…雪が、舞う
「積もるでしょうかねぇ」
「かもね、一晩中ふるって予報だったし」
「かもね、一晩中ふるって予報だったし」
学校町北区 古びた教会の中の、マリの自室
そこで、マリは留美と共に、雪ふる外の様子を眺めていた
ベッドに腰掛、両脚の間に留美を座らせ、背後から抱きしめている状態
腕の中の体温が、心地いい
そこで、マリは留美と共に、雪ふる外の様子を眺めていた
ベッドに腰掛、両脚の間に留美を座らせ、背後から抱きしめている状態
腕の中の体温が、心地いい
「クリスマス礼拝、お疲れ様」
「留美さんこそ。手伝っていただき、ありがとうございました」
「留美さんこそ。手伝っていただき、ありがとうございました」
そっと、留美の額に口付けるマリ
……そして
ぼふり、留美をベッドに押し倒した
一瞬で、司祭の姿から、人狼の姿に戻っている
……そして
ぼふり、留美をベッドに押し倒した
一瞬で、司祭の姿から、人狼の姿に戻っている
「もう、こっちの姿でもいいだろ?」
「ふふっ、そうね」
「ふふっ、そうね」
留美は笑って、マリの首に腕を絡める
しっかりと密着して、そっと口付けた
しっかりと密着して、そっと口付けた
「…私から、あなたへのプレゼントは、私自身。どうぞ、お気に召すままに」
「そりゃどうも」
「そりゃどうも」
留美の言葉に、ニヤリ、笑うマリ
その指先が留美の頬を撫で、そのまま首筋へと降りて
さらにさらに降りて、留美の服に手をかける
その指先が留美の頬を撫で、そのまま首筋へと降りて
さらにさらに降りて、留美の服に手をかける
「俺から、お前へのプレゼントは………お前を、たっぷり気持ちよくしてやる事、でいいか?」
「……もう」
「……もう」
くすくす、微笑む留美
ほんのり、頬を赤く染める
ほんのり、頬を赤く染める
「もちろん、最高のプレゼントよ。ありがとう」
「ん、どういたしまして」
「ん、どういたしまして」
二人で、幸せに、笑いあって
雪降るホワイトクリスマス
その寒さに、負けないような熱い夜を、二人は過ごしたのだった
雪降るホワイトクリスマス
その寒さに、負けないような熱い夜を、二人は過ごしたのだった
もげろと言いつつ終わる