元日の初詣
予想はしていた事だが、かなりの混み合いだ
花子さんと一緒に来ていたら、速攻で逸れてだな、と考えてしまう
花子さんは、赤マントや赤いはんてんと一緒に初詣に行く焼く右側をしてたらしいので、今日は一緒ではない
向こうは向こうで楽しくやっているだろう
そう考えて、俺は境内に広がる出店を見て回っていた
しばし、そうやって一人出歩いていると
予想はしていた事だが、かなりの混み合いだ
花子さんと一緒に来ていたら、速攻で逸れてだな、と考えてしまう
花子さんは、赤マントや赤いはんてんと一緒に初詣に行く焼く右側をしてたらしいので、今日は一緒ではない
向こうは向こうで楽しくやっているだろう
そう考えて、俺は境内に広がる出店を見て回っていた
しばし、そうやって一人出歩いていると
「……ん」
「あ」
「あ」
ばったりと、クラスメイトを顔を合わせた
風紀委員の、明日真だ
傍らに、振袖を着た少女が一緒にいるが…多分、彼女か誰かだろう
姉や妹、と言う感じではないし
風紀委員の、明日真だ
傍らに、振袖を着た少女が一緒にいるが…多分、彼女か誰かだろう
姉や妹、と言う感じではないし
「あけましておめでとう」
「あぁ、おめでとう」
「アスマ、知り合い?」
「あぁ、おめでとう」
「アスマ、知り合い?」
クラスメイトだ、と明日は少女に説明している
随分と、仲が良さそうな様子を見るに、やっぱり彼女なんだろう
随分と、仲が良さそうな様子を見るに、やっぱり彼女なんだろう
「獄門寺は、一人で来たのか?」
「いや、家族と来た。新年の願掛け終わったから、後は別行動だ」
「いや、家族と来た。新年の願掛け終わったから、後は別行動だ」
…正直
正直、家族と組員達と一緒の時に会わなくてよかった
心からそう思う
あの状態を見られたら引かれる
絶対、引かれる自信がある
これだけ混雑していた状態だったと言うのに、俺たちの周り、微妙に空間できてたし
…やはり、極道者は他者から拒絶されるものなのだろう
正直、家族と組員達と一緒の時に会わなくてよかった
心からそう思う
あの状態を見られたら引かれる
絶対、引かれる自信がある
これだけ混雑していた状態だったと言うのに、俺たちの周り、微妙に空間できてたし
…やはり、極道者は他者から拒絶されるものなのだろう
「迷子とか多発してるみたいだから、逸れないようにな」
後ろ向きな考えを引きずりつつ、とりあえずそう言っておいた
こう言う時はタチの悪いナンパも出没する時期だろうし
彼女持ちとしては、はぐれたくないだろうから
こう言う時はタチの悪いナンパも出没する時期だろうし
彼女持ちとしては、はぐれたくないだろうから
「あぁ、それじゃあ」
彼女と一緒にいる所を見られて、気まずかったのだろうか
足早に立ち去ろうとする明日
…あぁ、そうだ
大事な事を聞き忘れていた!
足早に立ち去ろうとする明日
…あぁ、そうだ
大事な事を聞き忘れていた!
「あ、そうだ。明日、お前、餅好きか?」
「………は??」
「………は??」
きょとん、と立ち止まる明日
手を引かれていた少女が、突然明日が立ち止まったものだから、おっとっと、と転びかけていて、明日がそれを支えてやっている
手を引かれていた少女が、突然明日が立ち止まったものだから、おっとっと、と転びかけていて、明日がそれを支えてやっている
「いや、家で餅をついたんだが…確実に、食べきれない量になったから。好きなら、少し分けようかと」
「いいのか?」
「いいのか?」
頷く
…いや、な
親父も御手洗さんも卯月さんも、みんなはりきりすぎなんだよ
どんだけ餅つけば気がすむんだよ!?ってくらい、ついたから
正直、あと2,3人くらいにも分けても問題ないくらい、あるのだ
受け取ってくれれば、大変ありがたい
…いや、な
親父も御手洗さんも卯月さんも、みんなはりきりすぎなんだよ
どんだけ餅つけば気がすむんだよ!?ってくらい、ついたから
正直、あと2,3人くらいにも分けても問題ないくらい、あるのだ
受け取ってくれれば、大変ありがたい
「くれるんなら、もらうぞ?」
「わかった。今度、家に届ける」
「は?いや、それは悪いからこっちかた受け取りに」
「届けるから」
「わかった。今度、家に届ける」
「は?いや、それは悪いからこっちかた受け取りに」
「届けるから」
…うん
家に来られるのは、まずい
大変と、まずい
だから、こっちから届けるべきだ
家に来られたら、一発アウトだから
家に来られるのは、まずい
大変と、まずい
だから、こっちから届けるべきだ
家に来られたら、一発アウトだから
「…わかった。せめて、どっかで待ち合わせしよう。家まで来てもらうのも悪いから」
「………悪い」
「………悪い」
家に来られないなら、それでも問題ない
後で待ち合わせ場所を決められるよう、携帯の番号だけ交換して、とりあえず別れた
後で待ち合わせ場所を決められるよう、携帯の番号だけ交換して、とりあえず別れた
人波の中に消えていく明日と彼女らしき少女は、しっかりと手を繋いでいて
…本当に、仲がいいのだな、と
その幸せそうな様子が、少し羨ましいのだった
…本当に、仲がいいのだな、と
その幸せそうな様子が、少し羨ましいのだった
終わる