------その、瞬間
「ーーーーーーーーーーっ!!??」
ぞくり
上田は、全身に悪寒を感じた
上田は、全身に悪寒を感じた
「笛吹さん、どしたの?」
「……奴が……奴が、来る……!」
「奴??」
「……奴が……奴が、来る……!」
「奴??」
迫ってくる
奴が、迫ってくる
その気配を、確かに感じたのだ
奴が、迫ってくる
その気配を、確かに感じたのだ
どこだ?
どこから来る?
どこから来る?
視線を彷徨わせた、直後
それは、どこからともなく、やってきた
それは、どこからともなく、やってきた
「はぁう……っ、ね、猫耳かぁいい……っ!!お、おおおおおお、お持ち帰りぃいいいいいい!!!!!!!」
「みぎゃあああああああああああああ!!??」
「みぎゃあああああああああああああ!!??」
逃げ出そうとしたが、もう遅い
すでに、上田は彼女の射程圏内に入ってしまっている
すでに、上田は彼女の射程圏内に入ってしまっている
目にも止まらぬスピード
都市伝説に頼らずとも、都市伝説と戦えるだけの身体能力で、一瞬で間を詰めてくる
都市伝説に頼らずとも、都市伝説と戦えるだけの身体能力で、一瞬で間を詰めてくる
っひょい、と
決して小柄ではない上田の体が……あっさりと、持ちあげられた
そのまま、連れ去られる!
決して小柄ではない上田の体が……あっさりと、持ちあげられた
そのまま、連れ去られる!
「みゃーーーーーーっ!?」
「う、笛吹さーーーんっ!?」
「っちょ、エリカさーーーーんっ!?」
「う、笛吹さーーーんっ!?」
「っちょ、エリカさーーーーんっ!?」
友と…上田を連れ去った女性に反応した翼が、止める間もなく
最終兵器彼女、玄宗 エリカが、上田をいずこかへと運んでいってしまったのだった
最終兵器彼女、玄宗 エリカが、上田をいずこかへと運んでいってしまったのだった
「直希、お前の姉がまた何かやらかしたみたいだぞ?」
「はて、僕には何も見えないが。マステマと一緒にデートしているはずの姉さんがここにいるはずあるまい。いたとしたら、あのヘタレ堕天使、いい加減姉さんの手綱を握れるようになれと言うのだ」
「はて、僕には何も見えないが。マステマと一緒にデートしているはずの姉さんがここにいるはずあるまい。いたとしたら、あのヘタレ堕天使、いい加減姉さんの手綱を握れるようになれと言うのだ」
明らかに、自らの姉がやらかしたその光景の前に
直希は、ノンストップで料理を食べつつ、全力で知らん振りを決め込んだのだった
直希は、ノンストップで料理を食べつつ、全力で知らん振りを決め込んだのだった
おわれ