「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 夢幻泡影-35d

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Retsuya

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だれでも歓迎! 編集
(ミナワ>・・・お姉様? お姉様がいらっしゃるんですか?
(ライサ>うん!本当のじゃないけど、私にはお姉様がいっぱいいるの!
(裂邪>姉貴か、いいなぁ・・・俺、姉が欲しいなって昔考えた事があるんだ
(シェイド>ハァ!?貴様ガ!?
(理夢>嘘だろおい・・・世界がひっくり返るぜ?
(裂邪>俺そこまで重罪!?凹むわガチで・・・orz
(ウィル>普段が普段でやすしねぇ;

いつの間にやら打ち解けちゃった
まだ出会って10分経ってないのにさ

(裂邪>しっかし近くにあるなら言ってくれたらいいのにさ~
    この木の実、『回復薬』ほどじゃないけど結構HP回復するんだぜ?
    それにこれ・・・結構甘いし♪
(ミナワ>ホントですね♪ 理夢さんもどうですか?
(理夢>おぉ、サンキュー・・・うおマジか!?美味いし力が漲る様だぜ!
(ライサ>あ、そーいうのなんていうか知ってるよ!
     えっと、えっと・・・『二石一鳥』!
(裂邪>そうそう、それっ!あっクソ外した!
    もう1回・・・それっ! おっしゃゲットォォォ!命中率50%ー!
(ライサ>違うかなぁ・・・あ、『五石零鳥』!
(裂邪>な・・・んだ・・・と・・・5個同時に投げたのに全部避けやがった!?
    恐るべし・・・恐るべし白い悪魔かっこニワトリかっことじ・・・
(ライサ>ん~・・・『一隻登頂』!
(裂邪>信じられるか?海に浮かべたのに山登りだぜ?
    こりゃノアの箱舟かっての!それより漁に行かせろよ!
(ライサ>『隕石絶頂』!
(裂邪>いやぁぁぁぁぁぁぁ落ちちゃうぅぅぅぅぅあたし落ちちゃうよぉぉぉぉぉ!
    地球にぃ!地球にぃっ落ちちゃううぅぅぅぅうあぁぁぁあぁぁぁ!!!
(ライサ>『戸籍都庁』!
(裂邪>いや『一石二鳥』だからね!?使い方あってるのに全然違うからね!?
(シェイド>長イワァ!?
(ウィル>乗りボケ!?
(ミナワ>というか小さな子供の前で何やってるんですか!?
(裂邪>いやぁついつい、ね、ヒハハハハw

あ、笑ってくれた
やっぱりロリのゲフンゲフン、女の子の笑顔は良いなぁ、こっちが元気付けられる

(シェイド>言イ直シテモ大シテ変ワランゾ?
(裂邪>ほっとけ

 ・・・ところで、まだ出られないのか・・・結構歩いたと思うんだが
と、疑問に思ったその時

(ウィル>ん! 旦那ァ、ここを真っ直ぐ行きゃぁ、もう出口でい!
(裂邪>本当か!さすが種類が何かよく分からん鬼火のウィル!
(ウィル>・・・それって褒めてるんでやすか?
(裂邪>俺の全力の褒め言葉だ(キリッ
    理夢!お前も全力で走れ!
(理夢>『も』!? テメェの全力と俺様の全力を一緒にすんな!

とも言いつつ猛スピードで駆け抜ける理夢
突然走られても困るんだが
こっちはミナワとライサちゃんを抱き止めとかねばならないし・・・何というご褒美
シェイドの拳骨を3回喰らった所で、俺達はこの鬱蒼と生い茂った鬱陶しい森から抜け出しt―――

(シェイド>裂邪!
(裂邪>チッ、またアラクネー達か!?

違う
それは人の形をしていた
槍を持っていた
剣を持っていた
斧を持っていた
でも人ではない
体を覆う厚い鱗
薄い膜が張った大きな翼
鋭い目
鋭い歯
鋭い爪
人よりも、神に近いその生命体は


(裂邪>竜人(ドラゴニュート)!? Lv100以上の雑魚敵がなんでこんな初期ステージに!?
(シェイド>マズイノカ?
(裂邪>少なくとも、さっきの虫けらなんかじゃ比にならねぇ
    中級者になりたての奴等がちょっとてこずる程度の強さだ!
(理夢>テメェみてぇな奴か!?
(裂邪>うるせぇよ!?つぅか御託はいいから! ミナワ!
(ミナワ>はいご主人様! ライサちゃん?少し我慢していて下さいね?
(ライサ>う、うん! 頑張って!

ミナワは『バブロッド』を変形させ、大きなシャボン玉を作ってライサちゃんを包んだ
これで彼女は大丈夫だ
さてと、敵は3体、こいつらをどう片付けるか―――よし、シナリオ完成
俺は右手を右耳近くに持っていき・・・パチン、と指を鳴らした

作戦開始

(裂邪>『シャドーズ・アスガルド』!
(ウィル>『朱雀』!

黒い影が俺を包む
赤い炎の鳥が舞う

斧と剣を持った竜人達が、それぞれの得物を振りかぶる
何とか爪で抑えたが、やはり2対1はきついらしい、抑えるのが精一杯だ
まずは斧を持った竜人の顔めがけて膝蹴りを当てる―――怯んだ
剣を持った片割れが、再び剣を振りあげるが
俺は、斧を持った奴の背後に周った
血の噴出す音
ゲームの中とは分かっていても、心底吐き気がする
今度は剣を持った奴の後ろに周った
案の定、こいつらは単純だった
体液が飛び散る
これで少し楽になった
俺は2体の傷口を、両手の黒い爪で抉った

一方ウィルは、槍を持った敵の相手をしていた
あの槍野郎は最初からウィルを狙っていたが、相手が悪すぎた
ウィルは実体を持たない
故に、いくら槍を突こうが薙ごうが、ウィルには傷1つ与えられない
その間にも、ウィルは竜人に体当たりし、翼で体を掠め、
じわじわと、相手の体力を奪っていく
既に敵の鱗の数箇所は、黒焦げか火傷になっていた

ところで、今ここで戦闘に参加していない奴がいるんだが、誰かお判りかな?
そう、ミナワと理夢だ
2人は一体、何処で何をしているのか
その答えは――――――こうだ

(裂邪>やれ!『ハイストレーネ』!!

俺が空に向けて叫んで数秒後
遥か上空から降ってきたのは、矢のような無数の氷

実は先程、理夢がミナワを乗せてこの真上を飛行し、
上空でシャボン玉を凍らせて、その破片を真下に降らせたのだ
ミナワ達がどれだけ上空まで行ったか知らない
しかし、空から何か落とせば―――大体、分かるだろう
空から降るのは白く冷たい雨、地に流れるのは赤く“熱い涙”―――『ハイストレーネ』

一帯が血の海になる時間はあまりにも早かった
竜人共はピクリとも動かない
後悔したのは、ライサちゃんにショッキングな光景を見せてしまったことだ
 ・・・と思い、彼女に目を向けたが、何も感じてはいない様子
むしろ、俺達が勝ったことを祝福してくれているようだった
こういう光景を、見慣れているのか・・・?

(ミナワ>よっと・・・ご主人様、大丈夫ですか!?
(裂邪>あぁ、何度も何度もすまんな、お前ら
(ウィル>全くでい、ゲームの中ってのはなかなか調子が出やせんねぇ・・・

ウィルの言葉に軽く笑いつつ、俺はシェイドとの融合を解いた

(理夢>おい、あの小娘も出してやんねぇと
(ミナワ>ライサちゃん、もう大丈夫ですからね~

ミナワが、ライサを守るシャボン玉に触れた瞬間だった

(ライサ>ッ! お姉ちゃん!
(裂邪>ミナワ!危ない!
(ミナワ>ッ!?

甘かった
槍を持った竜人が息を吹き返し
その武器を構え、ミナワに向けてその切っ先を突きたてようとした



が、
槍の先が、彼女に届く前に
俺は鎌の一閃によって、奴の首をはねた

(ミナワ>・・・ぁ・・・
(裂邪>ふぅ・・・大丈夫かミナワ?
(ミナワ>・・いえ、その・・・ご主人、様?
(裂邪>ッヒヒヒ、無事で良かった

俺は胸に深く突き刺さった槍を引き抜いた
生温い液体が、体を伝って流れてゆく



あぁ、これが、“死”か?



(シェイド>裂邪!?
(ミナワ>ご主人様ぁ!!!

体の感覚が無い
でもどうやら抱き止められたらしい
ミナワが泣いている
そりゃそうか

(裂邪>ウヒヒヒ・・・悪ぃ、ドジった・・・
(ミナワ>もう喋らないで下さい!これ以上話したら―――
(裂邪>いやぁ・・・もう、持たんよ、多分・・・
(理夢>なっ・・・じ、冗談は止せよ主!
(ウィル>旦那ァ! 旦那は・・・旦那は、自然を守るんじゃなかったんでやすか!?
(裂邪>ゲフッ・・・ウィル・・・約束、守れなくてごめんなぁ
    理夢も、結局扱き使、ってばっかだっ、たっけ・・・

やべぇ、目が霞んできた
声出すのも億劫になってきた

(裂邪>ミナワぁ・・・俺は死んでも、お前を想う気持ちは、永遠だからな・・・
(ミナワ>いや・・・そんなの、いやですよ・・・
(裂邪>・・・それと、シェイド・・・長い間、ご苦労だった
    お前といた時間・・・無性に、楽しかった
(シェイド>・・・クッ・・・最期マデ、ラシクナイコトヲ・・・
(裂邪>ヒヒ・・・ごめっ・・・先、逝くわ・・・ありが・・・
(ミナワ>嫌!逝かないで裂邪!!

あ、名前、言ってくれた
惜しいなぁ・・・笑ってる時に呼んで欲しかった・・・

しまった、父さんや母さんにどうやって伝えよう
正義は、大丈夫だろうか
チッ、意識が・・・遠のいて・・・


―――ありがとう、皆

   ...

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