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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 我が願いに踊れ贄共・頭のあったかい子-07

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 ニーナを保護して、数日がたった

「お帰りなさい」
「うん、ただいま」

 星が、借りた物件に帰ると、ニーナが出迎えてくれるようになった
 部屋はきちんと掃除されているし、夕食の準備もちゃんとしてくれている
 どうやら、星が帰る時間に合わせて、家事をしてくれているらしい
 探し物は、日中行っているようだ

「お風呂も沸かしていマスが、食事とどちらを先にしマスか?」
「ん~…お腹すいてるし、食事が先かな」
「では、用意してきマスね」

 てちてちと、キッチンに向かうニーナ
 その後姿を見送りながら

「………意識してないんだろうなぁ」

 と
 星は小さく、苦笑した


「それにしても、ずいぶんと家事が手馴れてるね」

 夕食も終わり、風呂も済ませた後
 何気なく、星はニーナにそう言ってみた
 教会での奉仕活動を思い出すと言っていたから、単に慣れているのだろうか
 そう考えると

「はい。カイン司祭の下で、家事は完璧に覚えました」

 と、返事が返ってくる

「カイン司祭?」
「そうデス。私に、戦闘技術を初めとして、たくさんの事を教えてくださった方デス」

 戦闘技術、と、やや引っかかる言葉は出たものの
 どうやら、その人を尊敬しているようだ

「へぇ、じゃあ、家事もその人から?」
「いいえ」

 ふるふる
 はっきりと、ニーナは首を左右に振った

「…カイン司祭は、尊敬できる方なのデスが……ご自分の私生活は…と、言うか、家事はまったく出来ないお方でした。料理をすれば怪我をし、食器を洗ったり掃除をすれば食器や家具を壊し…」
「………それは酷い」

 なるほど
 単に、覚えらざるをえなかっただけか

「そ、それでも!尊敬できるお方なのデス。エイブラハム司祭様の次に尊敬しているのデス」

 カインという人物をフォローするように、そう言うニーナ
 必死な様子が、微笑ましい

「そうか、尊敬できる人の下につけたことは、幸運だよね」
「はい!」

 どこか誇らしげに、微笑むニーナ
 その様子は、歳相応の少女そのものだ

 その胸元で揺れる木で作られたロザリオを、星は何気なく見つめた

(これが、都市伝説っぽいんだよなぁ…それっぽい気配がするし)

 一緒に生活し始めてわかったが、能力を使わなくとも、何となくそれが感じ取れるのだ
 実際、使っているところでも見ない限り、何の都市伝説かはわからないが…

(契約者、なんだよなぁ……何か変なオカマに探されてるって言うし、おかしな事に巻き込まれないといいんだけど)
「??どうかしましたか?」
「ううん、何でもないよ」

 首をかしげるニーナの様子に、星は適当に誤魔化してみせた
 ……この少女が、おかしな事に巻き込まれなければいい
 そうは、思うのだが

(……多分、もう巻き込まれているんだろうね)

 もしくは
 この少女事態が、何かの事件の引き金となってしまうのか
 どちらかなのだろう、と
 そう、感じ取れてしまうのだった





to be … ?




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