【電磁人の韻律詩19~依頼外来太宰紫~】
「あ~あ゛……。忙しいなコンチクショー!」
医者・太宰紫はわめいていた。
一週間ほど前から増え続けている都市伝説事件で、彼女の父の病院には沢山の怪我人が運び込まれているのだ。
簡単に言うと……、彼女はここ一週間病院から外に出ていない。
本日で徹夜三日目である。
「研修医でもこんな激務やらねえわ!ふざけんじゃねえぞ酒持ってこい酒!」
ストレスも限界まで達していた。
コツン、コツン……
リノリウムの廊下に靴音が反響する。
「……ってあら?」
可愛らしく首をかしげる。
彼女の目の前にはあり得ない物が立っていた。
骨、である。
「私ったら疲れているのね。」
柄にもなく『ワタクシ』なんて言っている。
それぐらい非日常な出来事が起きているのだ。
「いくら幽霊が出そうな病院だからってこんなそのものずばりの死神なんて出るわけが……。」
そう、彼女の目の前には大きな鎌を持った骸骨が立っていた。
ぐるりと頭蓋骨だけを回して太宰の方を見る。
そしてそのまま骸骨は何も言わずに―――言える訳無いが―――駆け寄って来るではないか。
「あ~れ~!?」
恐怖のあまり太宰紫はそのまま失神してしまった。
医者・太宰紫はわめいていた。
一週間ほど前から増え続けている都市伝説事件で、彼女の父の病院には沢山の怪我人が運び込まれているのだ。
簡単に言うと……、彼女はここ一週間病院から外に出ていない。
本日で徹夜三日目である。
「研修医でもこんな激務やらねえわ!ふざけんじゃねえぞ酒持ってこい酒!」
ストレスも限界まで達していた。
コツン、コツン……
リノリウムの廊下に靴音が反響する。
「……ってあら?」
可愛らしく首をかしげる。
彼女の目の前にはあり得ない物が立っていた。
骨、である。
「私ったら疲れているのね。」
柄にもなく『ワタクシ』なんて言っている。
それぐらい非日常な出来事が起きているのだ。
「いくら幽霊が出そうな病院だからってこんなそのものずばりの死神なんて出るわけが……。」
そう、彼女の目の前には大きな鎌を持った骸骨が立っていた。
ぐるりと頭蓋骨だけを回して太宰の方を見る。
そしてそのまま骸骨は何も言わずに―――言える訳無いが―――駆け寄って来るではないか。
「あ~れ~!?」
恐怖のあまり太宰紫はそのまま失神してしまった。
「……というわけだ。
あれが何だったのか確かめてくれないか?
君と僕との仲じゃないか!」
翌日。
太宰は父の友人に紹介された探偵事務所に足を運んでいた。
笛吹探偵事務所である。
しかし今居るのは探偵・笛吹丁ではない。
バイト探偵・明日真だ。
だから明日探偵事務所である。
「そういってもですね太宰さん。
三徹ですよ?
そんな状況で死神を見たとか言っても信じられないじゃないですか。」
「明日君、医者が三徹くらいで幻覚を見ると思うなよ!
僕の知り合いの産婦人科医は二週間眠らなかった!」
この前まで三徹なんて研修医でもやらないと言っていた人間の台詞ではない。
「それはあぶねえよ!?」
「あ、これはオフレコね。」
この物語は現実の人物・団体・事件等とはなんら関係ございません。
「私だって最初は疲れていて有らぬ物でも見たのかと思ったよ。
でもね、私が死神に会った廊下沿いの病室で患者さんが一人死んでいるんだよ。
死にかけとかだった訳ではない。むしろおかしいと思わない?」
「……それは確かに。」
「今晩、また病院に出てくるかもしれないから調査に来てはくれないかな?」
確かにそれはおかしい。
そう思って明日真は依頼を受けた。
あれが何だったのか確かめてくれないか?
君と僕との仲じゃないか!」
翌日。
太宰は父の友人に紹介された探偵事務所に足を運んでいた。
笛吹探偵事務所である。
しかし今居るのは探偵・笛吹丁ではない。
バイト探偵・明日真だ。
だから明日探偵事務所である。
「そういってもですね太宰さん。
三徹ですよ?
そんな状況で死神を見たとか言っても信じられないじゃないですか。」
「明日君、医者が三徹くらいで幻覚を見ると思うなよ!
僕の知り合いの産婦人科医は二週間眠らなかった!」
この前まで三徹なんて研修医でもやらないと言っていた人間の台詞ではない。
「それはあぶねえよ!?」
「あ、これはオフレコね。」
この物語は現実の人物・団体・事件等とはなんら関係ございません。
「私だって最初は疲れていて有らぬ物でも見たのかと思ったよ。
でもね、私が死神に会った廊下沿いの病室で患者さんが一人死んでいるんだよ。
死にかけとかだった訳ではない。むしろおかしいと思わない?」
「……それは確かに。」
「今晩、また病院に出てくるかもしれないから調査に来てはくれないかな?」
確かにそれはおかしい。
そう思って明日真は依頼を受けた。
さて、その晩。
時刻は二時半、草木も眠る丑三つ時だ。
明日は恋路と二人で夜の病院を太宰さんに案内されていた。
「昨日はこの辺りで出たんだよ。」
廃……ではないが古い病院。
そこは死神でなくても幽霊の一つや二つ、平気で出てきそうな気がした。
「アスマー、これ結構怖いんだけど……。」
明日の肩によりかかる恋路。
これではカップルの肝試しである。
「恋路ちゃんだっけ、幽霊くらいなら出るぜ、マジで。」
「出るの!?」
「出るね、ほいほい出てくる。」
「いやああああ!!!」
「あまり声を出しちゃいけない。患者さんが寝ている。」
「あ、ごめんなさい。そういえばここ廃病院じゃないんですよね。」
「うん、ちょっと後で病棟裏に来ようか。」
女性二人が漫才を始めている間に明日真は辺りを警戒していた。
非常灯の明かりだけが緑色に辺りを照らす、夜の病院の廊下。
何処に何が居ても不思議ではない。
時刻は二時半、草木も眠る丑三つ時だ。
明日は恋路と二人で夜の病院を太宰さんに案内されていた。
「昨日はこの辺りで出たんだよ。」
廃……ではないが古い病院。
そこは死神でなくても幽霊の一つや二つ、平気で出てきそうな気がした。
「アスマー、これ結構怖いんだけど……。」
明日の肩によりかかる恋路。
これではカップルの肝試しである。
「恋路ちゃんだっけ、幽霊くらいなら出るぜ、マジで。」
「出るの!?」
「出るね、ほいほい出てくる。」
「いやああああ!!!」
「あまり声を出しちゃいけない。患者さんが寝ている。」
「あ、ごめんなさい。そういえばここ廃病院じゃないんですよね。」
「うん、ちょっと後で病棟裏に来ようか。」
女性二人が漫才を始めている間に明日真は辺りを警戒していた。
非常灯の明かりだけが緑色に辺りを照らす、夜の病院の廊下。
何処に何が居ても不思議ではない。
「………う~ん。」
明日真は自分の手をジッと見詰める。
マイクロ波を屈折・反射させて一度に放出する技は溜めが必要だ。
しかし、一度溜めたら十秒以内に発射しないと今度は逆に自分の方がダメージを受ける。
だから前もって溜めておいて出会い頭に攻撃、みたいな真似はできない。
「なんでもありって訳にはいかないんだよなあ……。」
明日真の憂鬱である。
「……というわけでさ、本当に面倒だったんだよね。」
「あはははは!そりゃ面白い!」
「二人とも五月蠅い!」
「「はーい……。」」
コツン、コツン、コツン、コツン
明日に注意されて二人が静かになった瞬間、急に遠くから誰かの足音が響いてくる。
コツン、コツン
リノリウムの廊下に足音が反響する。
残響する。
「あれですか……?」
明日が小声で太宰に尋ねる。
「多分、そうだと思う。あいつに会う前に私も靴音を聞いたし……。」
コツン、コツン、コツン
「そういえば明日君。
君、仮に死神がやってきたとして倒したりなんだり出来るのかい?」
「一応神様ですけど……都市伝説ならば倒す手立てはあります。」
「ほうほう、それは一体?」
明日真は銃弾を一つ取り出した。
明日真は自分の手をジッと見詰める。
マイクロ波を屈折・反射させて一度に放出する技は溜めが必要だ。
しかし、一度溜めたら十秒以内に発射しないと今度は逆に自分の方がダメージを受ける。
だから前もって溜めておいて出会い頭に攻撃、みたいな真似はできない。
「なんでもありって訳にはいかないんだよなあ……。」
明日真の憂鬱である。
「……というわけでさ、本当に面倒だったんだよね。」
「あはははは!そりゃ面白い!」
「二人とも五月蠅い!」
「「はーい……。」」
コツン、コツン、コツン、コツン
明日に注意されて二人が静かになった瞬間、急に遠くから誰かの足音が響いてくる。
コツン、コツン
リノリウムの廊下に足音が反響する。
残響する。
「あれですか……?」
明日が小声で太宰に尋ねる。
「多分、そうだと思う。あいつに会う前に私も靴音を聞いたし……。」
コツン、コツン、コツン
「そういえば明日君。
君、仮に死神がやってきたとして倒したりなんだり出来るのかい?」
「一応神様ですけど……都市伝説ならば倒す手立てはあります。」
「ほうほう、それは一体?」
明日真は銃弾を一つ取り出した。
「これは死神だろうとなんだろうと一発で倒してしまう魔法の銃弾です。
オリハルコンだかで出来ているらしく、貴重なので一発分しか持ってきていません。
まあ出会い頭にこれを銃に込めて撃てばなんとか……。」
「無理だったら?」
「逃げる。」
「ずいぶん行き当たりばったりだね。」
コツン、コツン、コツン、コツン
足音はすぐそこの曲がり角まで近づいている。
「アスマ、こんどこそ来るよ。」
全員に緊張が走る。
明日は笛吹から貰った銃に弾を入れる。
廊下の曲がり角を曲がる影。
明日は片手を構えて待つ。
「おや、そこで何をしているんだい?」
「お、お父様!?」
「……………………え?」
曲がり角から現れたのは太宰の父だった。
「もしかして笛吹探偵事務所の方かな?
ずいぶん若いようだが……。」
「えっと明日真と申します。こっちは助手の恋路です。」
「明日……何時かの怪我人じゃないか!腕は大丈夫だったのかい?」
怪我で人を覚えているらしい。
「おかげさまで……、ありがとうございました。」
ぺこりと頭を下げる明日真。
オリハルコンだかで出来ているらしく、貴重なので一発分しか持ってきていません。
まあ出会い頭にこれを銃に込めて撃てばなんとか……。」
「無理だったら?」
「逃げる。」
「ずいぶん行き当たりばったりだね。」
コツン、コツン、コツン、コツン
足音はすぐそこの曲がり角まで近づいている。
「アスマ、こんどこそ来るよ。」
全員に緊張が走る。
明日は笛吹から貰った銃に弾を入れる。
廊下の曲がり角を曲がる影。
明日は片手を構えて待つ。
「おや、そこで何をしているんだい?」
「お、お父様!?」
「……………………え?」
曲がり角から現れたのは太宰の父だった。
「もしかして笛吹探偵事務所の方かな?
ずいぶん若いようだが……。」
「えっと明日真と申します。こっちは助手の恋路です。」
「明日……何時かの怪我人じゃないか!腕は大丈夫だったのかい?」
怪我で人を覚えているらしい。
「おかげさまで……、ありがとうございました。」
ぺこりと頭を下げる明日真。
「じゃあなにかい?君たちはバイトしているのかい?」
数分後、一行は太宰紫の父である太宰竜之介を加えて廊下を歩いていた。
「都市伝説絡みっぽい事件だけですけどね。」
「ふふーん……。やはりあそこの所長は面白い。そういう商売か。」
「会ったことあるんですか?」
「まぁ一応ね。面白い、見ている分には非常に面白い男だよ。
私とは相容れないタイプの人間だとは思ったがね。」
「はぁ……。」
「ところで君は将来何になりたい?」
「え、……将来ですか。」
「興味が沸いた。私は老若男女問わず、始めて会った人間には聞いているんだ。」
「俺は正義の味方になりたいんですよ。」
「ほう、正義の味方か。私と同じだ。」
「そうなんですか?」
「ああ、子供の頃から正義の味方に憧れていた。
だから私は医者になったんだよ。」
「命を救いたくてですか?」
竜之介は何も言わずに静かに笑った。
数分後、一行は太宰紫の父である太宰竜之介を加えて廊下を歩いていた。
「都市伝説絡みっぽい事件だけですけどね。」
「ふふーん……。やはりあそこの所長は面白い。そういう商売か。」
「会ったことあるんですか?」
「まぁ一応ね。面白い、見ている分には非常に面白い男だよ。
私とは相容れないタイプの人間だとは思ったがね。」
「はぁ……。」
「ところで君は将来何になりたい?」
「え、……将来ですか。」
「興味が沸いた。私は老若男女問わず、始めて会った人間には聞いているんだ。」
「俺は正義の味方になりたいんですよ。」
「ほう、正義の味方か。私と同じだ。」
「そうなんですか?」
「ああ、子供の頃から正義の味方に憧れていた。
だから私は医者になったんだよ。」
「命を救いたくてですか?」
竜之介は何も言わずに静かに笑った。
結局、その晩は何も出なかった。
午前四時くらいまで彼らは夜の病院を回ったが結局本当に何も出なかったのだ。
「まあそう毎日出るってもんでもないですしね。」
「そうだね……、おかしいなあ?」
首をかしげる太宰。
「死神だの何だの言っている暇があったら一人でも多くの患者を救うことを心がけろ。」
コツン、と彼女の頭をこづく竜之介。
「お父様、そうは言ってもこれだって立派な人助けです!」
「ったく……。
明日君、恋路ちゃん、娘のワガママにつきあってもらって申し訳ない。
春休みの遊興費と正義の味方になる為の前準備代わりに受け取ってくれ。
あと、私の話し相手になってくれたお礼だ。」
ポン、と封筒を渡す。
「え、こんなに不味いですよ。結局何もしていないのに!
所長に依頼を完璧にこなしていないのにお金を貰うわけには……。」
「いや、良いんだよ。受け取ってくれ。
志を同じくする若人に、ちょっとしたお小遣いだ。
要らないなら適当な所に募金でもしてくれ。」
「解りました……。」
それじゃあ、と言って太宰竜之介はそのまま病院の中に消えてしまった。
紫も竜之介に付いていった。
恐らく徹夜四日目に入るのだろう。
お疲れ様です、としか言いようがない。
明日と恋路は仕方がないのでバイクで帰ることにしたのである。
午前四時くらいまで彼らは夜の病院を回ったが結局本当に何も出なかったのだ。
「まあそう毎日出るってもんでもないですしね。」
「そうだね……、おかしいなあ?」
首をかしげる太宰。
「死神だの何だの言っている暇があったら一人でも多くの患者を救うことを心がけろ。」
コツン、と彼女の頭をこづく竜之介。
「お父様、そうは言ってもこれだって立派な人助けです!」
「ったく……。
明日君、恋路ちゃん、娘のワガママにつきあってもらって申し訳ない。
春休みの遊興費と正義の味方になる為の前準備代わりに受け取ってくれ。
あと、私の話し相手になってくれたお礼だ。」
ポン、と封筒を渡す。
「え、こんなに不味いですよ。結局何もしていないのに!
所長に依頼を完璧にこなしていないのにお金を貰うわけには……。」
「いや、良いんだよ。受け取ってくれ。
志を同じくする若人に、ちょっとしたお小遣いだ。
要らないなら適当な所に募金でもしてくれ。」
「解りました……。」
それじゃあ、と言って太宰竜之介はそのまま病院の中に消えてしまった。
紫も竜之介に付いていった。
恐らく徹夜四日目に入るのだろう。
お疲れ様です、としか言いようがない。
明日と恋路は仕方がないのでバイクで帰ることにしたのである。
その晩。
太宰竜之介は夜の病院を徘徊していた。
今日は緊急外来に患者が来ることもなく静かだ。
「来い、【病院の死神】。」
彼の纏う白衣から黒い霧のような物が噴き出す。
それはひたすら黒く重たい印象を与える。
病院に現れる死神の契約者は彼だった。
「124番、意識が戻る可能性も無いのに無駄な延命治療が行われている。殺す。」
「534番、権力者の息子の為に犯罪を犯しても匿われている。面会謝絶ということで警察の追求を逃れている。殺す。」
「374番、事故で重たい障害を負った為に自ら死を望んでいる。殺す。」
「全員、私がこの手でこの能力で、責任を持ってあの世に送ろう。」
黒い霧は止めどなく噴き出して彼を包み込む。
白衣は墨で染めたように黒く色づき、さながら死神の衣装のようだ。
「いずれも死こそが救いになる人間だけだ。」
霧が晴れると、其処にいたのは穏やか老人ではなく、どちらかと言えば冷たい瞳をした若者だった。
「そもそも、人が人の命をどうこうできるなどと思ってはいけない。
おこがましい。
でも……、それでもだよ。どうこうする人間は必要だ。」
自分に対して言い訳するように彼は呟く。
いつも持っている骸骨の仮面を彼は装着した。
太宰竜之介は夜の病院を徘徊していた。
今日は緊急外来に患者が来ることもなく静かだ。
「来い、【病院の死神】。」
彼の纏う白衣から黒い霧のような物が噴き出す。
それはひたすら黒く重たい印象を与える。
病院に現れる死神の契約者は彼だった。
「124番、意識が戻る可能性も無いのに無駄な延命治療が行われている。殺す。」
「534番、権力者の息子の為に犯罪を犯しても匿われている。面会謝絶ということで警察の追求を逃れている。殺す。」
「374番、事故で重たい障害を負った為に自ら死を望んでいる。殺す。」
「全員、私がこの手でこの能力で、責任を持ってあの世に送ろう。」
黒い霧は止めどなく噴き出して彼を包み込む。
白衣は墨で染めたように黒く色づき、さながら死神の衣装のようだ。
「いずれも死こそが救いになる人間だけだ。」
霧が晴れると、其処にいたのは穏やか老人ではなく、どちらかと言えば冷たい瞳をした若者だった。
「そもそも、人が人の命をどうこうできるなどと思ってはいけない。
おこがましい。
でも……、それでもだよ。どうこうする人間は必要だ。」
自分に対して言い訳するように彼は呟く。
いつも持っている骸骨の仮面を彼は装着した。
「さぁ、【正義の味方】を始めよう。」
太宰竜之介―――正義の味方―――は夜中に歩く。
正義の味方に正義の味方は倒せない。
「私はあの頃願った正義の味方になれたのだろうか?」
天を仰ぎ、彼は問うた。
【電磁人の韻律詩19~依頼外来太宰紫~fin】
正義の味方に正義の味方は倒せない。
「私はあの頃願った正義の味方になれたのだろうか?」
天を仰ぎ、彼は問うた。
【電磁人の韻律詩19~依頼外来太宰紫~fin】