴァンニ・ジェンティーレの実在的観念論を本人が概括した「純粋行為としての精神の一般理論」に求める (イタリア語版は、その美学ともども無料で読める)。彼は簡単に言えば、新カント派に依拠しつつ新ヘーゲル派としてヘーゲル思想と永年格闘し (その過程でマルクス主義も一通り研究した)、ヘーゲルの「行き詰まり」を「フィヒテに戻れ、ただし無神論者として」というベクトルで突破した、サルトルの先駆とも言うべき哲学者である。万遍ない体系化を指向したがゆえに何かと及び腰だった永き友クローチェとは最終的には袂を分かち、民族差別無き「真の」ファシズム (スターリニズムは階級差別すなわちブルジョワ抹殺を原動力とし、ナチズムは民族差別すなわちユダヤ人抹殺を原動力としたが、真のファシズムは自己規律化をこそ原動力とし、その意味では陽明学的だ; イタリアと日本の近代史は非常に多くの点で酷似している) を具現せんと政治的に三面六臂に活躍したあげく共産系パルチザンに暗殺されてしまったが、彼の思想は結局以降今に至るまで「西側社会主義」すなわち「社会民主主義」の底流であり続けている、と私には思える (また、ファシズム初期には同志的だった未来派のウンベルト・ボッチョーニをこそ我が美術観の模範としたい)。ジェンティーレに依拠することで、マルクス主義縛りが外れるので、ベーシックインカムの絡みから緑の党の綱領あたりを研究することにした。
推しラノベは、「いつか天魔の黒うさぎ」シリーズと、そのついでに同じ作者の「伝説の勇者の伝説」シリーズとすることに決めた (後者は、とりあえず完結してアニメ化もされている第1部のみコンプし、未完結な第2部 (2025年5月予定の18巻で完結) はその後でなお必要と思えばコンプを目指す。いずれは「終わりのセラフ」にも手を伸ばすかもしれないが、こちらはラノベよりも漫画原作が主、すなわち漫画版が「本体」なので、先の両シリーズをコンプしてから、になるだろう)。
推しVtuberは、あおぎり高校 (YouTubeチャンネル、旧面子の紹介、新追加面子の紹介、非公式Wiki、専用速報、最初期3人の漫画、旧面子の特集本、新面子も含む漫画) の「アナーキー寄り自由主義」(ASMR配信をYouTubeでバンされたら、バンされた分だけ他で有償提供する等、反権威主義の気風も見られる) が風通し良い感じなので推したいが、個々人の気性等はまだ調査中である。
元々は、アニメ「ひめゴト」からの流れで、VTuberとは意識せずに「犬山たまきちゃんねる!」のWEB版を一通り読んではいた。VTuberを意図的に研究しようとして最初に入手したのは「富士葵オフィシャルファンブック 秘密を聞いてよ」と「宝鐘マリン ファンブック」である。前者のソロ活動より、後者の漫画編での他の仲間とのワチャワチャ振りが気に入ってホロライブ系動画をときどき観るようにはなったが、人数が多過ぎるように思えたので、初心に戻って「のりプロ 公式ファンブック」を参考にしようと思ったものの (この過程で上の漫画の単行本も購入)、登場VTuberのあらかたが独立した後だったので、まだ大部分がグループに残っているあおぎり高校に行き着いた次第。
詩歌は、象徴主義系詩論として、現在青空文庫で作業中でありいずれは公開されるであろう、萩原朔太郎の直系と見なされている蔵原伸二郎の「東洋の詩魂」を我が模範にする所存である; 古代人や子どものような「虚無を背景とする立体的 (多面的) 宇宙把握」こそが「詩」である、とし、大人や科学の世界把握方法を平面的・散文的として批判する。東洋の満月、乾いた道、定本岩魚から成る詩集群と東洋の詩魂は蔵原伸二郎選集一冊にまとめられているが、元々部数限定発行なので、入手はお早めに (現在青空文庫で公開されているのは定本岩魚の各詩群で、これと東洋の満月および乾いた道以外の詩集は軍国的過ぎる駄作として本人により黒歴史化された)。
我が小説は、蔵原伸二郎の小説 (青空文庫には入らなそうなので、このWikiで公開しようと思う; こちらも部数限定発行なので、入手したい方はお早めに。小説群と、それをはるかに上回る数の随筆群から成る; 随筆群の方は、よほど意義深いものでなければこのWikiでは公開しない) を象徴主義小説および散文の模範として、エンタメとしての恐怖論 を参考に (子ども騙しでは無く、その存在自体が恐怖を醸すようなホラー掌編の制作が私の理想である)、加藤武雄の小説論 (書籍版) にも拠りつつ (伊藤整の新心理主義への参照もあるので、内容的には比較的新しい。付録的に、娯楽小説の書き方と童話の書き方も収録されている)、娯楽小説的には吉川英治の「恋山彦」(映画版) が、キングコングを元禄時代に翻案してみたりといかにも元祖マカロニっぽいので、それを合戦 (主人公らが本拠とする、長野にある平家の隠れ里を悪大老の私軍が襲撃、殲滅する) および剣術 (主人公らが悪大老の屋敷へ蹴り込み斬り散らかす) 描写の手本としようと思う。
古代日本史は、「古事記を読みなおす」を参考しつつ、鈴木三重吉の「古事記物語」 (書籍版) を、上述したように霊言をも参考にしつつ分析しようと思う。
長年探していた「水の惑星の女神と対となる男神」の話は狂乱家族日記であったことがやっと判明した (アニメ版本)。
漫画は、BL系には私が真に読みたいものが無いことに気づき、今はもう読んでいない (高校の図書室にあった世界の神話伝説のアイルランド編で、クー・フーリンが宿敵 (と書いて友と読む) と何日間も決闘し、夕方の別れ際ごとにキスをした、などという簡明な描写にすら頭を沸騰させていた頃にはまだ、男同士でエッチなことをしているだけで満足だったけれども、今は「互いを思いやる気遣い」が、このジャンルには致命的に欠けていることに気づいた)。代わりに、TS系では「ボクガール」「思春期ビターチェンジ」「革命の日」「続・革命の日」「のぞむのぞみ」あたり、百合系では「スクールゾーン」「星川銀座四丁目」「悪いが私は百合じゃない」あたりが、私における「古典」と言えよう。
マイプリキュアは、スイートプリキュアに定めた (DVDセットを非常に安く入手できたのも大きいが、響は少年顔だと初見以来ずっと思っていることも大きい; アコも比較的ボーイッシュな感じだし)。
マイガンダムまたはその系の作品はまだ無いが (「ジークアクス」はこれまでのガンダム物で最も楽しめたが、いかんせん短か過ぎる)、「ゾイドジェネシス」がどうやら私にとってのそれになりそうだ (DVDの入手が現状かなり困難なのでおいおい買い足していけたら、と思う (少なくとも第一巻は入手した; ジェネシスは1巻5話入りなので、これで第1話から第5話までカバーされる); 「ゾイドジェネシス レ・ミィ×コトナ Reflections」(上巻、下巻) が、萌えで人気な二人のヒロイン (実際には、姉弟子的野生児とゾイドハンター的姉御肌と、作品内では萌え存在では無いが; 実は主人公の少年が一番萌え、の声も在る) のナレーションによる総集編なので、とりあえずはそれをおさえておけば概要は知れる)。ゾイドは、種類は多いものの、制作側が米国販売や子供向けにこだわったために、ガンダムに匹敵する本格的作品は無印とジェネシスしか無い; 無印は完全な別惑星・別星人の話なので微妙な違和感が常にあり、ゼロは米国進出の狙いも兼ね地球からの移民を主役級に据え、フューザーズは元から米国向け (その路線に失敗したため、後半は米国縛りが無くなる)、ジェネシスはいくらか和風で最も馴染みやすく (萌え推しはあくまで人気獲得のためで、内容的には八犬伝・忠臣蔵風で絵が不安定なことを除けば最も面白い; 無印が集団戦と個人戦との間を試験的に模索していて、ジェネシスは最も集団戦指向なためもある (他はすべて個人戦主体))、ワイルドは地球の別歴史線だがもはやコクピット型では無く背乗り型になる等完全に子供向けでガンダム的印象はもはやほとんど無い、と作り手の迷走感が著しい。
依拠すべきTRPGルール体系は、CC0のDelve2eにする。おいおいMD版やその和訳版もあげていこうと思う。
フットサルをマイチームスポーツとしようと思う (最初のルールに基づく概要本とおそらくは標準ルールに基づく入門書; フットサルのルールは2014/2015年版でとりあえずの改正が完了したようで以降5年間は改正は無く、従ってそれを標準ルールとみなしてよいと思う; 最新ルールの書籍版はこちら。無料のPDF版をオンデマンドでA5版にしただけなようなので、自前でそうしたプリントアウトができる環境なら自前でやった方が早いだろう)。実践よりはチームプレーの研究対象として、だが。入門書でも触れられている「老若男女の誰でも参加できる生涯スポーツ」のベクトルの方を私は推進したい (各チーム3人以上5人までコートに入れるので、3人だけの場合を特に研究したい)。
健康体操は、五禽戯だけでは効果が今ひとつだったので、練功十八法のとりあえずはオフィス健康体操にした (前段後段から8つの動作を、創始者荘元明の子で練功十八法直系伝承者の荘建申が選出したもの)。おいおい、前十八法までは覚えてみようかと思う (解説; 後十八法はより特定の症状に特化した運動になっているようなのでやらない。後この本では益気功がオフィス健康体操に置き換えられて無くなっている)。ちなみに、練功十八法は王子平系、すなわち潭腿・査拳系ではあるので、普通の気功や太極拳っぽい「雅化」は不要と思われる。