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Tritetra

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トリテトラ音楽

五音すなわちペンタトニックのうち、リフに用いられるのは四音であり、用いられなかった一音が「暗黙の支配音」として、リフ四音を導く「エンジン」となる。リフ四音を「多数派」とし暗黙の一音を「少数派」と見なすことで、これは多数派の少数派をめぐる葛藤と不安と希望を表明する音楽、すなわち民主主義音楽であることが明かされる。

十二音技法から、3系の四音 (トリ・テトラトニック) が得られ、各系内での音の反復は可能、と十二音の規則を少し緩めると、どんな音楽が作れるだろう。私自身は、このベクトル (トリテトラ音楽) で研究を進めたく思う。

トリテトラ音楽は、各系内で使える音が非常に限られるために、作曲とりわけ編曲 (アンサンブルや多声化) は極めて容易であり、何から手をつけていけばいいか分からない人が作曲を独学するには最適の作曲技法である、と自負する。

曲例

私自身は、MIDIエディタとしてテキスト音楽「サクラ」を用い、Timidity++ (本家サイトが文字化けするときは、シフトJISで開き直す) でWAV化する方向だが、ちょっとした確認用にドラム譜が自在に使えるAria Maestosaも併用しようと思う。最後以外は日本語のマニュアルが既にあるので、最後のだけ以下に和訳しておく。なお、x-motionで正しく読めるMIDIファイルにするには、冒頭の方に System.TimeSignature = 4,4; Tempo(120); を記述しておくこと (もちろん、拍子やテンポは実際の値に合わせる。上はデフォルトのままの場合用)。

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