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連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち・秘密の裏ネタ-04

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秘密の裏ネタ 04

この話の別ver)

「男衆は何処やーっ!?」
原稿作業中に皆何処かに出掛けてしまったのか、全く人の気配がしない
あちこち走り回った辺りで、体温の上昇と共に息が荒くなってくる
「あかんっ……走り回ったせいで……薬が回ってきたんか」
どんどんと身体が熱を帯び汗ばみ、肌の感覚が敏感になっていく
動いて服や下着で肌が擦れるのでさえ、まるで異性の指が這い回るように感じるほどに
「暑ぅ……ダメや……堪え切れへん……」
重ね着していたトレーナーを脱ぎ捨て、シャツの襟元を緩め
「適当な部屋……入らんと……見られてまうやん……」
足に力が入らず、壁に背中をついてずるずるとその場に座り込み
膝を曲げたせいで穿いていたジーンズがきゅっと身体に食い込み、それだけで全身を奇妙な感覚が駆け巡る
「ダメや……これも……脱がんと……」
ボタンを外しファスナーを下ろすが、力が上手く入らずに上手く脱げず半脱ぎのまま床に転がってしまう
内股のじっとりとした感触は、既に汗だけのものではなくなっている
「あかん……あかんのに……」
濡れて敏感になった部分に、そっと手を――
「こんなとこで何やってるんだおい!?」
ふと聞こえた男の声
ぼんやりとした頭と視界で声のした方を見る
「……マッドはん」
「お前、そういうキャラじゃないだろ!? もしかして、間違って魔女の媚薬でも被ったか!?」
「媚薬……アレ……冷蔵庫にあったの……飲んでもうたねん……原液……やて」
「身内に被害出すなよあの魔女!? ああもう、確か男のキスで解けるはずだよな!? 他の連中に見つかるよりマシだろ、ちょっとだけ我慢しとぉおぁっ!?」
屈み込んでガスマスクを外そうとするマッドガッサーに、がばりと抱きつく似非関西弁女
「お、おい!? ガスマスク脱がないと……つーかやっぱ俺じゃ嫌か」
「解いちゃ……ダメや……」
媚薬の効果もあって真っ赤になった顔で
熱のせいか潤んだ瞳で
「媚薬の効果解く前に……ちょっとだけでええねん……」
「ちょちょちょちょっとだけって、おいおいおいおい!?」
黒い服の上を滑る白い指先
首筋を躍りその後を追うように唇が這う
熱い吐息が首筋を撫で、濡れた唇と舌先が喉元をくすぐる
「女っぽいトコあんまり無いし……エロ漫画なんか描いてるし……そんな女、嫌?」
「嫌とかそういうんじゃなくてだな……ああもう!」
力の入ってない似非関西弁女の身体を逆に押し倒し組み伏せ、ガスマスクを緩める
「媚薬とか記憶消去とか催淫ガスとか……そういうのは大人しくしない相手に使うんであってだな」
マッドガッサーの素顔が眼前まで迫り、似非関西弁女の顔色は更に赤みを増す
「俺が嫌いなら、このまましてもいい。そうじゃないなら……媚薬の効果を解くぞ」
「……ずるいやん、それ」
「ずるいもんか」
抵抗はされない
二人の唇がゆっくりと重ねられ、そしてすぐに離れる
「媚薬の効果は解けたか?」
「うん……でもな」
細い腕が、弱々しく背中に回され
「して欲しいのは……変わらへんのや」
抱き寄せられ、為すが侭に唇を重ねられるマッドガッサー
「ウチの事、嫌いならほっといてくれてええ……そうでないなら」
「……ずるいな、それ」
「……お互い様や」

*



流石に誰が来るかわからない廊下で事に及ぶ訳にもいかず、二人は物置部屋へと移動する
本当は寝室が良かったのだが、やはり誰かが入ってきて現場を目撃されるのはやや抵抗があった
「やっ……は……ぁ……胸、そんな……おっきくないし……弄っても……んぅっ!」
既に一糸纏わぬ姿となかった似非関西弁女の身体を、ゆっくりとその手で愛でていく
「形も良いし綺麗だし、これはこれで。なんていうか、おっぱいに貴賎無し?」
「ひゃんっ!? んっ、吸ったら、あかんっ……て……」
首筋から鎖骨、肩、腋とゆっくりと口付けしながら、乳房とその先端を丹念に唇と舌先で弄ぶ
「これぐらいの大きさでも充分こういう事できたりするし」
「んっ……顔埋めっ……揉んだり……ひゃふっ!? そないな事しながら舐めたらあかんてっ……」
「折角だから色々やりたいし、やられたくない? ちなみに俺はやりたい」
「マッドはんのばかぁ……」
両手で顔を覆いながら、敏感に反応して身体を震わせている似非関西弁女
普段の豪放な態度からは想像もつかない反応に、一度踏み込んでしまったアクセルは緩められなくなってきた
短時間とはいえ媚薬の影響で敏感になっていたせいで、まるで本当に溶けてでもいるかのように熱くなった部分にそっと触れる
「ひゃぁふっ!?」
「いやいや、まだ触っただけだから」
「う、うん……んっ! ぁっ!」
指先がつぷりと沈み込むのと同時に、声を上げて身を震わせる
ただ動かし奥を探るだけの動き一つ一つに敏感に反応し、敷かれた毛布を掴む手にぐっと力が篭る
「これだけ濡れてたら充分だろ……いいか?」
「ん……指だけやと勿体ないやん……マッドはんの……ウチの中で感じたい」
しっとりと汗ばんだ太股に割り込むように身体を重ね、ゆっくりと体重を預けるように肌を重ねる
互いの胸が触れ合い鼓動を感じ合い
「んっ……これ……今から……ウチの中に入るんや」
下腹部の茂み越しに押し付けられたマッドガッサーの脈打つものに、おずおずと触れる似非関西弁女
「大丈夫か? 今ならまだ……」
「そないな事、言わんといてな……」
身体が離れないよう、互いの鼓動をより強く感じるよう、抱き縋る腕にきゅっと力が篭る
「ウチん中……一杯にして……な?」
自然と唇を重ね合い、貪るように唇を食み舌を絡める
互いの唾液が混ざり合い淫靡な音が響く中、それとはまた違う湿った肉が触れ合う音
「んっ、は、あぁっ!」
締め付ける程度の抵抗を残し、すんなりと奥へと導き入れられる感触
「奥っ……当たって……んっ!」
仰け反りながら身体を震わせ、それと同時にきゅうっと強く締め付けられる
「や……入った……だけで……」
「もうちょっと頑張れるか?」
「ん……マッドはんの……好きなようにして……」
惚けたような、蕩けたような、そんな笑顔
ただ幸せを噛み締めている、そんな表情
「それじゃ、俺も楽しませてもらう」
「ん……あぁっ!」
身体を強く抱き締めながら、緩急を付けて内側を突き上げていく
引く動作、突く動作、一つ一つに声を上げ身体を震わせ、また合わせるかのように腰を動かし締め付ける
そんな彼女の反応の全てが、ただの欲望に任せた性行為とは違う何かを感じさせる
――ああ、本当に好かれてるんだ
突き込んだものと胸に感じるもの
両方の快感を噛み締めながら
「……っ! もう」
「いっぱい……出してぇな」
「できちゃったらまずいだろ、流石に」
「ウチは別にええけど……マッドはんが困るんやったら」
マッドガッサーは、ゆっくりと彼女の中から己を抜き放ち、その口元へと近付ける
似非関西弁女はその先端をぎこちなく口に含み、歯を立てないよう気遣いながら舌を動かす
その一生懸命な様子と感触に、ぎりぎりで抑え付けられていたものは容易に解放され
「んぷっ……ふ……ん……く……っ……」
口に含んだまま、必死に喉を鳴らして放たれたものを飲み下していく
「無理するなよ?」
「んっ……えふ……は……」
溢れるほどに出たはずのものが、申し訳程度に口元から零れて床に落ちる
「描くのとやるのは大違いやわ……結構飲み辛いんやな」
「そりゃそうだ、大体想像つくだろ」
やや呆れたように、脱いだ服のポケットから取り出したティッシュで口元を拭ってやる
「他の連中はまだ戻ってきてないよな……早いとこシャワー浴びて着替えないとな」
「せやな……あの……えーと……ごめんな、急にこんな事なってもうて」
「謝られてもな」
ぽりぽりと頭を掻きながら、ふいと視線を逸らすマッドガッサー
「今後は媚薬とかには気をつけろよ?」
「あ、うん……」
「あと、その、何だ……今度はもっと、落ち着いた時にな」
「……ん」
もう一度だけ交わされる、軽い口付け
それから二人は何事も無かったかのようにいつもの生活に戻っていく
町にトラブルを振りまくハーレム計画からいつの間にか転じた、仲間を守るための生活へと

終わり



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