音楽
我が模範とする音楽は、演歌 (プレイリストはまだ作成途上) の旋律のみを参考し (あと朝鮮歌謡と日本の演歌史も; 古賀政男が朝鮮歌謡を参考しつつ演歌の基本を創出したことは歴史に明らかであろう。歌詞は、文芸川柳の研究をもって代える)、それに後述する都節な独自対位法・独自和声学から伴奏を研究してそれとしたい。演歌自体のモデルには、伝記漫画もある丘みどりを参考する (音源; 全曲オリジナルは「女ごころ」だけで、他はオリジナル・アルバムと銘打っても半分以上はカバー曲から成る)。アレンジや曲作りが、丁寧に豪華過ぎてもはやクラシック音楽にも迫る勢いであり、シンプル志向な個人製作勢が参考しても意味無いようにも思われるが、旋律はしっかり演歌ではある。
クラシックの模範は、シカゴの黒人系女性作曲家フローレンス・プライスとしたい。交響曲一番、三番、四番、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲一番、二番、エチオピアの影、ミシシッピ川組曲、序曲一番、二番、オークの木、リンカーンの深夜歩行、弦楽四重奏曲一番、二番、ピアノ五重奏曲Am、オルガンソナタ、パッサカリアとフーガ、オルガン組曲一番。
ロックの模範は、シカゴメタル代表のDisturbedとする (歌詞、1st、2nd、3rd、4th、5th、6th、7th、8th; Lost Childrenはアルバム未収録な古い録音のコレクションなので、曲風の一貫性の観点から外す)。世間的には評価の低い、金太郎飴化した後半 (4th以降) の方が、より民謡的旋律になっていて私的にはむしろ興味深い。
私の目指すところは、都節 (ヨナ抜き短音階とも; 参考書) のための新たな二声対位法および二声和声学 (協和・不協和では無く、静的 (相互束縛的・重さ)・動的 (相互反発的・軽さ) の評価軸に拠る) の研究なので、さすがにそんな系統のバンドの存在は期待できない (都節に西洋和声を付けるのでは無く (それだとただの演歌になってしまう)、都節の音階のみから可能な和声や対位法を探求していく)。
都節は、ミ・ファ・ラ・シ・ドの並びで、ミ・ファ・ラとシ・ド・ミの2つのテトラコルド (完全4度とその中間音) の組み合わせであり、ミとシが核音、すなわちファからミ、ドからシが終止感を与える半音進行となる。中間音 (ファとド) は比較的に不安定で、生声によるメリスマではこれらを揺らしたり半音に満たない音程変化を与えることで哀感を強化したりするが、MIDIでは再現できないのでその方法論は用いない。ラ・シ・ド・ミ・ファと解するのがヨナ (この場合はレとソ) 抜き短音階で、西洋和声に合わせた転回形だが、当方の方法論では西洋和声を使わないのでこちらも用いない。
MIDIシーケンサーソフトは、テキスト音楽「サクラ」に似たmidgeを見つけた (Perl5.005以上なら動くので、Windowsでも使えるだろうと思う) ので、そのマニュアルページを和訳して使おうと思う (MIDIファイルをmidge形式に変換するmidi2mgも同梱されている)。Audacityは、書籍版は2.1.1だが、それを参考にほぼ最新のDebian版を使っていこうと思う。GMなサウンドフォントはFluidsynth用のがDebianには用意されており、私はfluid-soundfont-gmを選択 (よりニュアンス的な音色リスト)。Timidity++パッケージをインストールすれば、Debianでは自動で設定してくれる。仮想MIDIキーボードを導入し、設定で都節のみ弾けるようにできれば、MIDIトラッカーでも良いかもしれない。
いずれはトラッカーへ移行したく、とりあえずは書籍があるRenoiseを研究する。その本は3.2だが、たいして変わらなさそうなので日本語マニュアルが公開されている3.1にした。最終的にはFastTracker II (テキストマニュアル、画像マニュアル) クローンのひとつであるMilkyTrackerが使えるようになりたい (マニュアル)。トラッカーは元来Amiga発祥で、Amigaの音源がPCM4声だったので、デフォルトでサンプリング音源を扱えるようになっているのだが、MIDIよりもそちらの系統を極めたく思う。