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連載 - 何でも屋ミルク・クロウ-04

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【何でも屋ミルク・クロウ…九重現る】

空に雨雲がちらほらと見える中…
「何…だよ…コレ?」
…たまにしか来ないミルク・クロウの幽霊社員は呟いた。

ひっくり返った机、床に散乱する紙、少しひび割れた天井、全て割れた窓。
さながら台風の後のようだ
「イテテ…直ぐに追いかけなきゃ…あいつ等を」
奥のキッチンから腹を擦って出てきた烏龍に彼は直ぐ様声を掛ける
「大丈夫か烏龍!?…何が有ったんだよ?」
「おぉ…二週間ぶりだナ豆腐?」
「豆腐じゃねぇよ俺は東風志代だって何回言ったら分かるんだよ…ってコントしてる場合じゃねぇだろ」
「分かってるアルよ…実は」
ひと悶着、休憩を挟んで烏龍は話し出した…

~数十分前~

「客…来ねぇなぁ」
「大河…それは言わない約束アル…」
退屈そうに呟く大河とそれを宥める烏龍
「そういえば今日は珍しく皆揃ってるわねぇ」
呑気にソファーに寝転がっている真白が言った。
「アイヤー?でも豆腐はいないアルよ」
「東風君?彼はしょうがないわよ日中は能力柄、中々外に出れないんだから」
女の子らしい雑談ではないがお喋りを始める四人
「あーでも…やっぱ暇だn」

ガシャンッ…

大河が再びぼやこうとした瞬間言葉がガラスの割れた音で遮られる。
「何アルか!?…のわっ!」
「な、何よ…きゃっ!?」
次の瞬間には二~三個の人影が窓から侵入し、その内の一つが烏龍にドロップキックを決めていた。
そして一番窓に近いアカネが振り返ろうとしたが即座にスーツの男に押さえ込まれてしまった。
「はじめまして契約者揃いの何でも屋…ミルク・クロウの皆様。私、九重グループ社長…ココノエと申します」
アカネを押さえたままスーツの男はニコニコとした顔で名乗る。
「九重グループ…確か最近急成長した会社ね…で、その社長様とやらが私達に何の用よ?」
アカネや臨戦体勢の大河がココノエを睨み付ける
「おぉ、怖い恐い…まぁ単刀直入に言うとですね。この土地を買い取r「断る」…おやおや」
アカネが直ぐ様話に割り込む。
「迅速で素早いご決断でございますすね…なら此方も実力行使と行かせて頂きましょう」
「けっ、契約者を四人も相手にして勝てるとでも?」
大河の腕がだんだんと赤く染まる。
「そうですねぇ…確かにあまり利口とは言い難い…なので今回は『人質』と『逃走』を使わせていただきます」
男が隙を見てアカネの口にハンカチを当て更に掴んだまま窓からジャンプする。
「なっ、アカネ(ちゃん)っ!?」
大河と真白が驚いたの同時に巨大な怪鳥が現れ、男とアカネを背に乗せた。
「それではまたお会いしましょう。あ、お越しの際は九重グループ本社へと渡す事務所の権利書を忘れずに」
怪鳥が羽ばたき始め飛び立とうとしている
「逃がすかよっ!」
半鬼人と化した大河がココノエに向かい跳躍する…しかし
「イカセナイ…お前ジャマだ」
その赤鬼はぼろぼろの毛布を来た女に止められた
「手前ぇ…どけよ」
「どかない…ソレガ九重の命令ダカラ」
女は即座にしゃがみ、先ほど烏龍を吹き飛ばしたように自分の足を大河の腹に向かって突き出す。
「なっ…がはっ………待ちや…がれ」
かなりの力で天井に叩き付けられた大河が起き上がる頃には、既に怪鳥はビルへ飛び去っていた…

~現在~

「…という訳アル」
「話からしてお前気絶してたのに、やけに詳しいな?」
「それは真白がメモを残していったからナ」
ポケットのメモを東風に見せつけ
「そうか…で、メモから読み取ると鬼島と黒川さんは九重ビルに殴り込みと言うことか」
「あぁ、早く烏龍達も行くヨ!」
「いや待て…そいつ等はアカネさんを人質に取ってるんだろ?」
事務所から出ようとする烏龍を呼び止め尋ねる東風
「そ、そうだヨ…アカネ心配ネ」
「多分、あちら側にアカネさんがいる限るいくら俺達が強くても最終的には勝てない…だから俺に考えがある…」


~九重ビル社長室~

「んっ…ここは…っ」
暫くして目を覚ましたアカネだったが、椅子に縛り付けられて身動きが取れなかった。
「お目覚めですか大事な人質のアカネ様?…今から貴方のお仲間が我が社の『製品』に潰されるのが見れますよ…クフフ」
そんなアカネの前でココノエが大型モニターの前で手を広げていた。

邪悪な笑顔で…楽しそうに

【何でも屋ミルク・クロウ…九重現る】

(続く)


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