「世話になったねぇ」
「姐ちゃん、これからどうするんだ?」
「どうするのー?」
「どうするのー?」
舞とリカちゃんの問いかけに、マドカはそうさねぇ、と笑う
「翼の事も心配だけど……その前に、バカ亭主がやらかしている事を止める方が、先みたいだからねぇ?」
「相手の能力に不明な点が多い。無理はしない方がいい」
「なぁに、あたしだって都市伝説契約者さ。そう簡単にやられたりしないよ」
「相手の能力に不明な点が多い。無理はしない方がいい」
「なぁに、あたしだって都市伝説契約者さ。そう簡単にやられたりしないよ」
Tさんの言葉に、カラカラとそう答えてきたマドカ
ようやくタバコを取り出し、火をつけようとしている
ようやくタバコを取り出し、火をつけようとしている
「…そう言えば、姉ちゃんの契約都市伝説って、何なんだ?」
「ん?……あぁ、そう言えば、話していなかったねぇ?」
「ん?……あぁ、そう言えば、話していなかったねぇ?」
舞の言葉に、タバコに火をつけようとしていた手を止めて
ニヤリ笑って、マドカは続ける
ニヤリ笑って、マドカは続ける
「そうさね…泊めてもらった恩だ。見せてあげるよ、あたしの契約都市伝説の力」
マドカがそう言った、次の瞬間
辺りが、強い光に包み込まれた
「へ?」
きょとん、としている舞
光が消えた、その時……マドカの手に、持っていたはずのタバコが、消えていた
光が消えた、その時……マドカの手に、持っていたはずのタバコが、消えていた
「あれー??」
リカちゃんも、首をかしげる
光で視界が遮られたのは、ほんの一瞬
マドカが、身に纏っている服のどこかにタバコを隠す事は不可能
足元に落とした、という訳でもない……彼女の足元に、タバコは落ちていない
光で視界が遮られたのは、ほんの一瞬
マドカが、身に纏っている服のどこかにタバコを隠す事は不可能
足元に落とした、という訳でもない……彼女の足元に、タバコは落ちていない
火がついていなかったあのタバコは、どこに消えた?
「……なるほど」
「え?Tさん、わかったのか?」
「恐らく、だが」
「え?Tさん、わかったのか?」
「恐らく、だが」
…………………………ではないか?と
尋ねたTさんに、マドカは笑った
尋ねたTさんに、マドカは笑った
「---ビンゴ。よくわかったねぇ?」
「まぁ、タバコがどこに消えたのか、から予測したまでだが」
「まぁ、タバコがどこに消えたのか、から予測したまでだが」
からから笑いながら、マドカは新たなタバコをとりだした
火をつけ、咥える
火をつけ、咥える
「生物、無生物問わず、ほぼ問答無用で発動できるよ。まぁ、それしかできないんだがね」
「充分、強力だろう」
「充分、強力だろう」
問答無用で発動すると言う事は、問答無用で相手を無力化できる能力なのだ、マドカの契約都市伝説は
むしろ……そのまま、相手を殺す事も可能な力
なるほど確かに、自分の身を護る事は可能だ
油断さえ、しなければ
むしろ……そのまま、相手を殺す事も可能な力
なるほど確かに、自分の身を護る事は可能だ
油断さえ、しなければ
「何かわかったら、伝えてくれるかい?」
「了解した。そちらも、何かわかったらすぐに伝えてもらえるとありがたい」
「あぁ、任せとくれ」
「了解した。そちらも、何かわかったらすぐに伝えてもらえるとありがたい」
「あぁ、任せとくれ」
それじゃあ、と
舞達に別れを告げて、立ち去るマドカ
舞達に別れを告げて、立ち去るマドカ
…彼女が立っていた場所から、ほとんど離れていない位置の壁から
まるで、そこを作る際に埋め込まれていたかのように……タバコのフィルターが、ほんの少し、はみ出ていた事に
その時、舞ははじめて気づいたのだった
まるで、そこを作る際に埋め込まれていたかのように……タバコのフィルターが、ほんの少し、はみ出ていた事に
その時、舞ははじめて気づいたのだった
to be … ?