気が付くと、俺達は我が家の前に立っていた
どうやら無事に戻ってこられたらしい
どうやら無事に戻ってこられたらしい
(裂邪>おぉ、久々の我が家だ!
(ウィル>数時間しか経ってねぇ気がしやすが;
(ローゼ>おほほほほ、お役に立てて何よりですわ♪
(ミナワ>ありがとうございますローゼさん!
(シェイド>スマンナ、マタ助ケラレテシマッタ
(ローゼ>お礼なんてとんでもないですわ~
こちらこそ、ライサちゃんを見つけて下さって、何とお礼を言えばいいか・・・
(リム>ま、困った時はお互い様ってことバクね
(裂邪>ホントにありがとうローゼちゃん
複雑そうになってるけど、仕事頑張ってくれよ!
何かあったら、俺達も手ぇ貸すからさ!
(ローゼ>こちらとしては、民間の方に手を借りるようなことにはならないようにしたいのだけど・・・
その時は、よろしくお願いしますわ♪
(リム>もうオイラはゲームの中なんて懲り懲りバクよ・・・心臓に悪いバク
(ミナワ>あははは・・・;
(裂邪>あ、丁度いいや。ここ、俺ん家なんだけど、お茶でも飲んでく?
(ローゼ>ん~、でも早く本部に戻りませんと・・・
(裂邪>デスヨネー。じゃあせめて住所だけでも
(ウィル>数時間しか経ってねぇ気がしやすが;
(ローゼ>おほほほほ、お役に立てて何よりですわ♪
(ミナワ>ありがとうございますローゼさん!
(シェイド>スマンナ、マタ助ケラレテシマッタ
(ローゼ>お礼なんてとんでもないですわ~
こちらこそ、ライサちゃんを見つけて下さって、何とお礼を言えばいいか・・・
(リム>ま、困った時はお互い様ってことバクね
(裂邪>ホントにありがとうローゼちゃん
複雑そうになってるけど、仕事頑張ってくれよ!
何かあったら、俺達も手ぇ貸すからさ!
(ローゼ>こちらとしては、民間の方に手を借りるようなことにはならないようにしたいのだけど・・・
その時は、よろしくお願いしますわ♪
(リム>もうオイラはゲームの中なんて懲り懲りバクよ・・・心臓に悪いバク
(ミナワ>あははは・・・;
(裂邪>あ、丁度いいや。ここ、俺ん家なんだけど、お茶でも飲んでく?
(ローゼ>ん~、でも早く本部に戻りませんと・・・
(裂邪>デスヨネー。じゃあせめて住所だけでも
と、俺は我が家の住所の書かれたメモをローゼちゃんに手渡した
(ローゼ>あらぁ、ありがと~
今度会う時は、美味しいお茶を持って参りますわ♪
(裂邪>おう、楽しみにしてるぜー
あぁそうだ、シェイド、影の世界の扉開けろ
(シェイド>ム? 何故ダ?
(裂邪>ローゼちゃんの能力って、他の異空間に入らないと移動できないんでしょ?
(ローゼ>・・・あらあら、もしかしてバレてしまいましたの?
(裂邪>いや、もしかしたらアレかなー、って
でも知らないことにしとくから安心して。ほら、早く戻んないと
(ローゼ>そうですわね。 では皆さん、ごきげんよ~
今度会う時は、美味しいお茶を持って参りますわ♪
(裂邪>おう、楽しみにしてるぜー
あぁそうだ、シェイド、影の世界の扉開けろ
(シェイド>ム? 何故ダ?
(裂邪>ローゼちゃんの能力って、他の異空間に入らないと移動できないんでしょ?
(ローゼ>・・・あらあら、もしかしてバレてしまいましたの?
(裂邪>いや、もしかしたらアレかなー、って
でも知らないことにしとくから安心して。ほら、早く戻んないと
(ローゼ>そうですわね。 では皆さん、ごきげんよ~
ローゼちゃんは赤いカーテンのようなものを作り出し、忽然と消えてしまった
(リム>うぅ~、ところであのお姉さんって何と契約してるバクか?
一々体がムズムズするバクけど
(裂邪>ウヒヒヒヒヒ・・・ま、何れわかるって
んじゃ、そろそろ部屋に戻って『COA』再開としようk
一々体がムズムズするバクけど
(裂邪>ウヒヒヒヒヒ・・・ま、何れわかるって
んじゃ、そろそろ部屋に戻って『COA』再開としようk
頭頂部に衝撃
先程から殺気を感じていたので、恐らくミナワによる強襲だろう
尤も、この後起こる展開として予測できるのは、
「さっき吸い込まれたばかりなのにまだする気なんですか!?」みたいな怒りの言葉だろう
だがその答えは意外にも
先程から殺気を感じていたので、恐らくミナワによる強襲だろう
尤も、この後起こる展開として予測できるのは、
「さっき吸い込まれたばかりなのにまだする気なんですか!?」みたいな怒りの言葉だろう
だがその答えは意外にも
(ミナワ>あれ?
少し間の抜けたような疑問の言葉だった
どうかしたのか?と訊こうとしたが、見るだけで解せた
この世にあってはならないものが、ここにある
ゲームの世界でミナワに渡した『バブロッド』が、しっかりと彼女の手に握られていた
どうかしたのか?と訊こうとしたが、見るだけで解せた
この世にあってはならないものが、ここにある
ゲームの世界でミナワに渡した『バブロッド』が、しっかりと彼女の手に握られていた
(裂邪>・・・何で?
(ミナワ>さ、さぁ・・・私にもわかりません・・・
(ウィル>ゲームの中のアイテムは現実にも持ってこられるんでやすかねぇ?
(裂邪>それはないと思うぜ?現に俺が持ってたアイテムバッグはここにないし
(ミナワ>さ、さぁ・・・私にもわかりません・・・
(ウィル>ゲームの中のアイテムは現実にも持ってこられるんでやすかねぇ?
(裂邪>それはないと思うぜ?現に俺が持ってたアイテムバッグはここにないし
首を捻りながら、しばらく考える
すると、何かに気づいたのか、ミナワが「あ、」と小さく声をあげる
すると、何かに気づいたのか、ミナワが「あ、」と小さく声をあげる
(ミナワ>こ、これ・・・都市伝説の気配がします
(裂邪>マジで!?何の!?
(リム>いや主が作ったんだバクよね!? 何で作ったかくらい分からないバクか!?
(裂邪>そ、それもそうか・・・作ったってもゲームの中だぜ?
「ロンギヌスの鉱石」っつってさ・・・「ロンギヌスの槍」の素材になったって奴よ
超超レアアイテムで、バカみたいな高値で買った奴なの
さっき蓮華ちゃんにあげたマンドラゴラもその時に――――――あ゛
(ウィル>どうかしたんでい?
(裂邪>そ、そういや、あのマンドラゴラからも都市伝説の気配がしてたんだ・・・
もしかして、レアアイテムの中には都市伝説も混じってんのか?
(シェイド>都市伝説ト言エバ、裂邪ヨ、急イデ部屋ニ戻ッタ方ガイイカモ知レンゾ
(裂邪>ハァ?何で―――って早々に都市伝説!?しかも俺の部屋に!?
シェイド!もう1回『シャドーダイブ』だ!
(裂邪>マジで!?何の!?
(リム>いや主が作ったんだバクよね!? 何で作ったかくらい分からないバクか!?
(裂邪>そ、それもそうか・・・作ったってもゲームの中だぜ?
「ロンギヌスの鉱石」っつってさ・・・「ロンギヌスの槍」の素材になったって奴よ
超超レアアイテムで、バカみたいな高値で買った奴なの
さっき蓮華ちゃんにあげたマンドラゴラもその時に――――――あ゛
(ウィル>どうかしたんでい?
(裂邪>そ、そういや、あのマンドラゴラからも都市伝説の気配がしてたんだ・・・
もしかして、レアアイテムの中には都市伝説も混じってんのか?
(シェイド>都市伝説ト言エバ、裂邪ヨ、急イデ部屋ニ戻ッタ方ガイイカモ知レンゾ
(裂邪>ハァ?何で―――って早々に都市伝説!?しかも俺の部屋に!?
シェイド!もう1回『シャドーダイブ』だ!
既に話したと思うが、影の中から行った方が少々早い
俺達は黒い空間を泳ぐように進み、俺の部屋に飛び出した
そこには
俺達は黒い空間を泳ぐように進み、俺の部屋に飛び出した
そこには
(レイ>あ、おにーちゃん!
(メリー>遅い!こいつらが何者か教えなさい!
(メリー>遅い!こいつらが何者か教えなさい!
白い着物を着たロリっ子――レイちゃんと、ピンクのドレスを着たロリっ子――メリーさん
そして・・・マントの男と白衣の男、パーカーを着た男と女子校生と白いワニがいた
マントは「赤マント」、白衣は注射持ってるから「注射男」、
白ワニは以前俺が殺した筈だった「下水道に棲む白いワニ」だろうが、あとの2つが分からない
それよりも、5つもの野良都市伝説が俺の部屋にいたので、思わず腰を抜かしてしまった
暗殺か? 殿でもなければ王でもない、世界征服も遥か昔に諦めたこの俺を今更暗殺か?
速やかに戦闘態勢をとるシェイド達。やはりこいつらは頼りになる
と、「赤マント」らしき男が、口を開いた
そして・・・マントの男と白衣の男、パーカーを着た男と女子校生と白いワニがいた
マントは「赤マント」、白衣は注射持ってるから「注射男」、
白ワニは以前俺が殺した筈だった「下水道に棲む白いワニ」だろうが、あとの2つが分からない
それよりも、5つもの野良都市伝説が俺の部屋にいたので、思わず腰を抜かしてしまった
暗殺か? 殿でもなければ王でもない、世界征服も遥か昔に諦めたこの俺を今更暗殺か?
速やかに戦闘態勢をとるシェイド達。やはりこいつらは頼りになる
と、「赤マント」らしき男が、口を開いた
(赤マント>君が黄昏裂邪くんか!?
(裂邪>へ?いやそうだけど・・・
(シェイド>何者ダ?
(注射男>君に頼みがある!
(女子高生>・・・・・・・・・・・・!
(パーカー>・・・・・・・・・・・・!
(白ワニ>シャァァァァ! シャァァァァァァァ!!
(裂邪>へ?いやそうだけど・・・
(シェイド>何者ダ?
(注射男>君に頼みがある!
(女子高生>・・・・・・・・・・・・!
(パーカー>・・・・・・・・・・・・!
(白ワニ>シャァァァァ! シャァァァァァァァ!!
口々に、俺に訴えかけてる・・・んだと思う
女子高生とパーカーの男と白ワニも、何かを訴えかけているようなのだが・・・
女子高生とパーカーの男と白ワニも、何かを訴えかけているようなのだが・・・
(裂邪>・・・いや何か喋れよ!!
(理夢>【少年くん達がゲームの中に飲み込まれちゃったの!】
【恐らく『カップ・オブ・アイオーン』の仕業だ!】
【フレンドを助けたいんだ!手伝ってくれブラザー!!】だそうだ
(メリー>貴方何で分かるの?
(理夢>夢喰ってたら、夢見てた奴の母語とかがわかるんだよ。その影響だろ、多分
(レイ>少年くんってだれー??
(裂邪>・・・その白ワニがあの時の奴なら・・・正義か!
(ミナワ>ご主人様の弟さんも・・・ゲームの中に・・・!?
(ウィル>それも“達”ってぇと・・・何人か巻き添えを喰らってるようでい
(パーカー>・・・・・・・・! ・・・・・・・・・! ・・・・・・・・・!!
(理夢>【彼等は拙者達の恩人なんだ!
後生の頼み、聞いてくれ! 今は、御主の力が必要なんだ!!】だとよ
(裂邪>恩人・・・ッ!
(理夢>【少年くん達がゲームの中に飲み込まれちゃったの!】
【恐らく『カップ・オブ・アイオーン』の仕業だ!】
【フレンドを助けたいんだ!手伝ってくれブラザー!!】だそうだ
(メリー>貴方何で分かるの?
(理夢>夢喰ってたら、夢見てた奴の母語とかがわかるんだよ。その影響だろ、多分
(レイ>少年くんってだれー??
(裂邪>・・・その白ワニがあの時の奴なら・・・正義か!
(ミナワ>ご主人様の弟さんも・・・ゲームの中に・・・!?
(ウィル>それも“達”ってぇと・・・何人か巻き添えを喰らってるようでい
(パーカー>・・・・・・・・! ・・・・・・・・・! ・・・・・・・・・!!
(理夢>【彼等は拙者達の恩人なんだ!
後生の頼み、聞いてくれ! 今は、御主の力が必要なんだ!!】だとよ
(裂邪>恩人・・・ッ!
なるほど
こいつらは、あいつの説教に負けた連中
人を襲って、あるいは殺して過ごしていた日常を、いい意味でぶち壊された連中
それが、こんなに
あいつの勝利の証が、こんなに
あいつの、努力の証・・・
こいつらは、あいつの説教に負けた連中
人を襲って、あるいは殺して過ごしていた日常を、いい意味でぶち壊された連中
それが、こんなに
あいつの勝利の証が、こんなに
あいつの、努力の証・・・
(裂邪>・・・・ハァ
(注射男>頼みを・・・聞いてくれるか?
(裂邪>とりあえず、これだけはわかっといてくれ
俺は、正義の奴が大ッ嫌いだ
(注射男>頼みを・・・聞いてくれるか?
(裂邪>とりあえず、これだけはわかっといてくれ
俺は、正義の奴が大ッ嫌いだ
場が、一気に凍りついた
(メリー>ち、ちょっと裂邪!
(ウィル>旦那ァ! 折角こうして旦那を頼って来たんでい!なのにそれは―――
(ウィル>旦那ァ! 折角こうして旦那を頼って来たんでい!なのにそれは―――
俺は携帯電話を取り出し、ある人物にかけた
とはいっても、この状況で手を借りれるのは、あの子しかいない・・・また迷惑かけちまうな
とはいっても、この状況で手を借りれるのは、あの子しかいない・・・また迷惑かけちまうな
(ローゼ>《どうかなさいましたの?》
(裂邪>悪ぃローゼちゃん、俺の弟が『COA』に吸い込まれちまったらしいんだ
(ローゼ>《えぇ!?》
(裂邪>俺はあいつを助けたい。だから、君の能力で俺を送ってくれないかな?
(ローゼ>《・・・分かりましたわ。すぐにそちらに向かいますわ》
(裂邪>ありがとう、恩に着るよ
(裂邪>悪ぃローゼちゃん、俺の弟が『COA』に吸い込まれちまったらしいんだ
(ローゼ>《えぇ!?》
(裂邪>俺はあいつを助けたい。だから、君の能力で俺を送ってくれないかな?
(ローゼ>《・・・分かりましたわ。すぐにそちらに向かいますわ》
(裂邪>ありがとう、恩に着るよ
俺は通話を切った
シェイドとミナワは小さく溜め息をついた
どうやら2人にはバレていたらしい
シェイドとミナワは小さく溜め息をついた
どうやら2人にはバレていたらしい
(パーカー>・・・・・・!!
(裂邪>シェイド!ウィル! 空間開く準備だ!
(シェイド>了解シタ
(ウィル>が、がってんでい! 旦那、さっきはすいやせん!
(裂邪>シェイド!ウィル! 空間開く準備だ!
(シェイド>了解シタ
(ウィル>が、がってんでい! 旦那、さっきはすいやせん!
ウィルが強く輝き、俺の背後に大きな影ができた
(裂邪>さぁ、とっとと入れ。安心しろ、向こうに行ったら出してやる
確かに、俺は正義が嫌いだ
けどな、それでもあいつは俺の、たった一人の弟なんだよ!
確かに、俺は正義が嫌いだ
けどな、それでもあいつは俺の、たった一人の弟なんだよ!
...To be Continued