「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 夢幻泡影-32

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匿名ユーザー

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――――――――メロ―――――――









―――――メロ―――――ヤヨ――――――









    目 覚 め ろ 、 黄 昏 裂 邪 よ !


(裂邪>うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! 折角人がいい気持ちで寝てんだ静かにしやがれ!! 

ありったけの怒りを込めて吼える。
俺がいたのは真っ暗な空間。 感覚からして、夢の中らしい。
しかし、「猿夢」のような都市伝説の気配は感じない。 もっと、別な―――

(???>ようやくか・・・

さっきの声。しわがれた男性の声。 目を凝らすと、闇の中に1人、老人がいた。
長い白髪、蓄えられた白い口髭・・・そしてどう見ても、この世の者じゃない気配。

(裂邪>・・・爺さん、誰?
(爺さん>その前に儂の問いに答えろ。 何ゆえ貴様は夢の中で自由に動けるのだ?話せるのだ?
(裂邪>ん?あぁ、リムと契約したらいつの間にか、ね。
    答えてやったぞ、俺の質問にさっさと答えて寝かせろジジイ
(爺さん>フフフ・・・どうやら着々と儂の計画の準備が整いつつあるようだな・・・
(裂邪>ハァ?計画? とりあえず日本語でおk
(爺さん>今は分からなくても良い。 時が来れば分かることd
(裂邪>寝るぞ!?俺はもう寝るぞ!?早く何者か答えろよクソジジイ!?
(爺さん>・・・それぐらいは教えてやろうか・・・儂は貴様の先祖だ。
(裂邪>そうかそうかご先祖様か、ならお年玉をよこsって先祖ぉ!?

頭ン中がパニックだ、ちと整理

(裂邪>・・・よしOK、あんたは俺の、つまり黄昏家の先祖だ、と?
    じゃあそのご先祖様が何しにここへ?
(先祖>貴様の状態を見に来た。 どのような「神」の力を宿しているかを
(裂邪>「神」?
(先祖>現に貴様も従えておるだろう? 4つの「神」を、な?

まさか・・・都市伝説か? そんな昔っからあったのか凄ぇな都市伝説
それを置いといても

(裂邪>んなこと知って何になるんだ? 冥土の土産にでもするつもり?
(先祖>・・・・・・・

急にご先祖様が黙りこくった・・・いや、笑っている
眼孔を怪しく光らせて、不気味に笑ってやがる

(裂邪>・・・何、だよ?
(先祖>フフフフフ、なぁに簡単な事だ。 儂は、「神」になりたいのだ。

「神」ってことは・・・都市伝説に、「なる」?

(裂邪>どういう意味d―――
(先祖>儂は嘗て、我が身に宿した「神」と一つになる事ができた。
    その力で、儂はこの世界を支配しようと企んだ。

都市伝説と1つに?

(先祖>だが気づいた時は遅かった。 儂の体は既にぼろぼろに朽ちていたのだ。
    だから儂は我が意志を、我が子孫に託した。

―――しかし

(先祖>儂の願いは・・・時が経つにつれて消えてしまったのだ!

暗闇だけが広がるこの空間が、突然どよめく。波打つ。揺れる。

(先祖>儂は呪ったぞ、我が子孫達を・・・転機が訪れるまではな
(裂邪>転機?
(先祖>それが裂邪、貴様だ
    貴様は今まで儂が見てきた子孫の中で唯一、儂と同等・・・
    いやそれ以上に、「神」と同化する力に長けている! 身に覚えがあるだろう?

やっぱり・・・『シャドーズ・アスガルド』か・・・

(先祖>やはりな。 故に貴様が「神」の力を得れば得るほど、貴様は数多の「神」と一つになることができるのだ。
    そして・・・貴様の体を、儂が借りる。
(裂邪>なっ・・・
(先祖>そうすれば、儂が死して尚、長年願い続けてきた世界征服の夢を果たせる!
    儂がこの世の頂点に君臨するのだ!
    さぁ、我が希望、黄昏裂邪よ! 「神」の力をその身に宿し、儂に力を差し出せ!
(裂邪>・・・・・・

そうか・・・そういうことだったのか・・・

(裂邪>ウヒヒヒヒヒヒ・・・ヒハハハハハハハハハ!
    ようやく分かったぜ・・・これで何もかも吹っ切れた!
(先祖>フフフ、そうだその意気だ! 儂も貴様には期待しておるぞ―――
(裂邪>理夢ゥ! こんな下らねぇ夢喰っちまえ!
(理夢>OKィ!

スッ、と闇の中から白い獣が現れたかと思うと、それはすぐに消え、
直後にこの闇もまた、徐々に消え始めた。

(先祖>何!? き、貴様ァ!
(裂邪>そうか・・・両親があんななのに何故俺みたいなワルが生まれたのか理解に苦しんだが・・・
    お前のその歪んだ思想という名の呪いの所為だった訳だ。
    そして今ここに誓おう。 世界征服なんて御免だ!
(先祖>ば、馬鹿な!? 貴様は儂の血を完全に引き継いでいた筈・・・!?
(裂邪>俺はなぁ、他人に命令されんのが大ッ嫌いなんだ!
    それに、お前はどうだったか知らんが、俺はこれまでに色んな人に出会った
    エーテルさん、翼の兄ちゃん、幸太、望ちゃん―――挙げ出したらキリがねぇ
    俺はその人達に出会って、初めて人の温もりを感じた
    誰にも愛されなかった俺を、1人の人間として接してくれたんだ!
    そんな人達がいるこの世界を手に入れるなど、はらわたが煮えくり返るわぁ!
(先祖>貴様ァ! 儂に・・・先祖に逆らおうというのか!?
(裂邪>あぁ! 命を懸けてかかって来い! お前なんかにゃ俺はゼッテェ倒せねぇ!
    俺には仲間が・・・家族がいる!
(先祖>クッ・・・愚か者が・・・まぁ良い、今は退こう。まだ手はある
    だが忘れるな! 儂は必ず、貴様を使って「神」となる!
    楽しみにしておけ、黄昏裂邪・・・!
(裂邪>一昨日来やがれ! 『夢喰らい』!

バクッ!!




そこで俺は目が覚めた。 外はやや明るくなっている。
俺はミナワを起こさないようにベッドから降り、思いっきり背伸びをした

(裂邪>ゔ・・・あぁ、ヤな目覚めだ
(リム>お疲れさんだバク
(裂邪>あぁ、全くd・・・あれ、記憶があるぞ?
(リム>ちょっと特異な夢だったバクよ。魔術的なものだったバクから
(裂邪>マジかよ・・・どうせ忘れるからってちょっとクサめの台詞吐いたのに・・・
(リム>バククク・・・
(裂邪>ハッ!? お、お前まさか!?
(リム>みーんなー起っきるーバクー♪
(裂邪>このヤロォォォォォォ!?

 ・・・でもあのジジイの捨て台詞が気にかかる
「まだ手はある」、か・・・

   ...END

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