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連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち・決戦以降-06

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 学校町 北区 古ぼけた教会にて

「おー、恵方巻きやん。買ってきたん?」
「いや、作ったんだよ」

 翼からレシピを聞いて、恵方薪を作っていた誠
 ……が、キッチンには
 誠が作っている物の他に、恵方巻きがあったのだ

「……ん?あぁ、こっちは買ってきたのだ」
「ちゃんと作るのに、既製品も買ってきたん?」
「…ちょっとな」

 っふ、と遠い目をする翼
 似非関西弁の女性は、?と、首をかしげる

「まぁ、えぇけど……今日の夕食当番うちやさかい、夕食作る頃にはキッチン明渡してな?」
「わかってる。それまでマッドとでもイチャついてろ」
「~~~~っま、誠はん!?」

 ぽっぽ、と頬を赤らめながら、キッチンを出て行く彼女
 ……まったく、羨ましい限りだ

 まぁ、いい
 自分だって、いつか、あいつをものにしてやる
 そう考えながら、料理を続ける誠の元に

「誠様ーーー!!!今日は節分!!私、鬼になりますから、是非私に豆を力いっぱいぶつけもがっ!!??」

 ----っご!!と
 突如現れたサンタ服の少女の口元に、何かが押し込められた
 誠が、手元の動きすら見えぬ速さで、少女の口にそれを押し込んだのだ

 …それは、買っておいていた、恵方巻き

「もがっ!?………もごぐ、もがっ」

 もむもむ
 反射的にか、少女はその恵方巻きを食べて…

 …………

「もごぐがっ!?」

 ビククククーーーーーン!!!???
 何か、ものっそい痙攣して、倒れた
 ピクピクと、その場で痙攣し続けている

「……さすが、噂の産物の店長お手製の恵方巻き……」

 もしもの時の武器として買っておいて良かった
 そう呟いて、誠は少女を外に投げ捨てるべく、担いで外に出たのだった




終わっちまえ




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