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連載 - 女装少年と愉快な都市伝説-19

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匿名ユーザー

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女装少年の受難~トバさん暴走


 起き抜けに受けたあまりにとんでもない衝撃(=いつのまにか女になってました、てへっ☆)に呆然としていたこっち。
 …………無理もないよね、うん。というか、これで呆然としない人がいるなら教えてほしい。
 ああ今日学校あるんだけどどうしようかなあいけないかないけないだろうなあこれ、と現実逃避気味に考えていると、部屋のドアが開いて、誰かが入ってきた。
 そちらを向くとそこには、同居人の一人であるクイちゃんとあと一人、微妙に見覚えのある少女がいた。

「えっと、あの、さ。なんか女の子になってるんだけど」

 そう訊いてみると、

「…しってる」

 クイちゃんはその一言のみで答え、すっと右手を差し出してきた。
 その手には、服が持たれている。
 えっと……これは、着替えろってことなのかな?

「…ちがう。…早くお風呂に入ってくること」

 あ、なるほど。寝てたんだからお風呂にも入ってないわけだ。
 さすがにお風呂に入らないのは気持ち悪いからなあ。

「うん、わかった。ありがとうね、クイちゃん」
「…べつにいい。…それより、なにかおぼえてない?」

 憶えてること………昨日のことで、だよなあ。
 それだったら……。

「宴会から帰ってくる途中で変なガス吸わされて、なんとか逃げ出して……うん。そっから憶えてないや」
「…そう」

 そう答えると、クイちゃんの隣にいる少女が、目に見えて反応した。
 どうしたんだろうか?
 ………あ。昨日といえば、どうやってこっちは帰ってきたのだろうか。
 それを訊くと、クイちゃんはすぐ隣の少女の方を見て、

「…この人が、連れて帰ってきてくれた」

 む、そうなのか。
 じゃあお礼ちゃんとしなきゃなー、とその少女の見覚えのある顔を覗き込み―――。

「―――あ。もしかして、あのときのメルヘンちゃん?」

 ふと思いつき、訊いてみる。
 すると、

「………ワタシは"メルヘン"なんて名前じゃないデスシ、あの時ちゃんと名乗ったはずデスガ、それであってマス。残念ながラ」

 なんだか機嫌の悪そうな低い声で、そう答えてくれたメルヘンちゃん(仮)。
 ……うん、申し訳ないんだけど名前憶えてないし、このままメルヘンちゃんと呼ばせてもらおう。
 この子と出会ったのは、確か三ヶ月ほど前。父さんにいわれ、わざわざヨーロッパとアジアの分かれ目辺りに出向かされた時のことだ。
 父さんにいわれた内容は、「とある少女が都市伝説の力で好き勝手絶頂にやっているので、適当に懲らしめてやってくれたまえ。ああ、勿論デッド・オア・アライブだよ」みたいな感じだったと思う。
 その言葉通り適当に戦って『メンバー』に勧誘してみたところ、無事成功。
 その少女はそのままそのあたり一帯を担当することになるから、と父さんにいわれ、そのときに別れて以来となるのだが。

「えっと。もしかして、父さんに?」
「はイ、そうデス……不本意ながラ。今日かラ、ここに住ませてもらうことになりマス」
「そっか。じゃあ、これからよろしく。なにかあったら遠慮なくいってね?」

 にこやかに歓迎の意を表してみる。
 すると、

「………あノ、住ませてもらう身でなんなんデスガ………本当にいいんデスカ? どこの馬の骨ともわからないのニ、いきなり押しかけてきた者を住まわせテ」

 …………うん、いいたいことはよくわかる。
 よくわかるんだけど、なあ………。

「えっと……君も、こっちの父さんに会ったでしょ?」
「会ってはいマセンガ、電話で話したことならありマス」
「うん、それで十分。………あのさ。あの人が、人の話聞くと思う?」
「………あア」

 納得したようで、頷いてくれるメルヘンちゃん。

「うちの父さん、基本的に天上天下唯我独尊を地でいくような人だから。いやまあ、いいとこもあるんだけど………こういうときは、なにいっても無駄なんだよね…」

 15年も付き合ってれば、それくらいは悟れるのだ。というか、悟らないとやってられない。
 と、いうわけで。

「ごめんね、メルヘンちゃん」

 手を合わせて、そう謝る。
 もちろん、うちの父さんが迷惑かけてごめんなさい、という意味でだ。

「………まア、許してあげなくもないデス。これからお世話になるんデスシ。全部忘れてるのは腹立たしいデスガ、憶えてられてもそれはそれで嫌デスカラ」

 メルヘンちゃんはそういって、

「―――でハ、改めテ。これかラ、よろしくお願いしマスネ?」

 花の咲くような笑顔を浮かべた。
 うん。全部忘れてうんぬんのあたりがいまいちよくわからなかったけど、機嫌が直ったようでなによりだ。

「うん、こちらこそ。改めてよろしくね」

 笑顔でいって、手を差し出し握手を求める。
 メルヘンちゃんもそれに応じてくれて、いい感じの雰囲気になった、のだが。

「…………、あれ?」

 お風呂に入りに行こうとして、ふと気付く。

「………あのさ、クイちゃん。背、伸びた?」
「…そんなわけない。…というか、いまさら気づいたの?」

 呆れたように言うクイちゃん。
 …嫌な予感がする。
 見慣れた我が家を見回し、確信した。
 ―――身長、低くなってる。
 こっちが男だった時、身長は、
 トバさん(約170センチ)>こっち(約160センチ)>>クイちゃん(約140センチ)
 という感じだった。
 それが今は、
 トバさん(約170センチ)>>>クイちゃん(約140センチ)>こっち(?)
 となっている。
 ……うん。改めて、自分の身体を確認する必要がありそうだ。
 まず、視界。
 クイちゃんより背が低くなったということは、少なくとも背が20センチは低くなったということだ。
 つまり目線もそれだけ下がるということで、見慣れた室内がとても新鮮に映る。
 次に、手足。
 元々細い上に色白だったのが、さらに悪化(と、この場合も言うんだろうか?)している。
 一言で表すと、"雪にまみれた小枝"だ。
 肌は真っ白で、腕も足もちょっと捻ったら、ポキッといきそうなくらい細い。
 手にぐっ、と力を入れると、やっぱり力が弱くなっているのがわかった。
 が、そもそも元の力が人外に近い上、能力さえ発動できればすぐに化物チックな身体能力になるので、きっと大丈夫だろう。
 そして、胸。
 少し動いただけでたぷたぷ揺れる二つの脂肪の塊は、とても大きい。そして、邪魔だ。
 なんたって、下を向いたときに胸で視界が遮られ、床も見られないのだ。邪魔としか言いようがない。
 まあだいたいそんな感じな自分の身体を一瞥し、一言。

「―――うん。特に問題なし!」
「ちょッ、どこが問題なしなんデスカ!?」

 色々重大なはずデショウ女になるっテ! と叫ぶメルヘンちゃん。
 いや、だって。

「女の子の姿なら女装うんぬん気にする必要ないし。リーチとか変わるのは面倒だけど、そのへんは慣れればいいしね!」

 女装? と首をかしげるメルヘンちゃんに事情を説明すると、すぐに納得してくれた。ありがたい。
 要するに、男が女の子の格好するから恥ずかしくてバレたらアレなのであって、女の子の身体で女装するのならなんにも気兼ねする必要はないのだ!
 どうせなら一ヶ月間このままでもいいかなー、と思う。学校休めるし。
 そんな不届きなことも考えつつ、自分の身体の確認も済んだので、そろそろお風呂に入ることにした。
 着替えを持ってお風呂場へと行き、服を脱いで洗濯籠の中へと入れる。
 お風呂の戸を開けると、そこからは温かな湯気が漂ってきた。
 中へと入り、お風呂のお湯で身体を流す。
 お風呂場の大きな鏡には、小さな女の子の裸が映っていた。
 これが他の人なら土下座でもなんでもして謝ったのだが、幸いにしてこれは自分の姿。気にせず身体を洗っていく。
 どうやら肌が弱くなったらしく、ゴシゴシと強く擦ると痛いので、それに気をつけて全身を洗い、泡をお湯で流す。
 流し終わると、爪先の方からゆっくりと、湯船の中へと入っていった。

「…………ふぅ」

 吐息を一つ。お湯の暖かみが、全身に染み渡る。
 ……お風呂ってやっぱいいなあ。こう、なんか、疲れを溶かしてくれる気がする。
 でも、いつまでも入っているわけにもいかない。
 学校にも休みの連絡をいれなきゃいけないし、どうせ休みならお菓子とか作りたい。
 なので、温まるのもそこそこに湯船からでて、パパッと掃除をしてお風呂からあがった。
 身体を拭いて服を着る。
 下着は………うん、言うまでもない。ついでに言いたくもない。強いて言うのなら、上はない。それだけだ。
 で、下に穿くのは可愛らしいピンク色のスカートだ。ところどころにフリルがあしらってある。
 上はまだ着ない。お風呂からあがってしばらくしてから着るというのがこっちのこだわりなのだ。
 別に男なんだから、上半身の裸くらい見られても平気だし。
 そんなわけで、上半身裸、下半身スカートという格好で元いた部屋へと戻っていく。
 その部屋に入ると、さっきはいなかった、トバさんがいた。なぜか俯いていて、その長い黒髪が顔を覆い隠している。

「おさきー。トバさん、どうs―――」

 どうしたの、と訊く暇もなかった。
 こっちの声を聞いたその瞬間、トバさんの顔がガバァ! と上がる。

「ひ、ひぃっ!?」

 思わず悲鳴をあげた。
 あらわになったトバさんの顔。そこには、まるで地獄の悪鬼もかくやという、とんでもない迫力がみなぎっていた。
 その恐ろしく荒んだ目でこっちを捕捉すると、こっちの肩をはっしと掴み、そのままベッドへと押し倒してくる。

「あうっ! ち、ちょっとトバさん。どうしたの……って、ひゃっ!?」

 ベッドに横たわったこっちの上に跨がり、馬乗りになったトバさんは、なんの脈絡もなくこっちの胸を鷲掴みにした。
 それと同時にトバさんの口から、呪詛のような呟きが漏れる。

「………なんで、なんですか」
「いや、あの、あう。な、なにが……?」
「……………なんで少年が、こんなご立派な胸を手に入れているんですかっ!!!!」

 トバさん、(今現在の外見からすると推定おおよそ)25歳あたり。
 魂の、叫びだった。

「身長、133センチ! 体重、45キロ! スリーサイズ、上から順に81、44、63!」
「ち、ちょっとトバさん落ち着いt」
「その胸! 限りなくJに近い I カ ッ プ っ!! なんですか本当、この世の全ての女性に喧嘩売ってんですか少年は!? ロリで爆乳とか二次元の世界のものでしょうがふざけてんですかこの女郎!」
「ちょ、そんなこと言われても…ひうっ。あっ、止めて、ほんと止めて………」

 もにもにと揉まれている胸が、変な感じになってきた。
 止めてという声にも構わず、トバさんはさらに荒々しくこっちの胸を揉みしだく。

「しかも! 少年、男じゃないですか! なんで女の私がAで元とはいえ男の少年がIなんですか、おかしいでしょう! 神よ、あなたは何を以て持つ者と持たざる者とを区別しているのですか!? 男の娘が好きだったりするんですか!? このド変態めっ!!」
「ちょ、やめ、ほんと…あっ。お願いだから、やめて……んっ」

 ダメだ、この人全く話聞いてない!
 それになんか、胸揉まれると身体がぞくっとする……なんだかわからないけど、これダメな気がする!
 そう思い、精一杯の抵抗を試みるこっち。

「あっ、ん……と、トバさんっ。これ、んっ、なろうと思って、んあっ、なったわけじゃ、あん、ないからっ!」

 そう、精一杯叫ぶ。
 なぜか怒り狂っているトバさんに、こっちの言葉が届くように。
 その、結果は―――。

「ふふ、ふふふフフフフフ。私は認めません。ええ、断じて認めませんとも。こんなものは胸じゃあありません。"胸の形をした何か"です! ―――さあ、少年。謝って下さい。全世界の貧乳に悩む女性に! というか、普通こんなものぶらさげてたらごめんなさいでしょうがっ!!」

 ―――あ、だめだこりゃ。即座に諦めるこっち。
 しかし、救世主というものは、本当に実在するようで。

「ええ、そうです。こんなでかい上に張りもあって垂れもしない変なナニカをくっつけているやつなんて非国民です。敵なのです。なので少年、今からあなたを限りなく黒に近いグレーの泡の国なんかに売り飛ばして………うぐっ!?」
「あ、ハァ……ハァ………クイ、ちゃん……?」

 その救世主の名は、クイちゃん。
 どうやらその"視界内のものを振動させる"力で、トバさんに脳震盪を起こしたようだ。
 荒くなった息を整えつつ、こっちに覆い被さるように倒れているトバさんをベッドへと放り出し、クイちゃんにお礼を言う。

「はぁ、ふぅ………クイちゃん、ホントにありがとう。怖かったあ………」

 本当に、怖かった。
 下手をすると、これまでの人生で一番怖かったかもしれない。
 あのまま助けてもらえなかったらどうなっていたんだろう? と想像し、一人プルプルと震えているこっちに、

「…トバおねえさんが気絶してるうちに、早くにげたほうがいい」

 …起きたらまたああなるかも、という救世主様からのありがたいお言葉が。
 その言葉を聞いたこっちは、バッ! とベッドから飛び降り、最低限の荷物を持ってすぐさま服を着ると、「じゃあ、ご飯とかは適当によろしく! じゃね!」とだけ言い残し、玄関を飛び出した。
 マンションを出たあたりでほっ、と一息。乱れていた服を直す。
 下はさっきと同じで、上はYシャツ。家に唯一残った男物の服で、いつもは制服の下に着ている。
 男物だけあって大きくはあるのだが、それでもこの胸は上手く入らないようだ。
 上のボタンを二つ外すと、なんとかいい感じになった。……のだが。

「…………これ、落ち着かないなあ………」

 ボタンを二つも外せば、当然胸元は開くわけで。
 結果として、こっちは胸元を大きく露出することになった。
 もちろん恥ずかしいしはしたないとも思うのだが、他に選択肢がないのだから仕方がない。

「……はぁ。なんだかんだ言って、やっぱ不幸だなー…」

 そう一言ぼやいて、こっちは街中へと歩いていった。




女装少年のエロ基準

口元のご飯粒とかパクリ・あーん・間接キス・密着・指とかくわえる|←ここまで普通にやること ここからセクハラ扱い→|お尻触る・キス
例外として、胸はとりあえずそれっぽい理由があれば揉んだりしておk、あと精神年齢ちょい下がってるので遠慮なく抱きつきます。老若男女区別なく。
朝から夜まで街中をうろついているので、もしよろしければ容赦なく絡んでやってください。具体的には辱しめたり辱しめたり辱しめたり。



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