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あぶなげな三重奏~trio~

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あぶなげな三重奏~trio~ ◆UcWYhusQhw



暗がりの中にポツンと灯る小さな灯り。
小さい灯りを作り出すのは、これまた小さな懐中電灯だった。

「さっさとここを抜けねえと……」

その電灯の持ち主、上条当麻は忌々しそうにそう呟く。
上条がもつ電灯の灯りがゆっくりと暗がりの先を照らしている。
だけど、彼が進む通路が終わりが見えず内心少し焦っていた。

(……早く千鳥と合流しないとな……ああ!……なんで俺はあいつ一人でいかせたんだっー!)

地下に落ちた時に着いたらしい頭の埃を苛立たしそうに手で払う。
苛立たせている理由はただ一つ。
それは先ほどまで行動を共にしていた千鳥かなめの事だった。
上条自身が先に温泉の方に行かせたのだが今更その選択に後悔している。
理由は単純。

「北村だって一人にさせたせいで……!」

彼の仲間だった北村祐作
温泉で別れて死んでしまった彼。
もし、別れず彼を一人にしなければ北村が死ぬ事はなかったかもしれない。
そんなもしもを考えてしまう。
仕方ない事で上条は切り捨てたくなかったから。
仕方ない事で北村が死んだ、そんな事、絶対考えたくないのだから。
なのに上条はかなめを一人で行かせてしまった。
焦っていた、そう、上条でも思ってしまう。
言い訳にするつもりは無い。
でも、結果として今かなめは一人だ。
彼が知る御坂美琴白井黒子みたいに戦える女の子ではない。
一人になれば彼女が危険な事くらい解る。
だからこそ

「急げ、上条当麻!」

今は歩みを止めてはいけない。
一刻も早く千鳥かなめの元へ。
もう、これ以上後悔しない為にも。
もう、これ以上仲間を犠牲にしない為にも。

上条当麻は足に力を入れて駆け出していった。






◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇





「はぁー……」

舞台は変わってある学校の自動販売機の間。
そんな人が一人入れるかどうかのスペースに川嶋亜美はいた。
深い溜息だけがただ、響いて。
寂しそうな子犬の様にそこに座っていたのだった。

彼女が思う事は色々で。
でも、それを口に出す事はせずに。
ただ、そこに一人でいたかった。

王子様はもう居ない。
彼女が本当のお姫様を探すように促したから。
別にそんな事はもうどうでもよくて。

でも何もする気が起きなくて。
ただ一人がよかった。
川嶋亜美は一人のままがよかった。

それがよかった。
それでよかった。

なのに。
それなのに。



「……………………何?」




どうして、そんな時に限って。

こんなにも早く人が来るんだろう?

本当……神様は残酷だ。

こんな時ぐらい……

一人にしてくれたっていいのにね。





◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇






「何……だ……ここ?」

教会の下に広がる地下道を進んでいた上条が驚きの声を上げる。
地下通路をひたすら突き進んで、時に右手を使い辿り着いた場所は明らかに異質と言えるべき場所であった。
それは

「墓地……なのか?」

大きくくり貫かれたような地下のホールに広がる無数の墓。
あちらこちらに墓碑と十字架が鎮座していた。
そのくり貫かれた壁には無数の蝋燭が掲げられており墓地を明るくてらしている。
そう、それは地下に広がる集団墓地であった。

「気味……悪いな」

上条はその墓地の雰囲気に薄気味悪さを憶えていた。
確かによく考えると教会の近くに墓地があるのは不思議ではない。
それが地下にあるのは珍しい事ではあるが可笑しい事ではないはず。
だからこそ、決して変ではない。
それこそ、地下道が広がっていた理由にもなる。
なるはずなのだが。

(何なんだ……?……この纏わりつく嫌な感じは)

どうにも嫌悪感が取れない。
この墓地が醸し出す雰囲気に上条は未だに嫌悪感が取れない。
ずっと居たらそれこそ気が可笑しくなりそうな、そんな感じまでしている。
そんな気味悪さが支配したこの場所に上条は冷や汗をかき始めていた。

(ただの墓地だと思ったけど……何かあるのか?)

周りは見る限りではただの地下墓地に違いない。
それは可笑しくないのだが墓地が纏う余りに異質な雰囲気に上条は戸惑ってしまう。
最初の時も思ったがやはりこの教会には何かあるのだろうかと考え始めていた。
確かに教会と言う場所、何か細工がされていて可笑しくはないのだ。
だからこそ、偶然辿り着いた今、調べている価値があるかもしれない。
そう思い行動し始めようとした瞬間

「……いや、そんな事してる暇はないって!」

ブンブンと頭を振るってその行動を起こすのを止めた。
何故なら思い浮かんだ顔があったから。
それは千鳥かなめの顔。
たった一人で温泉に急行してるのだ。
それなのに上条一人がのうのうと墓地を調査してる事なんて出来ない。
まず、合流してからだ。
上条はそう思って出口を探す。

「あった!」

声を上げて見つけた出口。
それはどうやら下水が流れている下水道であった。
人が一人歩ける通路に付随して下水が流れている。
見た所、出口はそれしか存在していない。

「くさ……けど仕方ない!」

下水が放つ悪臭に顔を歪めながらも上条は下水道に向かって歩き始める。
しかし、未だにあの墓地の異質な雰囲気が頭に取れない。

この墓地に何かあるかもしれない。

そんな予感めいた事を感じながら。

再びここを調査する機会が巡ってくる事を願って。

上条当麻は再びかなめとの再会を目指して歩き始めたのだった。





◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇





「……何?」

亜美の目の前に現れた少女。
ぼさぼさのピンク色の髪をして、目は虚ろ、顔は涙に濡れて悲惨になっている。
そればかりか、服は男物の上着だけを羽織って下は全裸。
痴女と言っても可笑しくない少女が座っている亜美を見下ろしていた。
亜美は怖いと言う気持ちも一瞬浮かんだが、少女が何もしないので、つい尋ねてしまう。
元々一人を邪魔されたのだ、不愉快な気分がその言葉に表れてしまった。

「……ぁーぁー」

少女――姫路瑞希は身振り手振りで亜美に伝えようとする。
かすれた言葉にならない声と共に。
彼女は亜美に対して名乗ろうとしたのだが当然それが伝わるわけも無く。

「……はぁ?」

亜美は不機嫌そうにそう言った。
何だか気味が悪い。
何もせず、掠れた言葉にならない声を出して。
手も大きく振ってるが亜美にとっては意味不明。
正直人間なのか疑問にさえ思ってくる。
こんなのに一人の時間を邪魔されたかと思うと非常に腹立たしい。

「ぁーぁーぅー」

掠れた声が虚しく響く。
亜美にとっては意味不明で何処かで見たB級ホラーに出てくる怪物のようだった。
殆ど全裸で喋れないというおおよそ普通とはいえないこの少女を見て。
亜美は苛立たそうに言う。

「殺すつもりなの?」

自分を殺すつもりなのかと。
化け物なら化け物らしくして欲しい。
そんな小馬鹿するような気持ちで。
兎も角亜美は一人でいたかったのにその時間を潰されて非常に不機嫌だったのだから。

「ぅーぅー!」

瑞希はは首を振って全否定。
瑞希としても、そんなつもりは無かった。
ただ、助けて欲しいだけなのだから。
まだ、そう否定できる元気は残っていた事に内心驚きながら。

「はあ……?……じゃあ何?……いい加減、うざいんだけど」

亜美はまたしても苛立ちながらそう言う。
もう少女に対する嫌悪感を隠さずに言葉に含みながら。
なら、どうしたいのだ。
言葉にしなきゃ気持ちと想いは伝わらない。
それを最も知っているのは亜美自身なのだから。

「ぅーーぁーーー」

なのに少女は掠れた声ばかりで。
亜美はいい加減ここを離れようかと思い始めてくる。
折角のお気に入りの場所だったのに。
それを意味も解らないものに奪われてしまった。
一人で居られる場所を奪われてしまった。
折角の安息の場所だったのに。
言葉も発しない人に。

(……うん?)

そこで、亜美は思い立つ。
言葉を発しないのではなく

「……あんた、喋れないの?」

言葉を発せられないのではないかと。
その言葉に瑞希はコクンと静かに頷いた。
やっと伝わったという安堵と共に。

「へぇー……」

亜美はどうでもよさそうにそう呟いて。
何故彼女は喋れなくなったのだろうと思って。
でも、どうでもいいやと思って。

「あっそう」

そう言い放った。
だからどうしたんだ。
喋れないならコミニケーションすら不可能だ。
どうやって彼女の意思を汲み取ればいいのかさっぱり解らない。
元々一人で居たかったのだ。
だから、亜美は

「じゃあ……あたしは行くね、貴方に邪魔されちゃったし……一人で居たかったのに」

立ち上がって、瑞希の横を通り抜けて歩き出す。
なんて事無い。
彼女を置いてまた一人になりたかっただけ。
もう少し一人で居たかっただけ。
亜美は聖人でもない。
流石にこの子を保護するなんて考えは思いつかなかった。
さらに今の心理状況では一人で居たかったのだから。

そう思って歩き出して。

ふと振り向くと絶望しかけた瑞希の顔が見えた。

知らんこっちゃないと亜美は思ってもう一度前を向いて歩き出す。


だけど。


その時あの極度のお人よしである二人の男の子の顔が浮かんで。


「はぁーーーーーーー」


亜美は瑞希に聞こえるぐらいの溜息をついて。
そしてお人よしが感染したのかなと思って。
そんな訳無い、気持ち悪いとか直ぐに否定して。

でも


「はぁ……勝手に付いて来たかったら勝手にすれば? 亜美ちゃん、あんたの事、気にするつもりなんてないから。着いてこようか着いてこないかなんて……気にも留めないんだから」


そんな言葉を言っていた。

瑞希はパァと明るい顔を向けて。
亜美はフンと鼻を鳴らして。


一定の距離を保ちながら歩き出していた。





◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇





「やっと……出れた……地上っ!」

青空が広がる市街に歓喜の声が響く。
下水道を延々と進んでいた上条当麻がやっと外に出れたのだ。
真っ直ぐな下水道を進んでいたら十字路みたいな場所に上条は到着した。
そこは北のほうから海に方向に流れる下水道と川に向かって流れる下水道が交わる地点。
その場所に地上への出口へ繋がる階段があったのだ。
階段を急いで上った先に見えたのは久々に見える蒼い空。
そして新鮮な空気だった。

「はぁー生き返る……幸せだ」

大きく伸びをして空気を味わう上条。
下水道の悪臭は本当に耐え難いものだったのだから。
温泉に入って臭いを取りたいと思った所に上条は思い出す。

「そうだ千鳥を……えーとここは何処だ……?」

かなめと合流すると言う第一目的を。
それを達成する為に現在位置を確認しようと辺りを見回す。
そして見つけた施設。

「学校……という事は温泉は近いか」

学校を確認すると上条は地図を出して現在位置を確認する。
学校から温泉は近い。
そう思って行動を開始しようと思った時

「……人影?」

偶然、学校の窓に移った人影を見つけてしまった。
その人影を見て上条は考える。

「……今は千鳥を」

千鳥かなめと合流する事を優先するべきと。
そう考えて、思う。
あの人影がもし千鳥かなめのような無力な人なら。
そして、その人を無視できるのかと。
もしかしたら逆に殺し合いに乗った人間かもしれない。
だけど

「あーーーーちくしょーーー無視できっかよーーーーー!」

上条は打算無しに学校に駆け出す。
目指すのは人影との合流。
そしてすぐさまそいつを連れて温泉への急行だった。

やはり上条当麻は無視できない。無視できる訳が無い。

そう、彼が上条当麻である限りは。







◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇




「…………何か変な感じ」

亜美は思わずそう呟いてしまう。
後ろを少し見ると一定の距離を保ってついてくる少女。
まるで子犬の様に。
それが何処かむず痒くて不思議な気分だった。

(一人でいたいんだけどなぁ……)

そんな願いすら叶わないとは世知辛いものだと亜美は内心毒づく。
こういう運命なのかとやっぱり溜息が出てしまう。
自分だって一人になりたい時だってあるのに。
高須竜児が死んで。
北村祐作が死んで。
今こそ一人になってその死について色々考えてたのに。
邪魔されてしまった。

「はぁ……」

本当、溜息もつきたくなる。
亜美は思う。

「高須君も……祐作も……最期はどうしたのかな?」


そんなちょっとした思い。
そんなちょっとした呟き。


亜美にとっては些細な呟きだったのに。


「祐作……!? っておいそれ北村かっ!?」
「ぁー!?」

廊下の曲がり角から急に現れた少年の大声。
そして後ろの子犬のような少女の掠れた声。

「え?……ってあんた何よ……って」

そのぼさぼさした髪の少年に対して言った言葉。


「あんた……くさっ!!! 近寄らないで!! うぇーーーここまで臭うよーーーー!」


少年が発する悪臭に対する苦情だった。

少年は

「……不幸だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

いつもの定型句を言っていた。

これが

そんな、北村祐作を知る三名の出会いだった。







◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇




「……で、そこな臭い上条当麻君は何で祐作を知ってるのよ」
「臭い言うな川嶋……」
「臭いのに臭いの言うの何処が悪いの?」
「……」

鼻を押さえながら上条と一定の距離をとり、歩きながら話す亜美。
お互いとりあえず自己紹介は済ませておいた。
亜美の後ろに居た少女は喋れないらしいというのを亜美が上条に伝えた。
そして二人は本題に入る。

「……ああ、単刀直入に言うと北村と最初行動してたんだ俺」
「……え?」
「途中で……別れたんだけど……でも温泉に居ると言ってたんだあいつ……それなのに死んで」
「……」

亜美にとっては本当予想外の北村の情報。
それに驚き、少し哀しくなって。
でも亜美は表情に出さず、上条の話を聞き続ける。

「それで、さっきまで一緒に居た千鳥と言う奴と別れて、北村が居た筈の温泉に向かってる」
「……それで?」
「川嶋達も来ないか? 正直お前達な力の無さそうな子置いておきたくない」
「……へぇ」

また、竜児やトレイズのような考えなんだろうかと亜美はつい思ってしまう。
とはいえ、北村の事が気になるのは事実で。
北村が居たという温泉に向かうという提案に少し迷ってしまう。
元々一人でいたいという願望は後ろの少女と目の前の臭い少年によって粉々にされたのだから。

「……ぁーーーーぁーーーー(……北村君…………でもいやっ温泉にだけには……)」

そして後ろに居る少女、姫路瑞希は惑う。
北村祐作。
それは自分が朝倉涼子が襲われる前に居た少年で恐らく温泉に遺体はあるだろう。
でも、温泉だけには行きたくは無い。
何故なら、そこは彼女にとってはトラウマの場所だから。
そんな場所に連れて行かれたらまた錯乱してしまう。
でも、それを拒否しようにも声を出せない。
その事実に彼女は哀しみにくれるばかりであった。


「んで、どうする……ってこの臭い……!?」

上条が亜美に答えを聞こうとして何かを発見したかのような声を上げる。
そして、亜美を置いてその方向にかけだしていく。
亜美はその突然の行動に驚いて

「ちょっと!?……どうしたのよ!……全く」

その少年の背を焦って追っていく。
瑞希も先ほど感じて嫌な感じのする場所なんだろうと思い、でも着いていくしかない。
だって、独りは怖かったから。
だから、二人は上条の背を追って。


そして


「ちょっと何があった……………………え?」


亜美は見つけてしまう。


「高須………………君?」


ばらばらになっていたけど解る。


あの目は……亜美にとって最も馴染みの深い目だったから。


そう、それは


高須竜児の死体だった。




【E-2/学校/午前】


【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】:全身に打撲(行動には支障なし)、悪臭
【装備】:無し
【道具】:デイパック、支給品一式(不明支給品1~2)、吉井明久の答案用紙数枚@バカとテストと召喚獣
【思考・状況】
基本:このふざけた世界から全員で脱出する。殺しはしない。
0:知り合いなのか……?
1:亜美たちを連れて、その後温泉に向かう。
2:かなめや先に温泉に向かったシャナ達とも合流したい。
3:インデックスを最優先に御坂と黒子を探す。土御門とステイルは後回し。
4:教会下の墓地をもう一度探索したい

【備考】
※教会下の墓地に何かあると考えています。


【川嶋亜美@とらドラ!】
【状態】健康
【装備】なし
【所持品】支給品一式、確認済支給品0~1(ナイフ以上の武器ではない)、バブルルート@灼眼のシャナ、『大陸とイクストーヴァ王国の歴史』
【思考】
0:高須……君……?
1:上条当麻と温泉に行くかどうか決める。
2:少女(姫路瑞希)に関してはどうするか未定


【姫路瑞希@バカとテストと召喚獣】
[状態]:精神的ショック大、左中指と薬指の爪剥離、失声症
[装備]:黒桐の上着
[道具]:デイパック、血に染まったデイパック、基本支給品×2
     ボイスレコーダー(記録媒体付属)@現実七天七刀@とある魔術の禁書目録、ランダム支給品1~2個
[思考・状況]
基本:死にたくない。死んでほしくない。殺したくないのに。
0:………………
1:温泉に行きたくないけど亜美達と離れたくない
2:朝倉涼子に恐怖。
3:明久に会いたい



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前:BREAK IN 次:死者・蘇生(使者・粗製)

前:リアルかくれんぼ 上条当麻 次:おそうじのじかん/ウサギとブルマと握られた拳
前:アミとトレイズ〈そして二人は、〉 川嶋亜美 次:おそうじのじかん/ウサギとブルマと握られた拳
前:冷たい校舎 姫路瑞希 次:おそうじのじかん/ウサギとブルマと握られた拳
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