「主ぃ。ハッピー・バレンタイン!」
「ん?」
「ん?」
す、と
魔女の一撃から手渡されたチョコを、誠はじっと見つめた
ラッピングすらしていない、蓋が開けられた箱に入った、そのチョコ
綺麗なトリュフチョコだ
魔女の一撃から手渡されたチョコを、誠はじっと見つめた
ラッピングすらしていない、蓋が開けられた箱に入った、そのチョコ
綺麗なトリュフチョコだ
「どうしたんだ?突然」
「ひっひっひ。愛しい主にチョコを送っちゃ駄目かい?」
「ひっひっひ。愛しい主にチョコを送っちゃ駄目かい?」
けたけたと笑う魔女の一撃
まぁ、確かに、彼女は契約者の誠を好いているらしい
それは、誠もわかってはいるが…
まぁ、確かに、彼女は契約者の誠を好いているらしい
それは、誠もわかってはいるが…
そのトリュフチョコを前に、どうしたもんかと誠が思案していると
にゅい
突然現れた、煙突
そこから、赤いワンピースの巨乳少女が現れた!!!
突然現れた、煙突
そこから、赤いワンピースの巨乳少女が現れた!!!
「誠様!今日はバレンタイン!!さぁ、チョコの代わりに私をもむっ!?」
…誠の手元が、動いた事すら
魔女の一撃にも、少女にも、わからなかった事だろう
しかし、誠が持っていた小さな箱に入っていたトリュフチョコは…次の瞬間、現れた赤いワンピースの少女の口に押し込められていた
もぐもぐもぐ
前にもこんなことがあったような、と思いつつも、少女は口に入れられたチョコを反射的に、食べた
魔女の一撃にも、少女にも、わからなかった事だろう
しかし、誠が持っていた小さな箱に入っていたトリュフチョコは…次の瞬間、現れた赤いワンピースの少女の口に押し込められていた
もぐもぐもぐ
前にもこんなことがあったような、と思いつつも、少女は口に入れられたチョコを反射的に、食べた
………
…………
……………
…………
……………
きっかり、一分間の沈黙
次の、瞬間
次の、瞬間
「-----ぁはぁっ!?あ、か、体が熱い………!?」
びくんびくんびくん
何だか、性的な興奮でも覚えているかのように、少女は悶え出した
そんな様子を冷静に見下ろし…くるり、誠はこの場から逃げ出そうとしていた魔女の一撃の肩を、がしり、掴んだ
何だか、性的な興奮でも覚えているかのように、少女は悶え出した
そんな様子を冷静に見下ろし…くるり、誠はこの場から逃げ出そうとしていた魔女の一撃の肩を、がしり、掴んだ
「やっぱり、変なもん入れてやがったな?」
「ひっひ、ただの媚薬さねぇ。気持ちよくしてあげようかと思ってねぇ?」
「俺の今の本命は翼だし、そもそもロリババアに興味はないって言ってるだろ」
「ひっひ、ただの媚薬さねぇ。気持ちよくしてあげようかと思ってねぇ?」
「俺の今の本命は翼だし、そもそもロリババアに興味はないって言ってるだろ」
全く、こいつは
誠は、ため息をついて…
誠は、ため息をついて…
ニヤリ
サディスティックに笑って、魔女の一撃を見下ろした
サディスティックに笑って、魔女の一撃を見下ろした
「…こう言う事をする奴には、お仕置きしないと駄目だよなぁ?」
「!!!あ、主、ちょっと待っ……!?」
「!!!あ、主、ちょっと待っ……!?」
やりすぎた、と後悔しても、もう遅い
魔女の一撃は、誠にたっぷり「お仕置き」されたのだった
魔女の一撃は、誠にたっぷり「お仕置き」されたのだった
終われ