《雨男》
突然だが、ぼくはおかしな都市伝説に気に入られている。
その都市伝説の名は『雨男』。
能力はその名の通り、雨を降らすこと。
どんなにセクシーなお天気お姉さんが晴れの予報をしようとも、てるてる坊主をぶら下げて家族みんなでピクニックを楽しみにしようとも、必ず雨が降る。
晴れてる日もあるじゃないかと言いたいだろうが、それは能力を発動させていなかっただけに過ぎない。
その都市伝説の名は『雨男』。
能力はその名の通り、雨を降らすこと。
どんなにセクシーなお天気お姉さんが晴れの予報をしようとも、てるてる坊主をぶら下げて家族みんなでピクニックを楽しみにしようとも、必ず雨が降る。
晴れてる日もあるじゃないかと言いたいだろうが、それは能力を発動させていなかっただけに過ぎない。
さらに言うと、この能力をぼくは制御できていない。
それもそのはず、ぼくは『雨男』と契約はしていないのだ。
実体がない『雨男』とぼくは意思の疎通が取れていない。ただ一方的に気に入られ、一方的に能力を行使されている。
それもそのはず、ぼくは『雨男』と契約はしていないのだ。
実体がない『雨男』とぼくは意思の疎通が取れていない。ただ一方的に気に入られ、一方的に能力を行使されている。
いつ、どのタイミングで、『雨男』が能力を発動させようとしているのかが全然わからない。
真夏だろうが真冬だろうがいついかなる時も、『雨男』は突然能力を発動させる。
ま、能力を発動させると言えば聞こえはいいが、実際のところ雨を降らせるだけなのだが。
真夏だろうが真冬だろうがいついかなる時も、『雨男』は突然能力を発動させる。
ま、能力を発動させると言えば聞こえはいいが、実際のところ雨を降らせるだけなのだが。
だから学校帰りの今も。
傘を持ってきていないというのに突如雨が降ってきた。
ちなみに天気予報の降雨確率はゼロパーセント。
勿論置き傘なんてあるわけがない。
つまり、濡れて帰る羽目になったということだ。
畜生、『雨男』の野郎め。会うことがあったらぶっ飛ばしてぎっちょんぎっちょんにしてやる。
だから都市伝説なんて曖昧で不可解なものは大嫌いなんだ。
傘を持ってきていないというのに突如雨が降ってきた。
ちなみに天気予報の降雨確率はゼロパーセント。
勿論置き傘なんてあるわけがない。
つまり、濡れて帰る羽目になったということだ。
畜生、『雨男』の野郎め。会うことがあったらぶっ飛ばしてぎっちょんぎっちょんにしてやる。
だから都市伝説なんて曖昧で不可解なものは大嫌いなんだ。
――と、雨降る外を見ながら内心で悪態をついていると、隣の席の子が一緒に入る? と誘ってくれた。
雨の日も悪い日ばかりじゃなさそうだ。
ありがとう、都市伝説。
いつか会えたらマックでも奢ってやるよ。
いつか会えたらマックでも奢ってやるよ。