○月×日 20:45 美術準備室
『……わかったわ。これから、その子たちは攻撃しないわ。「13階段」にも伝えておくから………あぁ、もう、ほら、泣きそうな声出さないで』
「………くけっ」
「………くけっ」
……逃げて、くれていなかった
あの少女が、逃げてくれていれば良かったのに
なら、どうすればいい?
あの少女達を、巻き込みたくはない
自分を救ってくれたあの少女達まで、この計画に巻き込みたくない
それに…どうも、あの少女は負傷しているらしかった
契約している都市伝説の能力を、無茶な使い方でもしたのだろうか
あの少女が、逃げてくれていれば良かったのに
なら、どうすればいい?
あの少女達を、巻き込みたくはない
自分を救ってくれたあの少女達まで、この計画に巻き込みたくない
それに…どうも、あの少女は負傷しているらしかった
契約している都市伝説の能力を、無茶な使い方でもしたのだろうか
「…………」
?、と、ジャッカロープが「爆発する携帯電話」を見あげて首をかしげる
しばし、考え込んで…「爆発する携帯電話」は、すっくと立ち上がった
しばし、考え込んで…「爆発する携帯電話」は、すっくと立ち上がった
「…ジャッカロープ……傷を治療する、用意を」
ぴすぴすぴす
ジャッカロープは、こくこくと頷いた
「爆発する携帯電話」は美術室に移動し…そっと、様子を窺った
先ほどまで、美術室前で鼠相手に戦闘していた魔女の一撃契約者の姿はない
静かに、教室の外に出る
ジャッカロープは、こくこくと頷いた
「爆発する携帯電話」は美術室に移動し…そっと、様子を窺った
先ほどまで、美術室前で鼠相手に戦闘していた魔女の一撃契約者の姿はない
静かに、教室の外に出る
「……スーパーハカー、あの子の、居場所は…」
『ショクインシツダ。キズノチリョウヲシテルゼ』
「……わかった」
『ショクインシツダ。キズノチリョウヲシテルゼ』
「……わかった」
ジャッカロープの乳で、傷を治してやらなければ
そして、改めて……街を離れるよう、伝えないと
日付が変更される、その瞬間の前に、出来る限り…街から離れるように
そして、改めて……街を離れるよう、伝えないと
日付が変更される、その瞬間の前に、出来る限り…街から離れるように
ジャッカロープを抱きかかえ、「爆発する携帯電話」は駆け出したのだった
to be … ?