「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 夢幻泡影-35c

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Retsuya

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だれでも歓迎! 編集
(裂邪>こ・れ・で最後(レッツト)だ、っと

俺は最後のバランクスを、右足で踏み潰した
やっぱり大した事無かった、町で時々出会う都市伝説より弱かったかなぁ

(裂邪>よし、お前らご苦労さん
(ミナワ>ご主人様が一番お疲れでしょう?少しお休みになってくださいよ

くるくると『バブロッド』を回し、それを縮めてベルトに引っ掛けながら、ミナワは提案した
やっぱりこの子は俺のことをよく分かってる
俺の嫁はこいつしかいない。今日も赤いスカートからちらつく艶やかな太ももが眩しいぜ
さて、

(裂邪>そうだな・・・理夢、その状態、あと何分保てる?
(理夢>その前に聞け主。戦ってる途中に気づいたんだが、
    どうやらこの空間は夢の中に似てるらしくてな? 俺様の夢の力が減らねぇんだ
(裂邪>マジで?じゃあこの世界でお前はずっと俺の足代わりになれる訳か
(理夢>そういうことになrってテメェ!?

俺は敵が落とした金とアイテムを拾い集め、
あと俺のキャラが持っていた金とアイテムも回収した後、ミナワと一緒に理夢に飛び乗った

(裂邪>ヒッハハー、とりあえず出口探そうや
    マップがないから勘で探ってね☆
(ウィル>旦那!?
(ミナワ>そ、それはいくらなんでも無茶ですよ!?
(理夢>・・・いや、主に似た匂いが残ってやがる・・・これを辿れば着くかも知れねぇ
(裂邪>さっすが理夢!そこに痺れる憧れるぅ! んじゃレッツゴー♪

理夢は1つ溜息をついて、森の中を歩き出した








何分歩いただろうか。一向に外の光は見えない
そういやこの世界に時計なんてあったかな?
ま、そんなことより

(裂邪>シェイド
(シェイド>何ダ?
(裂邪>俺達は今、この世界―――『COA』の中の世界にいるわけだが、
    これは一体何の都市伝説なんだ?

さっきから気になっていた疑問を、シェイドに投げかける
が、

(シェイド>・・・オ前、本気デ言ッテルノカ?
(裂邪>は?

まさかの質問返しだった

(ウィル>どういうことでい?
(ミナワ>シェイドさんは何かご存知なんですか?
(理夢>ぁんだ、テメェ等まで知らなかったのか
    この『COA』っつぅゲームは、幾つもの都市伝説の集合体だ
    最近じゃこのゲームをプレイしてる奴等が次々と意識を失っちまうって噂が立ってる
(裂+ミ+ウィ>ハァ!?

はぁ、とシェイドと理夢は溜息をついた

(シェイド>・・・マサカ本気ダッタトハ・・・
(ウィル>だ、旦那は今までそんなとんでもねぇ代物を・・・
(裂邪>ち、ちと待てよ? てことは俺は今巨大な都市伝説の腹ン中にいるようなもんだと?
(シェイド>極論ダガ、ソウナルナ
(ミナワ>そんな・・・こ、この世界から出られないんですか?
(シェイド>分カラン。我々ハ裂邪ガコノ世界ニ連レ込マレタ事デ侵入デキタガ、
      ソノ逆モ恐ラク同ジ手順ヲ踏マネバ・・・
(裂邪>つまり、俺が脱出しなきゃならない、か・・・

あぁ、こんな時ローゼちゃんがいたらなぁ
あの子の空間跳躍能力、あれがあったら出られるのに
会えたらいいな、なんて、そんな都合のいい話無いだろうけど
ん?

(裂邪>理夢
(理夢>んぁ?敵か?
(裂邪>・・・いや、そっちの方に行ってくれ

何か、小さな気配を感じた
理夢がゆっくりと、俺の指示した方向へ歩いてゆく

(理夢>ッ!
(ミナワ>きゃっ・・・
(ウィル>お・・・女の子でい!

深い、青い髪の幼女が、そこに倒れていた
俺は飛び降りて、すぐに彼女が呼吸をしているか確認した
 ・・・よかった、息はあるみたいだ

(裂邪>お嬢ちゃん!お嬢ちゃん!?

胸を叩きながら、耳元で呼びかける
授業で習った心肺蘇生法がここで役立つとは思わなかった
何故か後ろから変な視線を感じたが、一刻を争う事態だ、そんなことはどうでもいい
何度か呼びかけていると、

(幼女>ん・・・
(裂邪>目を覚ましたか!?
(幼女>・・・えっと、貴方は・・・
(裂邪>話は後だ、ミナワ!アイテムバッグから『回復薬』を取ってくれ!
(ミナワ>は、はい!

ごそごそと、バッグの中から指示されたものを取り出すと、ミナワはすぐにそれを俺に手渡した
俺は貰った薬を、そっと幼女の口に運んだ
こく、こく、と喉の音がなる

(幼女>・・・うえっ、苦ぁい・・・
(裂邪>すまない、これしか無くてなぁ・・・

へぇ、『回復薬』って苦いのか

(幼女>あれ?
(裂邪>元気になったみたいだな
(幼女>・・・あの、どうもありがとう
(裂邪>気にすんなって。お嬢ちゃんは誰かとはぐれたのか?
(幼女>ううん、私は1人。 いきなり、ゲームの中に吸い込まれちゃって・・・

一瞬、空気が張り詰めた
まさか、この子も・・・?

(幼女>あはは、こんなこと言っても信じてくれないよね・・・
(裂邪>いや、信じるよ。俺だって、ついさっき同じ方法でここに来たんだ
(幼女>え!?
(裂邪>これから、このゲームから出る為の手がかりを探す為にひとまず町に行くつもりだ
    君も一緒に来ないか?・・・っつっても、女の子1人置いておく訳にはいかないけど

幼女は、暫く俯いて考えた後、顔を上げて頷いた
立てるかどうかを確認した後、俺は彼女の手を引いて立ち上がらせた
しかし、小学校低学年くらいの女の子なのに、黒いスーツを着ている
親は何か変な趣味でもあるのだろうか
そんなことを考えつつ、俺は彼女を理夢に乗せた―――

(裂邪>そうだ、君、名前は?
(幼女>私?・・・ライサ。 ライサ・ルイプキン。

   ...to be Continued

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