「うー!おねーちゃん、早く、早くー!」
「あ…そ、そんなに手を引っ張らなくても…」
「あ…そ、そんなに手を引っ張らなくても…」
うーうー!
お菓子の箱を持った少年が、無邪気に女性の手を引いている
待ちきれない、そんな様子の無邪気な笑顔
…でも、待ちきれないのは、こちらの女性も同じ
ちょっとした悪戯を共有しているような、そんな表情
お菓子の箱を持った少年が、無邪気に女性の手を引いている
待ちきれない、そんな様子の無邪気な笑顔
…でも、待ちきれないのは、こちらの女性も同じ
ちょっとした悪戯を共有しているような、そんな表情
「…あ、あそこ。灯りが灯ってるよ」
女性の後ろをついてきていた、人形を持ったふわふわした金髪の少年が、指差した先
古ぼけた、もう長い間使われていないであろうビルの、その一角に…ぽぅ、と灯りが灯っている
古ぼけた、もう長い間使われていないであろうビルの、その一角に…ぽぅ、と灯りが灯っている
「うー!あそこー!あそこにみんな居るー!うーうー!」
早く早く!と少年が女性の手を引く
少年に手を引かれ、女性は幽霊少年と共に、その廃ビルへと入り込んでいった
少年に手を引かれ、女性は幽霊少年と共に、その廃ビルへと入り込んでいった
……時は夕刻
宴の時は、近い
宴の時は、近い