黒服Hと呪われた歌の契約者 16
(ドクターより)
「…あ~、そうかい、あちらさんはそう言ったか………うん、まぁ、こっちで時間見つけて、俺が話してみるわ……平和を望むんなら、「首塚」相手は接触しないのが一番だ、ってな。関わらないのが一番平和だよ、あそこは」
呪われた歌の契約者からの報告に答える黒服
二言三言、さらに告げた後電話を切り………周囲に誰もいないのを確認し、他の番号にかける
二言三言、さらに告げた後電話を切り………周囲に誰もいないのを確認し、他の番号にかける
『…あぁ、旦那か?俺だ………………あぁ、そうだ。そっちとしてはどう思う?……………そう、か。ぶっちゃけ、俺一人じゃ「第三帝国」相手まで対処するのは無理だぜ?ゲデの野郎に、そっちは任せる。もしくは、もうちょい人送ってくれや。俺は「組織」で手一杯だ』
フランス語で、しばし会話を続け…時折、しゅるりと髪を伸ばしつつ
「薔薇十字団」への連絡を終えて、黒服は伸びをする
「薔薇十字団」への連絡を終えて、黒服は伸びをする
「…ほんっとう、カオスな現状になってきたよ、この街は」
これからどうなるやら、そう考えながらも…どこか、他人事のように構えながら、彼は「組織」本部内の…とある上層部メンバーの部屋の中へと、入っていったのだった