スレ内に投稿されたSSまとめ(111~115スレ目)
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麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 111スレ目
≫9 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22:33:08
ウラライスが見たいのでライスちゃんがWCI編に参戦する経緯をちょっと真面目に考えてみたよ
○前提・ドレスローザ編
グリーンビットの森でマックイーン中将を下したライスはレーダーみたいに使ってる見聞色でローとドフラミンゴの気配が大きく移動してることに気づく
そのまま彼らを追いかけてサニー号強襲。港町で案内してもらってたサンジはライスの姿を見て驚愕する
ちなみにここで「どうしてお兄さまを裏切ったの!?」と叫ばせてドフィ=お兄さま(?)のミスリードを狙うよ
ロー相手にバチバチに火花飛ばしつつも概ね原作通りにサニー号離脱
○ゾウ編
ローに連れられドレスローザを出たライス。サニー号を襲った負い目があるが、「気にすんなよお米!お前ミンゴに騙されてただけなんだろ!」とルフィに元気づけられる
ちなみにライスはサニー号でちらっと見ただけなのでチョッパーのことは「たぬきさん」だと思っててブルックのことは「色白のアフロの人(骨だとは思ってない)」だと思ってるよ
ナミやチョッパーから「ドフラミンゴの妹!?」と勘違いされるイベントがありつつ、ローと共にハートの海賊団と合流。ベポ始めとする古参メンバーはローから「ドフラミンゴから取り戻したい存在」の話を聞かされていた為、ドフラミンゴを倒して目的を果たしたことを素直に祝福してライスを受け入れる。感涙するライス
が、サンジがビッグマムの元へ連れて行かれた経緯を聞いて青褪める。あの時自分がドフラミンゴと共に船を襲ったせいで見つかってしまったんだと思い込む
ライス「……ローくん。まだライスに話してないこと……あるよね?……ドフラミンゴさんがローくんから取り戻そうとしてたシーザーって人はなんだったの?」
ロー「……お前が知る必要は……」
ライス「ちゃんと答えて!」
ロー「だが…!」
ライス「ライスはドフラミンゴさんの悪いことに加担してたの!ライスはドフラミンゴさんが何をしてたのかちゃんと知らないといけないの!知らなかったからって逃げたらだめなんだよ!!」
ロー「ライス…」
ライス「おねがい…対等な仲間だって言ってくれるなら、ちゃんと教えて……。都合の悪いことを教えてくれないなんて、そんなのドフラミンゴさんと変わらない……」
ロー「…!!……分かった」
いざ明かされる衝撃の真実ゥにショックを受けて涙を流すも、自分が言い出したことだからと受け入れるライス
≫10 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22:33:20
それからゾウ襲撃を経ていざWCIへ!というタイミングでライスが「ライスも連れて行ってください!」と頭を下げる
困惑するロー。そしてハートの海賊団
ロー「ライス!!おまっ……!お前!急に何言ってんだ!!」
ベポ「えーっ!?ライス、おれ達の仲間になったんだよね!?キャプテンがやっと助け出したのになんで!?」
ライス「ご、ごめんなさいっ!でも、でも…!ライスがドフラミンゴさんと一緒にルフィさん達の船を襲わなかったら、ビッグマム海賊団には見つからなかったんだよね……?」
ロー「麦わら屋達はそれ以前からビッグマムと因縁があった!お前が責任を感じることはねェ!!」
ライス「でも…!見つかっちゃったのはライスのせいだよ!」
ロー「違う!!お前はドフラミンゴに騙されてたから……!」
ライス「騙されたから、知らなかったからって言い訳したくないの!!」
ロー「……!」
ライス「あの時ライスは、確かに船を襲ったんだよ……。それに、ドフラミンゴさんの悪いことにもたくさん、たくさん協力してた……」
ライス「それなのに、騙されてたから仕方ない。知らなかったから仕方ないって言い訳し続けてずっと逃げてたら……胸を張ってローくんの隣を歩けない……」
ライス「だから、責任を取りに行くの…!取らなきゃいけない責任、いっぱいあるけど…まずはひとつめ。ライスが迷惑かけちゃったルフィさんの仲間を取り戻すの」
ライス「…それにね。ライスの大好きなドレスローザを救ってくれたルフィさんに、少しでも恩返しがしたい…」
ロー「……麦わら屋。"おれの船員(クルー)"がこう言ってるが……」
ルフィ「よくわかんねェけど手伝ってくれんのか、お米!ありがとう!」
ライス「は……はいっ!」
ロー「……分かった。好きにしろ」
ライス「あ……。ろ、ローくん……」
ロー「……いいか。相手は四皇だ。ドフラミンゴの時のように行くとは限らねェ」
ロー「無茶だけはするな。麦わら屋の空気に呑まれるな。パニクらずに冷静に判断を下せ。いいな?」
ライス「う、うん」
ロー「…………気をつけろよ」
ライス「……うん」
こんな感じでこう、やっぱりドフィとかシーザー関連のこととかちゃんと知りつつ立ち向かってほしいよねっていう
この後WCIでウララちゃんと出会ってついでに一番遭遇してはいけなかったビッグマムともエンカウントする
≫45 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23:19:00
レース記事で稼げてるならやらないんじゃないかな、下手な事やってトレセン側から絶縁されるよりかはマシだろうし
{≫48 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23:23:32
>>45
むしろ、レースウマ娘写真集!!
とかを売り出した方が儲かるかもしれん……
■■■「このウマ娘かわいいえ~飼いたいんだえ~! そこのお前、こいつつれてくるんだえ~!!!」
■■■「……そうか。かつての私が虐げていたあの娘の子どもか……せめてもの宿罪だ。そこのお前、私のマイマネーを使ってよいから、トレセン諸島に大金を……そうだな、レース場と学園の改修に使う金を送りつけろ。異論は許さん、よいな?」
≫80 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 00:03:41
まあそこらへんはSS書きの脳内設定でいいんじゃない?
脚質やら髪色までそろえる必要はあんまりかんじないかな、私は。
ところで、サンジにつけられたチョーカーを外すために、刀で(チョーカーを)切り落とそうとするゾロ概念はあり?
暴れるサンジと斬りかかるゾロをロビンが拘束して、どうやればはずせるか考察するとかそんな流れで。
サンジ「すまねぇロビンちゃん! それよりテメェどういう了見だゴラァ!!」
ゾロ「アァ!? 敵に捕まるようなヘッポココックにゃ言われたかねェ!!」
ロビン(……悪魔の実には必ず欠点がある。ルフィの能力が打撃と電撃に強くとも熱と斬撃には弱いように、クロコダイルが水に浸かれば能力が発動できなくなるように……まって、水!?)
ロビン「わかったわ、そのチョーカーの外し方! 剣士さん、そこのパイプを切って!」
ゾロ「あぁ? 分かったが……三十六煩悩砲!!」
パイプから水が噴射、サンジにかかる。
サンジ「おお……? 体にかかる不快感が薄まった……!」
ゾロ「……!これなら、素手でも外せそうだな。オラ!!」
ロビン「外せたようね。身体の調子はどうかしら、コックさん?」
サンジ「ああ……! 全部自分の意思で動かせるぜ……ありがとうな、ロビンちゃん。……それと、テメェもな」
ゾロ「フン、こんなヘマすんじゃねぇぞ。全く……」
こういうのはどうでしょうか!?
≫112 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 00:29:28
>>80
ロビンがゾロを拘束より、お互いの技で拮抗状態になって止まってる方が好み
「肩肉シュート!」「虎狩り!」ギリギリ
ゾロ(戦いながらチョーカーだけを切る…ってのは無理か)
「おい、クソコック、案がひとつだけある」
「お前、どうにか出来るのか!?」
「まず、てめぇの首を落とす。それでチョッパーの元に急いで持っていってつけてもらう」
「なるほど!って死ぬわ!」
「それくらい気合いで我慢しろ」
「…それは流石に無理だと思うわ」
ロビン(この船はカモフラージュされていたとはいえ、わざわざ陸上にあった…そして、甲板や波打ち際には奴隷兵の見張りが居なかった。もしかして)
「剣士さん、そこの三番パイプを切れないかしら?」
「あれか…らぁ!」
腕力で踵を撥ね飛ばし、間合いを広げるとおもむろに構えをとる
「三十六煩悩鳳!」
「ぶっ!…水?」
「コックさん、どうかしら?」
「う、動く!?」
「やれやれ、面倒をかけさせやがる」
「くっ、今回のは貸しにしとけ…ありがとな」
みたいな感じで
≫85 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 00:06:56
キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘は食堂一棟を潰すほど大量のメシが食えるんだよ!」
キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘は幽霊を操ってポルターガイストを起こせるんだよ!」
キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘はレースに勝ったら魔法が使えるようになるんだよ!」
キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘は触れた機械ならなんだろうとぶっ壊せるんだよ!」
キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘はマーベラス空間を展開して、内部に人を引き込めるんだよ!」
チョッパー「くそォ…!!! そういう種族だったのか……!!!」
フクキタル「ええー、ちょっとその辺りの方と一緒にしないでください!」
≫147 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06:45:06
頂上決戦後。
行方不明になったオペラオーの捜索に乗り出す世紀末海賊団の面々。
捜索隊として編成されていないはずのハルウララの姿が消えたことで
また一騒動があった。
「待っててね、オペちゃん!ウララが必ず見つけ出すから!」
そう意気込んで、とことこと荒地を進むハルウララだったが、当ては完全になかった。
(オペのビブルカードをウララが所持しているかは不明、持ってても忘れてる。
だがビブルカードの存在など抜きにオペラオーが生きてどこかに居ることを疑いもしない。)
時に親切な漁師に海を渡らせてもらい、時に親切な農家に食料を分けてもらいつつ
時には、通常ならば危険生物の棲家であり、人が路とは認識しない路をもまっすぐに駆け抜けて
彼女だからこそ通れる路を、ハルウララは走り続ける・・・
そうして月日がすぎていった頃。
「あぅ・・・お腹へっちゃった・・・」
膝に手をあて路の半ばで立ちすくむハルウララ・・・
眼前に広がるのは穏やかな草地、果てに森や海岸が見えるが
そのどちらに進むべきかはわからなかった。
その時、ハルウララの頬の横を、蝶が通り過ぎていった。
「あ、チョウチョさんだ!」
≫148 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06:45:31
疲れと空腹が一瞬頭から離れ、ハルウララはチョウチョを追いかける。
芝に足をとられそうになりつつも、ゆったりと蝶の飛ぶ様を追っていく。
不思議な因果か、これもまた彼女でなければ有りえない事なのだろうが、
彼女がチョウチョに導かれた先には幸運がある。
黄色い燐粉をまきながら飛ぶ蝶は、やがて目指す場所にたどり着く。
夏の青空のような双眸に一点夕暮れの光を移したような独特の瞳、
秋の空のように水色に染められた髪を持つ、ある少女、その鼻先に。
「およ、また君かぁ~、好きだね、そこ。」
両手を頭の後ろに組んで、鼻先を見据えるように少女はそういった。
今は息を潜めがちだが、革命軍の一員としてやがて世界を巻き込む
騒動に必ず食い込んでくるであろう、その少女の名はセイウンスカイ。
髪色と瞳にその名がしっくりと馴染む、ウマ娘だった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
慣れない芝の上、空腹に疲労を重ねたハルウララが彼女の視界に入ってきたのは
その少し後のことだった。
「はぐはぐはぐはぐ、ごっくん。
ぷはぁ、おなかいーっぱい!ありがとね!セイちゃん!」
「あははは・・・まさかあんなところで行き倒れ未遂のウララちゃんを
見つけるなんてねぇ・・・」
≫149 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06:46:06
場所が場所なだけに、若干の警戒はあったがセイウンスカイもハルウララの事は知っている。
世紀末海賊団の一員にして、世界政府からの懸賞金の対象でありつつも、
人畜無害、手配書と照らし合わせても目の前の本人とのイメージがまったく会わない。
そうはいっても100万ベリーと捕らえようとする者もいたが、ことごとく
捕らえることはかなわず、かといって返り討ちに害されることもなく過ぎ去られていく、
不思議なウマ娘で、たまにかつての仲間達から名前を聞くが、良い評判しか聞かない子。
この子が物騒な理由を元にここを訪れたとは思えない、しかし、確かめることは
確かめなければならないだろう。
「ウララちゃんはどうしてこんなところに?ここ、あんまし人がふらっと
寄るところじゃないと思うんだよねぇ、なーんにもないしさ。にゃはは」
「ん?えっとね・・・あっ、そうだ!ウララ、オペちゃんの事探してたんだ!
セイちゃん!オペちゃんのこと見なかった?!」
「えー・・・」
テイエムオペラオー、世紀末海賊団の座長、かの頂上決戦で姿を消して以来、
眉唾の噂を除けば目撃報告の上がっていない覇王・・・
一般的にはすでに死亡扱いになっているが、確認はされていないため、
政府からの懸賞金はまだ取り下げられていない。
しかし、その捜索をするにしてもここは的外れもいいところだ。
革命軍の中でも極秘扱いの拠点の一つ、ここの事が万が一知られていたとしても、
そこにオペラオーが匿われてるなどと誰が想像するだろうか?
しない・・・いやもし生きてたらそりゃ保護する価値はあるだろうが。
≫150 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06:46:26
余計な情報は一切漏らさず、セイウンスカイ個人としては、聞いた事もないし
当てもないことを告げるとハルウララは少ししょぼんとしながらも、
「そっかぁ、じゃあまた次の所探さなきゃね!」
と笑顔で返してくる、守護りたいこの笑顔。
体の疲労を考えて説得し三日ほど拠点に留まらせたが、
その後は彼女の意思を尊重し、オペラオーを探す新たな旅に彼女を送り出す決意をする。
その道行きを少しだけ手伝う事は、本来するべきことではないのだが・・・
そうしてあげたい・・・心の底からそう思ってしまったセイウンスカイの負けであった。
オペラオーが行きそうなところならば、それはきっと
あらゆる種族が集い、楽しみ、お祭りをするような場所なのではというアドバイスを添えて。
「それじゃ、ウララちゃん。よく見ててよ!」
「ん?なーに?」
「じゃん!」
セイウンスカイは自らの能力で雲のようなものを生み出す。
さながら筋斗雲、というかそれの大きいものそのもの。
節約すれば1ヶ月ほど持つ水食料物資を内部にいれた航海仕様。
「うっわーー!すっごーい!これセイちゃんが作ったの?」
「ふふん、その通り。ただし、気をつけてくださいよ?
この雲は邪悪な意思をもつものには決して乗れな・・・」
「うわーい!!ふっかふかだー!」
すでに雲のようなモノの上で飛び跳ねてるハルウララ
いや、そんな設定はもちろん無いんだけど、もしそうだったとしても
彼女が乗れないはずないんだよね・・・。
≫151 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06:46:56
セイウンスカイは微笑みながら自らの能力の一部を彼女に預けた。
自らになんらかの問題が起きない限りこの雲のようなものは彼女を乗せて
ある程度は彼女の意思のままどこまでも飛び続けてくれるだろう・・・くれるかな?
有効範囲とかあるかな?まぁあってもウララちゃんならなんとかなるでしょ。
「じゃあね、ウララちゃん。オペラオー見つかるといいね!」
「うん!ありがとー!またね!」
またねと言って飛び立っていった彼女を改めて眩しく思う。
「さーってと、セイちゃんも頑張りますか!」
遠く過ぎ去っていく雲をみつめ、セイウンスカイは背を伸ばす。
そして旅路を陸海から空へと変えた、ハルウララはやがて
ホールケーキアイランドとたどり着くのであった。
ウンスの能力なのにある程度ウララの意思を働かせられるのはウララちゃんは別だからです()
≫170 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 12:25:23
ドレスローザのシリアスから一転してギャグ顔晒しまくるライスちゃんが見たいえ〜
WCIでウララちゃんのペースに巻き込まれる度に「ウララちゃん!?」(ガビーン)ってなってるライスちゃんが見たいえ〜
ジェルマの面々を見て(場合によっては敵対するかも…目立つ行動は避けなきゃ…)と思ってた矢先ウララちゃんが「見て見てライスちゃん!あのマユ毛すごいねー!!」と叫んでしまい(ウララちゃーーーん!!?)ガビーンってなるライスちゃんが見たいえ〜
≫174 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14:06:50
1レスローライス怪文書【バラの王子様】
ローがライスシャワーの船室を訪れたとき、彼女の代わりに見つけたのは結構な枚数の紙切れだった。
幼い頃から絵本が好きだった彼女はどうやら、最近物語の執筆に熱を上げているらしい。
何枚か手に取って眺めてみる。彼女らしい丁寧な文字が羅列されたものに加え、繊細なタッチの挿絵まであった。中々手が込んでいる。
物語のジャンルはざっと読む限り恋愛ものか。しかも見る人が見れば分かる、実在の人物をモデルにしたものだ。
恋愛小説に興味はないが、読み物としては悪くない。しかし気になる点はある。
ローは船室を出ると、ライスシャワーを探した。そうかからない内にベポ達と談笑する彼女の小柄な姿を見つける。
ローは彼女の華奢な肩を軽く叩いて言った。
「ライス。コラさんは"きみの頬はまるで朝露に濡れたバラのようだ"なんて歯の浮くような台詞は言わねェ」
……最後に、ウマムスメ族渾身のビンタは億超え賞金首の意識すら容易に刈り取る威力であったことをここに記す。
≫181 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15:09:06
「おれは正当なコラさん警察。過度に美化されたコラさんは許さねェ」(右頬を腫らしながら)
「お兄さまだってかっこいいところはあるもん!!」(扉越し)
麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 112スレ目
≫14 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15:45:05
ルドルフ「トラファルガー・ロー。きみは色々と苦労も多いだろうが……」
ロー「(突っ込まねェ……突っ込まねェぞ……)」
ルドルフ「……トラファルガー・ロー!きみは色々と!苦ローも多いだローが!!」
ロー「うるせェ!!」
≫27 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 17:40:54
小ネタ:お気持ち表明ルフィ(キャラ崩壊注意)
「だからよ!!おれはロビンとお米の百合が見てぇんだよ!!間にトラ男を挟むんじゃねぇよ!!ただのトラ男ハーレムじゃねぇか!!!」
「わかるぞ麦わら屋。ニコ屋とライスは歳の差はそう変わらねぇが、見た目だけならおねロリに見えるのがいいよな。方や成熟した色気のある女、方や未成熟な少女の見た目をした女だ。それにニコ屋とライスには過酷な幼少期を過ごした、かつて王下七武海傘下だったという共通点もある。こいつらにしかわからねぇ空気もあるだろうよ。ポイントはやはりニコ屋の方が少し歳上だという点だな。おれは月並みだがニコ屋を『お姉さまみたい』と言ったライスにニコ屋が『そう呼んでも構わないわ』と優しく微笑み、ライスが照れながらも『じゃ、じゃあ…お姉さま///』と呼ぶのがいいと思うぞ」
「よく分かってるじゃねーかトラ男!!船乗れ!!」
「ローくん、船降りて」
≫30 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18:36:05
ナミ「──フク、この壺は何かしら?」
フク「ふっふっふ……驚かないでくださいね……先程路地裏で購入した幸運を呼ぶ壺です!!」
ナミ「そっかー。うんうん、それでいくらだったの?」
フク「なかなかにお高かったですが、値切り交渉の末……なんと! 財布の中身ピッタリまで割引してくれました!! なんという幸運……やはり私は運に愛されたウマ娘……」
ナミ「うんうん、そっか……──いいかげんにしなさい!!!! 私が渡したそのお金はあんたの新しい洋服を揃えるためのもの! 詐欺同然の壺を買わせるために渡したんじゃなーーーーい!!!!!」
フク「フンギャー!!! ごめんなさ~~い!!」
ナミ「フク、あんたが今後持てる最大金額は五百ベリーまで。それ以上のお買い物はまず私に聞いてから購入しなさい!! ……わかったわね?」
フク「は、はい~……わかりましたぁ……」
≫35 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18:51:27
「フクキタルさん。ライスの方がおねえさんだから、いつでも甘えて大丈夫だよ…!」
「占い屋。無視していいぞ」
≫36 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 20:00:57
>>35
ナミ「へー、ライスちゃんのほうが年上なんだ!
いが・・・てっきり同い年くらいかと思ってたわ。
じゃあ私と同い年かしら?(フク18、ナミ19の想定)」
ライス「えへへ・・・そう見られちゃうよね・・・
でもね、ライス今年でもう27なの・・・」
ナミ「え・・・ラ、ライスシャワー・・・さん?」
≫37 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 20:02:20
フクキタルに敗れ、一年間トレセン諸島で刑務を課されていたナックラー。
釈放されたナックラーは己の何かを間違えていたことを認め、これが何なのかを見極めるため忌み嫌っていた元王下七武海ジンベエに会いに行くことにする。
「かつて、タイヨウの海賊団でタイガーさんと共に戦い、七武海として政府の犬になり、そして頂上戦争ではあの憎たらしい麦わらの男と共に暴れたアンタだからこそ聞きてぇ!! オレは、なにを間違えていた!?」
「……なるほど、ようやく己の過ちに気づいたか。──ならば、わしの話をするよりもタイの御頭の一生を聞いたほうがええ」
ジンベエから伝えられたのは敬愛するタイガーの真の姿。幼い頃、その背中を見ただけで憧れていた偉大な”英雄”の真意を知り、己の犯した過ちに涙を流すナックラー。
「チクショウ……オレは、オレはあの人の顔に泥を塗っちまった……! あの人に憧れるなら、あんなコト……しちゃあいけなかったんだ!! オレは、愚かだ……!!」
「かつて、魚人島で道場を荒らして回った荒くれ者ではなくなったか……ようやく、その体と技に見合った心を持ったな、ナックラー」
「……オレは、一度魚人島に戻ります。そこでオレは武芸を磨き直します。
──そして、己を研ぎ直したその時! オレは世界ってヤツを見極めてェ!!」
何かを認めるように頷くジンベエ、憑き物が落ちたナックラーは魚人島へと向かっていった。
という訳で暴走するかつての子分ホーディを止めようとするも、逆にホーディ一味に囲まれて敗北、重症を負ったところをフクキタルに発見されるナックラー概念はアリですか?
≫59 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:53:57
これこそ「お兄さまが死んじゃったのはライスのせいだ…!」「ライスがいたせいでドフラミンゴさんのことも不幸にしちゃった…!」ってなるやつじゃん…
スレざっと覗いてきたけどイトイトでゾンビ化したコラさんとか割と刺さるネタがあっておぉ…ってなった
最高幹部がイトイトゾンビのコラさんでライスがその部下やってる概念。返事が帰ってこないコラさんに「お兄さま。今日は港町の子供たちと遊んだの」「来週は絵本の読み聞かせをするの。でもまだちょっと恥ずかしいから…お兄さま、練習に付き合ってほしいな」とか語りかける壊れかけのライス
ごめんスレチだしやっぱつれぇわ
救われる要素ないもんこれ…
≫60 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:55:50
即興で考えたリトルガーデンネタ
Mr3を倒した後にフクキタルのことを勇敢な戦士ウマ娘族の者と呼ぶドリーとブロギー
そこから始まる短い過去回想
山を背にしたシルエットのウマ娘
「少しだが酒はある、だが差し出すつもりはない」
「なぁにい!?」
「生意気な奴だ。だったら貴様を食っちまうぞぉ、ガババババ」
悪質な冗句に後ろを振り向くウマ娘
「ウマ娘奥義"参冠刃"」
衝撃が山を揺るがし、流石に偶然だろうが噴火が起きる
「船が難破してしまってね、ここの木で新しい船を作る手伝いをしてくれるなら報酬として渡そう」
顔を見合わせてゲギャギャ、ガババと笑う二人
「なんたる胆力。少女と侮ったことを謝ろう、勇敢な戦士よ」
「だが手伝うのはこいつと一戦交えた後だ。噴火が起きたからな!」
こくりと頷くウマ娘
正体不明のシルエットは、一房だけ三日月のような白い前髪が見えた
そんな大海賊時代より前の昔話
≫66 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:42:16
フクキタルの故郷壊滅についての幻覚を上げます。
フクキタルはトレセン学園の中等部(来年に高等部に上がる)、姉キタルは高等部でG1レースの勝利経験もある実力者で翌年には卒業しトレセン防衛隊に入隊予定。
両者ともに普段は中央島の学園の寮に住んでいるけども、春休みの時期なので久方の帰郷。
……学園の実力者を狙って潜伏している者がいることに気づかずに。
夜、誰もが寝静まった頃に食料庫を始め島の各地で火の手が上がる。
突然の火の手に混乱する島に住人たち、その混乱に乗じてキョーシらはウマムスメを乱獲を始める。
逃げる姉キタルとフクキタル。海岸線にたどり着いたものの、そこにあるのは船の残骸ばかり。絶望を突きつけるように後ろからぞくぞくと追手が迫ってくる。
「早く逃げて、フクキタル。ウマ娘の身体能力があれば木片をビート板代わりに泳いで脱出することもできる……!!」「おねえ、ちゃん? 嫌です、一緒に逃げましょう!?」
フクキタルを早く脱出させようとする姉キタルと、それを拒むフクキタル。
──一発の銃声、ぐらりと倒れる姉キタル。
赤い水たまりがどんどん広がっていく。声にもならない悲鳴を上げるフクキタル。
卑下た声、貴重なウマムスメを殺すんじゃねぇとゲラゲラと笑いながら咎める声。
……今にも切れてしまいそうな、ふらつきながら立ち上がる姉の姿に、僅かな安堵と心配するフクキタル。
「……はぁはぁ……ほら、何やってんの? フクキタル……アンタだけでも逃げなきゃさ……!」
「お姉ちゃん……! 嫌です、ここを出たって、幸せなんて」「いいから早く! きっとアンタならここを出たって幸せになれる、運命の人にだって会えるんだから……ここで終わりだなんて、私が許さない……!」
フクキタルの首元と船の残骸を掴み、海へと放り投げる姉キタル。
暗転、反転……飛沫。息づきをするために海上に顔を上げたフクキタルが目にしたのは、微笑みながら倒れて逝く姉の姿であった……
ってのはどうですか?
≫84 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00:46:15
テイオー養子ルドルフ概念というものがあるそうなので、簡単にですがSS作ってみます。
……海に出て幾星霜。初めて己に”敗北”を叩きつけた男は五年前に処刑され、それをきっかけに世界には多くの海賊が跋扈し、それを取り締まろうと海軍が奮闘する日々。
──”皇帝”シンボリルドルフ。政府が採用した新制度、”王下七武海”に任じられた海賊ウマ娘──あるいは、政府の犬とでも言うべきか。
かつて、世界の全てを意のままにできると傲っていた”彼女”であれば、今の私は見下す対象そのものだろう。
……だが、それでも。それでも私が政府に取り入ることで、各地で差別や偏見にさらされる同族に僅かながらでも救えるかもしれない。だから、この選択に後悔なんて無い。
──私に子どもはいない。
愛した男は、子を成す前に殺された。ただの、よくある海賊同士の殺し合い。不覚をとった私を庇って、あっけなく死んだ。──それが、三度目の敗北。
それ以来、どうも恋愛というものに興味が持てない。マルゼンスキーからは、新しい恋をしてみればと提案されるものの……もう五十を過ぎたのだ。誰かに愛されることなどとても望めそうにない。
「──船長! そろそろ政府の任務にあった島に着きます! 準備してください!」
「ああ、分かった。……さて、皇帝の神威を魅せる刻だ! 皆のもの、勇猛果敢にかかれッ!!」
「「「応ッ!!」」」
任務にあった島は、所謂海賊島とでも言うべき場所だ。あちらこちらで海賊どもの馬鹿騒ぎする声が上がり、海岸線にはいくつもの海賊船が連なっている。
我々の任務はこの地にいる海賊全ての捕縛。つまるところ、体の良い鉄砲玉だ。
「だが、我らURA海賊団であればこの程度の有象無象の海賊など脅威たり得ず……往くぞ!!」
私の掛け声一つで、我が精鋭たちが瞬く間に海賊船を破壊していく。
私は単身、悠々と往来の中心を歩いていく。
「──有馬鬼燃」
全力で駆ける。ただ、それだけで建物は壊され、騒いでいた海賊たちは木の葉のように吹き飛ばされていく。
多少の骨のあるやつは果敢に挑みかかるものの、”足りない”。ロジャーや白ひげのような”絶対”の力がまるでない。
誰も彼もが私の拳一つ、脚一つで吹き飛んでいく。
≫86 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00:46:31
「……ん?」
かすかな声が聞こえた。か細い、今にも消えてしまいそうな声が。
「てめェ!! 止まりやがれぇ!!」
かつて酒場であった残骸の山に、一人の大男が現れる。どこかの船長だろうか、いや、賞金首の顔は一通り覚えているが、彼と該当する顔はない。恐らく、新進気鋭の海賊か、無名の部下なのだろう。
「ウマムスメ族というのは”仲間思い”なんだろう!? もし、てめェが動いたら、こいつの命はないと思え!」
「……なるほど、人質か」
男の足元には鎖で繋がれた幼子──私と同じく、ウマムスメ族の子どもが横たわっていた。
彼女は、涙を流し……何かを訴えるように私の顔を見つめている。
「助けて」彼女の口は間違いなく、そう訴えている。
なぜ、私は外に出たのか。なぜ、私は七武海に入ったのか。かつての私がほしかったもの……ああ、全て分かっているともッ!!
「動けねぇよなァ……ウマ娘を攫うのに人質ってのは有効な手段だ! ゲヒャヒャヒャ!! さあさっさとてめェの部下を止めろ!」
「…………良いだろう。だが、貴様が私よりも疾ければの話だがな?」
──闘京優駿
ウマムスメ族の強靭な脚から繰り出される飛び蹴りに、大男は認識すら出来ずに海岸へと吹き飛ばされる。
「さて……私の名前はシンボリルドルフ。皇帝と呼ばれる海賊だ。……君の名前はなんだい?」
「あ、えーと……トウカイテイオーです!」
「……そうか、とてもいい名前だな。覚えておこう」
この日、私の養子となるウマ娘の少女──トウカイテイオーと私は出会ったのだ。
雑ですけど、書いてみました。お収めください。
≫91 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 07:07:58
あの子の存在しない過去の記憶が溢れ出したので導入っぽいのを書いてみました
「……ウマムスメ族の賞金稼ぎ?」
とある日、海軍本部シンボリルドルフ中将の耳に部下から情報が飛び込んできた。
「賞金稼ぎとして生計を立てているウマ娘は珍しいわけでもないが……何か問題でも発生したのか?」
「いえ、現時点で問題が発生したというわけでは無いのですが……中将、このウマ娘をご存知ですか?」
差し出された写真には、ボロボロの外套を身に纏いウマ耳と尻尾を僅かに覗かせるウマ娘が写っていた。
(む……これは尾花栗毛のウマ娘か?それにこの体格…ウマ娘にしては結構大きいな。だが……)
「いや、私も見たことがないな…それで、このウマ娘が例の賞金稼ぎなのか?」
「ええ。まだ名前も分かっていないのですが…今回の案件、同じウマムスメ族である中将に判断を仰ぎたく…」
「……まずこちらがその賞金稼ぎのウマ娘が捕らえた賞金首の手配書です。ご確認下さい」
……手配書が、3枚?部下の深刻な表情と釣り合わない手配書の少なさに疑問を浮かべながら手配書を受け取る。
そしてそこには、錚々たる海賊の名が刻まれていた。
「こいつは…最近インペルダウンに収監された海賊…こいつはこの間新世界入りした新進気鋭の海賊団の船長…」
「こいつも新世界で悪名を轟かせていた海賊……全て億超えの賞金首か。こいつらを全てこのウマ娘が?」
「ええ、賞金首を引き取った海軍基地に確認済みです。全てそのウマ娘が捕らえてきた海賊に間違いありません」
「億超えの海賊を仕留められる賞金稼ぎは新世界にもそうはいないが…ウマムスメ族の仕業、というのが今回の問題なのか?」
「いえ、問題はそこではなく…“期間”です」
「期間?」
「……これら3人の海賊は、わずか1ヶ月の間に捕らえられました」
「……なんだと?」
≫92 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 07:13:02
億超えの賞金首を、1ヶ月の短期間に3人も捕らえた。
それはつまり、このウマ娘がほぼ一方的に海賊側を蹂躙したということ。
そして、このウマ娘が連行してきたのは海賊団の頭のみ。
つまり、賞金がかかっている他の部下までは連行することが出来なかったということ。
このウマ娘が単独で海賊団を襲い、船長を仕留めた。恐らくは大した怪我も無く、1ヶ月の間に3人を立て続けに。
状況から読み取れる情報を洗い出すごとに、このウマ娘の異常さが浮き彫りになってくる。
そして部下は、最後に一つ情報を付け加えた。
「このウマ娘の情報を集めるべくトレセン諸島へ照会したところ……」
「該当するウマ娘は”いませんでした”。」
「……!!分かった、この案件は私が受け持とう。まだ情報は公開するな。」
「君は引き続きこのウマ娘の情報を集めてくれ。居場所が確認出来次第、真っ先に私に伝えろ。」
「分かりました。それでは失礼いたします。」
部下が立ち去り、一人部屋に残るシンボリルドルフ。一つため息をつき、窓から空を眺め呟く。
「マル外のウマ娘、か…。…少し面倒なことになりそうだな」
マル外。それは、トレセン諸島以外で生まれ育ったウマ娘のことを指す言葉。
マル外の尾花栗毛、賞金稼ぎのウマ娘。そして海軍本部中将のウマ娘。
この二人がどう出会い、どうなったか。これは、そんな昔のお話。
続きは何も考えてません
≫124 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 15:26:57
トレセン諸島編ラストバトルは、やっぱり麦わらの一味と諸島のウマ娘で締めてほしいが、オグリの七武海らしさも欲しい
ので、折衷案として
①ゾロ、ロビン、サンジが奴隷船の操舵室占拠
そのタイミングで電電虫→オグリ到着の知らせ
②全員のバトル終了、バッシュ、バーユは甲板上で、ナックラーは船室でKO、キョーシは雲の彼方へ
③いくら人数が増えたとしても、ここから大船団との連戦は…というところで「そちらにはあなた達の味方が向かっているから心配ないわ」とロビン
④場面変わって大船団、既にオグリ以外の手で制圧済み
「くっ、クソぉ…」と貴族風な男が巨人族の奴隷をけしかける
⑤オグリ颯爽と前に出てきて技を一発
⑥場面戻って奴隷船、「あ、あれじゃない?」と大船団発見
同時に大崩壊、大爆発、ついでに余波で奴隷船にトドメ
「………」全員顔エネル
⑦「沈むぞ!」の声で我に返り、わちゃわちゃしているところでオグリの船に乗せて貰って諸島へ帰還
てな感じでどうでしょうか
≫151 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 16:02:20
小ネタ:ここだけドフラミンゴがライスシャワーに対して親バカになった世界線
ドフラ「フッフッフ…ライスだが、あれは随分良い女になっただろ?」
ロー「テメェ…!」
ドフラ「末はおれの跡を継いで王下七武海か女王だなァ」
ロー「は?」
麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 113スレ目
≫25 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 17:34:53
ドフィ「なあライス。ひとつ聞かせてほしいんだが、お前はこのドレスローザをどんな国にしたい?」
ライス「え、えっと……笑顔でいっぱいの国にしたいな」
ライス(お兄さまがライスにそうしてくれたみたいに…)
ドフィ「そうか、笑顔か…」
ドフィ(まずはSMILEの安定生産だな……)
≫68 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18:44:30
──凪の帯、大型海王類の巣であるこの海域はその危険性から政府のニュース・クーさえ飛ばない海域である。
そんな危険地帯に一隻の船が航行している。
船にいるのは数名の女、いずれも陸のマーメイドとも呼ばれるウマムスメ族の少女たち。その中でも一際目を引くのはやはり黒鹿毛の髪の毛を揺らす褐色肌の女だろう。
その名もヒシアマゾン、トレセン諸島でも有数の実力者にして”外交大使”の役割を持つウマ娘である。
「航行は順調順調! もうそろそろアイツらの住む島……女ヶ島さ!」
「おっす! わかりました!! ……ってヒシアマ姐さん! 後ろに海王類が!!」
船員の一人が指差す方向には大型の海王類が鎌首をもたげてこちらを覗き込む。ほとんどの船員は怯えた表情を浮かべ、最悪の行く末を思い浮かべてしまう──唯一人、ヒシアマゾンを除いて。
「なるほど、こいつは中々のデカブツだ! ──ようし、それならタイマンだぁ!!」
戦意を滾らせる勇猛な笑みを浮かべ、ヒシアマゾンは全力で甲板を踏みしめ、矢の如く海王類に向かって飛翔する──!
「ウマ娘空手G1級奥義! 英皇后鬼燃排(クイーン・オブ・エリザベス)!!」
豪脚一線、重く、激しく……それでいて華麗な一撃に、海王類は海面へと叩きつけられる。
飛沫、頭から潮水を浴びたウマ娘たちは姐と慕う者の有志に目を輝かせる。
ヒシアマゾンは野生を思わせる着地を取りながら、笑顔を浮かべて振り返る。
「よぅし、これでアイツはもう出てこないだろうね。さあ残りは僅か、ちゃっちゃと女ヶ島に向かうぞ! トレセン諸島の名産品を送り届けるぞぉ!!」
「「「おーう!!」」」
女ヶ島は目の前、入国を歓迎するように重い門が開かれる──
≫69 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18:46:11
「よっす、久しぶりだな! マーガレット、アフェンドラ、スイトピー!!」
「お久しぶりです、ヒシアマ姐さん! お元気にしていましたか!?」
「勿論さ! ほら、トレセン諸島の職人たちが丹精込めて作った装飾品だ! 大好きだろう、お前ら!」
「わぁ……素敵! ”トレセン諸島の洋服は可愛らしいから好き! の巻”ね」
あまり知られていないが、トレセン諸島の服飾技術は眼を見張るものがある。
勝負服と呼ばれるウマ娘たちの一張羅、少女たちの夢と希望を作ってきた職人たちの技術は外海の技術者と比べてもなお素晴らしいものである。
女ヶ島では作れない服飾に戦士たちはこのときばかりは少女らしく歓びを浮かべる。
≫70 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18:46:34
「ヒシアマ姐さ~ん! トレセン諸島の人参とお魚、それと乳製品はありますか~!?」
「勿論! まだまだあるぞ! トレセン諸島の食べ物は上手いからな……お前たちの腕を存分に振るう価値もあるさ!」
「わぁ……ありがとうございます! 夜になったら人参ケーキ持ってきますね!」
「おう、よろしく頼むな! 船員の皆の分も頼むぜ!」
「はーい、楽しみにしていてくださいね~!」
トレセン諸島の食べ物もやはり美味しい。
長い月日をかけて磨かれた人参は、どんなに人参嫌いな人間でも美味しく食べられるよう改良された世界に2つとない人参である。
また、トレセン諸島の複雑な海流で生息している魚たちはいずれもプリップリの食感と、引き締まった肉質。この魚を得るためだけにトレセン諸島に通う料理人がいるほどだ。
そして馬乳の加工品。ウマムスメ族は種族の特性に馬と心を通わせることができる。それ故、ウマムスメ族にとって馬というのは仲間のように親しい存在だ。大食漢が多いウマ娘が多く住むトレセン諸島で食糧難が起こらないのは彼らの活躍があるからこそだ。ストレスなく、日々を過ごす馬から取れた乳は極上の味わいだ。そのまま飲むのも勿論いいが、アイスやチーズ、バター……加工品でもその味わいは健在だ。世紀末覇王海賊団の一員であるハルウララはトレセン諸島のアイスクリームが大好物だ。
女ヶ島の料理人もまた喜んで、ヒシアマゾンからトレセン諸島の食物を受け取って去っていく。
≫71 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18:46:52
「久しぶりじゃな、ヒシアマゾン」
「おお、久しぶりだなニョン婆! 相変わらず元気そうでなによりだ! そちらの準備は出来ているよな?」
「勿論じゃ。儂の代より遥か昔から続くこの交流、さすがの蛇姫様とて無下にはせんわい」
「……そうか。やっぱりアイツはあの調子なのか……アタシじゃ助けになれねぇのか……」
「……いんや。あの時、何も言わずに見守ってくれたそなたがいるからこそ、蛇姫様はこの祭りをやめんのじゃ。じゃから、儂はそなたに感謝しておるのじゃ」
「そうかい、そう言われると嬉しいね! アイツは遠征中なのかい?」
「そうじゃな、明後日までには戻る予定じゃが……まったく、ギリギリで帰るあたりまた難儀な性格じゃ」
「ま、それもアイツの魅力ってことさ! アタシからしてみればアイツはまだ可愛いハンコックのままさ! それじゃ、呼ばれてるんでまた後でな!」
ニョン婆を後にし、ヒシアマゾンは豪快な笑顔を浮かべて城へと向かっていった。
≫72 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18:47:40
「~~~~っ! やっぱり恥ずかしいですよぅ、ヒシアマ姐さん!」
「はっはっは、たしかにその通りだが、どうせまわりにいるのは同じ女性ばかりさ。そんなに気にすることはないよ!」
「……そういうものですか~?」
「そういうもんさ! ヒシアマ姐さんはだいぶ前に慣れたのさ!」
トレセン諸島の伝統衣装──”勝負服”から、アマゾン・リリーの伝統装束に着替えた一行ら。
アマゾン・リリーの伝統衣装族は獣の毛皮を鞣したビキニのような服。その上からマントを羽織り妖艶さをさらに増している。──もっとも他種族に比べ低めの身長であるウマムスメ族。頭で揺れる耳と恥ずかしそうに動かす尻尾が見えてしまったら、むしろ可愛らしさが勝るかもしれない。
「……けど、さすがヒシアマ姐さん。見事な着こなし、鍛えられた肢体がよく見えます!」
けれど、それは普通のウマ娘に限ればの話。
健康的に日焼けした褐色の肌、長年の修練の末に手に入れた鍛え上げられた肉体──とくに、トモの張りは数多くいるウマ娘でも中々手に入るものではない。
160cmという低めの身長でも、その肉体を一度見れば男たちは間違いなく魅了されるだろう。
「ははは! そう言われる少し照れくさいね! お前たちも私みたいにタイマン繰り返して鍛えるように!」
「はーい! それじゃあ明日はアマゾン・リリーの戦士の皆さんと組み手をしてみましょう!」
「いいねぇ! キキョウからも手合わせを願われていたからな……アタシに任せとけ! セッティングはばっちりしておくぜ!」
「わあ、お願いします!」
「さて、着付けも終わったことだし宴会の会場に向かおうか。にんじんケーキの用意もあるそうだぞ!」
「わーい! それじゃあ早く行きましょう!」
夜は更けていく……空から一人の男が飛来していることに気づかぬまま、ウマ娘と女ヶ島の戦士たちは交流を深めるのであった──
≫73 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18:49:37
以上です。
……おかしい、おれはアマゾン・リリー装束のヒシアマ姐さんを書きたかったのに、いつの間にかトレセン諸島と女ヶ島の国交の話になったぞ?
あ、女ヶ島からトレセン諸島に送られている品は主に革製品とフリルといった小物、伝統的な食べ物などです。
≫89 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 19:03:02
原作だと麦わら大船団はどうなるのかね。
数年だけ存在した幻の大船団になるのか。
ルフィの知らない間にシステム化してたりして。
ここならキングヘイローがシステム化にかむな。
≫93 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 19:10:01
勝手に子分になるとか歴史的には悪例として記されてそう
正式な盃を行っていけばもっと巨大な勢力になっただろうとか
そしてルフィファンには
「わかってねえな、あれだから良いんだろうが」
とか
「政府は麦わら大船団が強力な勢力になった理由がわかってない」
とか言われてるの
≫99 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 19:12:53
>>93
???「ルフィ先輩はそうゆうとこがかっけぇんだよなぁ」
???「その通りですわ!」
≫125 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 19:58:56
バブリーランドでは海軍のチケゾーとダスカも出てくるんですよね
チケゾーはパンクハザードでの縁から積極的に協力してくれて、
ダスカは最初は海賊ということで渋るけど、腐れ縁のウオッカが尊敬しているならそんなに悪いやつじゃないのかも....と疑心暗鬼になりながら協力してるうちに信用してるパターンと見た
2人は潜入任務でもいいしオフで遊びに来てたら偶然事件に巻き込まれたでもいいし
≫126 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20:02:37
チケゾーって確か麦わらの一味との初遭遇はデービーバックファイトだったか
ブンブン手ェ振りながら「あっ!!ルフィだー!おーーーーい!!」とか呼びかけてそうだしルフィからも「おっ!チケゾーじゃねーか!」って言われてそうだし
≫127 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20:04:26
バブルって昔々の華やかな時代だから、
バブリーランドは大海賊時代以前に繫栄していた島なんだけど、
大海賊時代の到来で海賊に荒らされて、すっかり荒廃したんだろうな
マルゼンスキーの根城となることで島はかつての栄華を取り戻したけど、
バブリー一世は海賊のいない華やかな時代が忘れられなくて、
島にいる海賊達を全員消し去る為の超兵器を起動させる、って感じかな
≫139 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20:27:57
バブリーランドがあったらブルック大はしゃぎだろうな
騎士団時代の流行がそのまま保存されてる上、音楽で騒ぎ放題だし、
水着のねーちゃんもわんさかいるとか、失われた青春の再来だしな
≫147 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20:50:30
バブリー一世「世界は戻る。バックザベーシス!
骨よ、お前もあの時代を知るなら、戻ってみたいだろう?」
バブリー一世「おれの配下になれ! お前の力が黄泉に繋がるのなら……。
黄泉へと沈んだ過去の英傑を、再び現世に戻せるだろう!」
バブリー一世「海賊の時代は終わる! 美しき過去よもう一度!」
ブルック「確かに、貴方の作ったバブリーランドは素晴らしかった。
あの時代の文化が残り、踊りも音楽もあの時のままだ。
ですが、……それを愉しむのは、今を生きる人たちです」
ブルック「失われた仲間も素晴らしい、ですが……私は今を生きましょう!
ルフィさん達と、この時代を生きていたい。……まあ、私死んでますけど」
こんなシーンが浮かんできた
≫144 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20:40:44
劇場版ならヒロイン必要だけどウマムスメ多いしなあ。
おぼっちゃまくんなバブリー三世が余のバブリープリンセスになってくれとフクキタルにプリンセス衣装着せるとか。
そんな結婚式の裏でバブリー一世の陰謀が進んでいるとか。
≫145 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20:45:55
そこはもう三ウマムスメがトリプルヒロインでいいんじゃないかな
≫151 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 22:00:19
「カレンの為に怒ってくれたお兄ちゃん、かっこよかったな〜♪」
「別にお前の為じゃねェ!!」
みたいなやり取りしてそうだなぁキッドカレンは…と思ったけどちょっとキッドエミュの方が足りてないかも…
≫158 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:10:15
東の海(イーストブルー)にある偉大なる航路(グランドライン)の玄関口
"始まりと終わりの町"『ローグタウン』
かの"海賊王"ゴールド・ロジャーの出生の地にして終焉の地
当時の町並みを未だに残すその道を、一人の男が歩いていた
男の名はロロノア・ゾロ
故あって今は一本の刀のみを腰に差した『三刀流』の剣士である
(やばかった…今のはやばかった)
足を進めながらもその脳裏に甦るのは、先ほど遭遇した女剣士…「たしぎ」といったか
(似すぎだろ、ありゃ)
―パクりかよ…
思わず口に出さずに呟くが、それも無理はないだろう
彼女の顔も、『一刀流』という戦闘スタイルも、今は亡き幼なじみ「くいな」に余りにも酷似していたのだから
「お、お兄さん、あなた『大凶』が出てますよ、今日はもうお家に帰った方がいいですよ」
-故に…かもしれない、妙な声に思わず立ち止まったのは
「あ゛?辻占いたぁ古風だが、妙な壺でも売り付ける気か?流行んねぇぞ、今時そんな古いやり口」
≫159 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:11:00
言い返しながら振り向くと、薄汚れたフードを目深に被った女?がいる
「つ、壺なんて売ってませんよぅ、『シラオキサマ』のお告げで、お兄さんに大凶がでてるんです、今日は大人しくしておいた方がいいと…」
「生憎だが、おれは神には祈らねぇ」
言葉を遮るようにして踵を返し-
「お、ここか」
幸運にもすぐ隣にあった目的地の武器屋に足を踏み入れた
「あ、行っちゃった…」
生まれ故郷を出てから一年余り、そろそろ慣れてきた路銀稼ぎの辻占いだが、そんな彼女でも初めて視る強い『死相』
出来れば止めたい…しかし、『大凶』が覆った事はない
それでもなお声をかけたのは、一体何故なのか…すぐ隣を黒髪の少女が通ることにも気付かずに考え込む占い師、フクキタル
そして、彼女自身にも分からない「それ」に引きずられ、男を追って店内に足を踏み入れた
-そして、彼女は運命に出会った
≫160 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:11:50
「あ、この刀は!」
雑多ながらも落ち着いた店内の端、格安の数打ち物の樽から探し出されたその刀
造りは革包太刀拵、刃は乱刃・五の目乱の"業物"『三代鬼徹』
まさに掘り出し物といえるのだが…
(あれだ…あれが『大凶』だ)
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙、だ、駄目です、その刀は…!」
「妖刀…か」
「知ってたのか」
「いや、分かるのさ」
腰に凪いだ剣豪を、一人の例外もなく悲運の死へと追いやった紛れもない妖刀であった
「気に入った!!これをもらう!!!」
「なっ!話を聞いていたのか!?」
「そ、そうですよ、その刀は『大凶』いえ、どう見ても『大大凶』ですよ!そんな刀持ってたら死んじゃいますよ!!」
「さっきの占い師か、いつの間に…じゃあこうしよう、おれの"運"と三代鬼徹(コイツ)の"呪い"」
「どっちが強ェか、試してみようか…!!」
「…おれが負けたら、しょせんおれはそれまでの男だ…」
≫161 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:12:32
それはまさに奇跡の勝負…運か、呪いか…
結果は
-「もらってく」ドン!
(私の占いを…越えた…!)
その後のことは、自分と同じように腰を抜かした少女と顔を見合わせた辺りで正気に戻り、慌てて店を飛び出すまで全く覚えていない
(私も…私も!)
-着いていきたい?乗り越えたい?
(分からない、分からないけど…!)
-今はあの人を追いかけたい
全速力で道を駆ける
…フードが捲れることを気に留めず
「やっぱり三本ないとな」
『勝負』に勝ってモノにした『三代鬼徹』、店主より譲り受けた『雪走り』、己の誓いといっていい『和道一文字』ようやく揃った腰の物に上機嫌に歩くゾロだが、後ろからの足音に怪訝な表情になる
「まさか…って何だ、その耳?」
「ま、待ってください、お兄さん…!あわわ、フードが…」
「…さっきので分かったろ、おれは『大凶』なんざ気にしねぇ」
≫162 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:13:14
「確かに、さっきのことで結果は変わりました…今までこんなことなかったのに…」
「さてな、ただ気にしすぎただけだろ」
「でも、確かに『大凶』だったのに、今は『凶』に…」
「変わってねぇんじゃねえか?」
「いえ、『本人の死』から『大切な人の死』に…」
「よりタチが悪くなってんじゃねえか」
-アホくさい
と、切って捨てながら手にもつ水晶に目をやるとそこには確かに"麦わら帽子をかぶったドクロ"が浮かんでいる
「…なっ!?」
「あら、ゾロ、サンジくん、ウソップまで」
「んナミすわぁん!…とゾロか、そっちのフードの娘はどうしたんだ?」
「おお、ゾロ、ナミ、ちょうど良かった手伝ってくれよ」
「…あ、あぁ、お前らか…コイツは付きまとってるだけの自称占い師だ、気にするな…ってか、よくコイツが女だと分かったな」
≫163 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:14:18
何の偶然か、ルフィを除くメンバーが広場で居合わせたところで、爆発音と共にハデな大声が響き渡った
「これより、『麦わらのルフィ』の死刑をハデに執行する!!」
「あ、あぁ…!!」
(麦わら帽子、死、別れ…これがさっきの『凶』…!!)
一味も皆ルフィを取り返すために死刑台へと向かうが、間に合わないのはフクキタルの目にも明らかで
(もう駄目だ…もう奇跡は起きない、『凶』は覆らない…あの人は、死ぬ)
-なのに
「俺は、海賊王になる男だ!!!」
「ゾロ!!サンジ!!ウソップ!!ナミ!!」
「わりい、おれ死んだ」
-何故笑ってるんだろう
そして、雷が落ちるという知らない未来(・・・・・・)により、再び『凶』が覆った
「なははは、やっぱ生きてた もうけっ」
(私は…私は…)
≫164 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:14:58
「逃げろォ!!道、どっちだ!?」
「待てェ!!」「逃がすな、追えェ!!」
「きゃっ!」
彼等を包囲しようと現れた人の波が、フクキタルを押し流す
「怪しいフードの人物発見!」
「その人、さっき三本の刀持った兄ちゃんと一緒にいた人だよ!」
「何!?ちょっと来てもらおうか!?」
「っ!!」「逃げたぞ、追え!」
…いつの間にか振りだした雨の中、気付いたときには走り出していた
道は分かる、どの道を行けば"目的地"へと行けるのかも、近道も
-行こう、あの人達と共に
『大凶』だって覆してしまうあの人達のもとへ
そうすれば、そうすればきっと私も…!!
「あった、あの船だ」
麦わら帽子の海賊旗(ジョリーロジャー)、間違いなくこの羊の船が彼等の船だろう
前で誰かが何かしているが、ウマ娘の脚力を活かせば死角から船に飛び乗るくらい訳はない
≫165 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:16:24
それに、
「こっちを見ろォ!!」
「なにィっ!?」ツルンっ!
被り物をした男は掛けられた声に驚いて足を滑らせて自爆、共にいた猛獣も卵を舐めにその場を離れた為に、特に何事もなく船室へと入り込めたのだ
(ん、あれ、私寝てた…?)
「おれはオールブルーを見つけるために」
「おれは海賊王!!!」
「おれァ大剣豪に」
「私は世界地図を描くため!!」
「お・・・お・・・おれは勇敢なる海の戦士になるためだ!!!」
彼等の声がする
どうやら海軍の包囲からは逃れたようだ
「いくぞ!!!"偉大なる航路(グランドライン)"!!!!」
-ガコォン!!
「…"偉大なる航路(グランドライン)"、戻ってきちゃった…」
「…!誰だ!?」「えっ?」「ルフィ?」
「あ、あの」
「あんた、ローグタウンにいた」
「あの時の占い師か?」
「私も仲間に入れてください!!」
頭を下げるのに勢いをつけすぎて、フードが外れたことで耳があらわになったが、気がついていない
≫166 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:17:11
「その耳…!?」
「お前、ウマ娘か?」
「ウマ…ムスメだぁ?」
「サンジくんはともかく…」
「ルフィ、お前も何か知ってるのか?」
「あぁ!ウマ娘ってのはな、ウマみたいなムスメなんだ!」
「「「………」」」
「見事に見たまんまだな」
「コイツに期待したおれたちがアホだったんだろ」
「サンジくんは何か知ってるの?」
「あぁ、"偉大なる航路"のどこかにあるという"トレセン諸島"でのみ生まれる、女しかいない希少な種族だ!!」
「普通の人を凌駕した身体能力を持ち、一族は皆美人揃い!!」
「魚人島と並んで、絶対に訪れたい島第一位の島なんだ!!」
「お、おう…」
突然のヒートアップに着いていけない皆をよそに、最終決定権を持つ船長たるルフィが声をあげる
「おう、いいぞ!」
「えっ!?良いのか、ルフィ?」
「もちろん、賛成よ!」
「ルフィはともかく、ナミまで!?」
「…さっきのサンジくんの言葉を思い出してみなさいよ」
「どの言葉だよ…」
≫167 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:17:34
「生まれ故郷だっていう"トレセン諸島"よ」
「…あ」
「"偉大なる航路"に住んでいた娘よ、仲間に引き入れて損はないわ」
コソコソと話すナミとウソップ
賛成の姿勢しか見せないサンジ
傍観に徹するゾロ
-どうやら仲間に入れてもらえそうですね
ほっとするフクキタルに、ルフィが話しかけてくる
「お前、名前は?」
「フクキタル…マチカネ・フクキタルです」
「じゃあ、フク!お前の夢は何だ?」
「ゆ、夢?」
「…そうだな、進水式は終わってるが、夢だけは聞いとくか」
「な、長生き…とか?」
-ニヤリ!
「よし、それじゃ改めて」
「いくぞ!!!"偉大なる航路(グランドライン)"!!!!」
フクキタル加入、ローグタウンVr
≫168 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08:19:25
頑張って書いてみましたが、途中から力尽きてます
もっと色々とスレから持ってきたかったのですが、私にはこれが限界でした
≫184 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 10:13:07
ローの登場が予定になかったらしいとかドフラミンゴはそもそも一人っ子の予定だったらしいとか知るとビビるね……
ところでドレスローザでは追々ローに対しての負い目を強める為にライスちゃんには色々と何も知らないが故の暴言を吐いて頂きたいんですけども
サニー号強襲して船の上で「あなた一体何がしたいの……!?ドレスローザの人達が今日のことでどれだけ不安な気持ちになったか分かってるの!?」って叫んでほしいし、よりによってナミ達がいる前で「二年前のアラバスタの事件みたいに、ドレスローザを乗っ取るつもり!?」とか言ってほしい
あれこれ糾弾してるうちに感情ぐちゃぐちゃになって自分でもわけが分からなくなってて、最終的には泣きながら「どうしてお兄さまを裏切ったの!?」と叫んでほしい。多分これが一番言いたいことだよね
麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 114スレ目
≫9 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 10:52:16
「お兄さまの為ならライス何だってする!」って血が噴き出すほど体に負担をかけ限界突破の状態でローに突進するライス
コラさん(俺の夢?そうだな、夢というか…新世界にドレスローザって花々が咲き誇る平和な国があるんだ、それを守るのが俺の目的だ)
「お兄さま、ライス強くなったよ……お兄さまの夢は絶対ライスが叶える……だから見てて、お兄さま」
≫26 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 12:36:45
おもちゃの兵隊だったキュロスはライスがドレスローザの為に尽くしてきたのを見てたし、ヴィオラはライスが本当に何も知らずに利用されてきたのを知ってるのが救いだよね……
「ヴァイオレットさん、あのね…もし迷惑じゃなかったら、ライスにダンスを教えてほしいの」
「構わないけど…急にどうしたの?」
「ドレスローザの人達って、みんな踊りが上手で…素敵で…でもライスはあんまりそういうの得意じゃないから…。そしたらね、ヴァイオレットさんに教わったらどうかって、ドフラミンゴさんが…」
「…っ。そう…。いいわ。予定を確認しておくわね」
「…!ありがとう、ヴァイオレットさん…!」
みたいな交流とかあったかもしれない
≫30 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 14:43:03
「だからよ!!なんでゲームのお米は軒並み紙耐久なんだよ!!お前クソローテ戦闘こなしたスタミナとミンゴ相手に単騎で粘ったタフネスはどこに置いてきたんだ!!」
「わかるぞ麦わら屋。正直産廃呼ばわりが悔しいがおれもライスを使いこなせてないから何も言えねぇ」
「可愛けりゃ十分だろ麦わら屋。ライスだぞ?」
「DLCのハロウィン衣装見たか麦わら屋。恥じらいながらの吸血鬼ロールがいいよな」
≫99 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 17:55:19
「あらら…派手にやられたねぇ。大丈夫?チケゾーちゃん。またそんなに泣かされて…」
「う゛う゛……!ガープ中将はいつも特訓に付き合ってくれて……!や゛さ゛し゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛!!あ゛た゛し゛、も゛っ゛と゛がん゛ばる゛か゛ら゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
「あ、そっち?」
{≫138 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 19:53:01
バブリー三世に「この僕の求婚を断ってまで叶えたい夢ってなんだい!?」と言われたカレンチャンが「もちろん――誰よりも何よりも、カワイイ!世界一カワイイウマムスメになること!!」と答えたところ鼻で笑われ「そんなくだらない夢よりも僕と結婚して毎日遊んで暮らした方がいいに決まってる!!」と言われてしまう場面が浮かんだ
≫141 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20:02:49
≫138
バブリー三世がバブリー一世の意志に反して、
皆をロボット研究所に連れて行くのなら、改心はしていると思うので、
巨大ロボットとの決着が付いて、キッド海賊団が出航する前には、
「僕がバブルに負けないくらい、世界一カッコよくなって、
君が世界一可愛くなったら、今度はもう一度君に告白するよ!」
ってカッコいい台詞を言って別れて欲しい。
カレンにその気があるのは不明だけど、明らかにキッドに対して挑発的に、
「お兄ちゃん、私が世界一可愛くなった後、どうすると思う?」
「さあな。夢を叶えた後なら、好きにすればいいさ」
なんて軽く避けられてしまって、ちょっとむくれてるカレンチャンが見たい
≫151 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20:13:05
「ドフラミンゴ…!あいつが捕まりやがったせいでこっちは大損だ!だからよぉ…ドフラミンゴの"飼馬"に責任を取ってもらうのよ!お前、あいつに大層大事にされてたんだってなぁ…?あいつのお気に入りを好きにできると思えば少しは胸もすくってもんだ!」みたいな台詞を言いそうな悪役……バブリー二世とか?に目をつけられたライスが「ライスはもう…あの人の人形じゃない!」と毅然と立ち向かうところが見たい
≫158 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20:27:45
ワンピース的には敵陣営ショタは見た目クソガキじゃないか?
ところでシリアスそうな空気を醸しながら「バブリーランド…か。色々ときな臭い噂も聞く。気を抜くなよ、ライス」「任せて、ローくん。ライス、隠密行動は得意……」と言いかけたところで『ただいまより、ティラミスの食べ放題を開始しま〜す』と放送が入って「えっ!?食べ放題!?」と目を輝かせるライスと呆れるローが見たい
≫159 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20:32:03
≫>>158
ロー「ティラミスは太るぞナタデココにしとけ」
からのライス無言のポコポコパンチが見たいえ
なお一撃一撃がすごく重い
≫176 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20:51:38
>>159
ベポ「キャプテンとライス、また喧嘩してるよ」
シャチ「いや、あれはイチャついてんだ」
ペンギン「違いない」
ロー「おい!!」
ライス「い、いい、イチャっ…!?ら、ライスとローくんはそういうのじゃっ……!!」
麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 115スレ目
≫16 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 21:28:29
ロー「愛嬌屋」
カレン「えっ…?もしかして今の、カレンのこと?…カレンが愛嬌たっぷりでカワイイってことだよね?ありがと〜!」
ロー「お、おう…」
≫17 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 21:28:58
コビーとヘルメッポが本部雑用になったあたり
デッキブラシで廊下を掃除するコビメッポ
三角頭巾に割烹着の女が「掃除の仕方がなっていない」と言ってくる
本部に来る前と違いまじめにやってるので反抗するヘルメッポ
有無を言わさぬ強引な指示だしで掃除させる女
しばらくして二人がいつもやってるよりもずっときれいになった廊下と部屋(ついでにやらされた)
「少しは掃除の何たるかがわかったか?」
「うるせぇ、俺は掃除をするためにここに来たんじゃねえぞ。見てろよ、すぐにお前を顎で使えるくらいになってやるからな」
と反論するヘルメッポ
暴言のたぐいなら謝罪するが、コビーも立派な海兵になるため来たのは同じだから止めない
「ふん、そうか」
と歩き出す女を海兵がエアグルーヴ准将と呼びかける
えっ!? と固まる二人に
「そこまで啖呵を切ったからには、たやすく飲み込めると思うなよ。期待はしてやる」
と立ち去っていくエアグルーヴ
その夜、二人の特訓は長くて必死でした
≫60 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 22:09:14
麦わら屋。ライスの話なんだが…ありゃどう見てもお前に気があるよな?
「かっこよかった」「ヒーローみたい」としきりに褒めてたぞ
おれのことは相変わらず歳下扱いだ。一つしか変わらねェくせに……
≫61 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 22:14:21
>>60
ルフィ「恋愛の事は俺わかんねえぞ聞くならサンジにしろ」
サンジ「俺から言えるのは一つだけだレディ泣かせんな」
≫65 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 22:51:17
WCI編でさ、
ウララ「ところでライスちゃん。こんにゃくしゃって…」
ライス「こ、婚約者だよ、ウララちゃん」
ウララ「そうそう!こんやくしゃ?って何する人なの?」
ライス「えっと…結婚の約束をした人同士のこと…だよ」
ウララ「けっこん……?って、なぁに?」
ライス「えっ?…ええと、好きな人同士がずっと一緒になること…かな…?」
ウララ「そうなの?じゃあわたし、ライスちゃんとけっこんしよっと!」
ライス「えっ!?」
ウララ「あと、オペラオーちゃんでしょ、ドトウちゃんにー、アヤベちゃんにー」
ライス「ま、待ってウララちゃん!結婚は基本一人とするもので…!」
ウララ「そうなの?でもマムちゃん、色んな人とけっこん?したって言ってたよ?」
ライス「あの人は色々と規格外っていうか…!と、兎に角、普通はたくさんの人とは結婚しないんだよ」
ウララ「そうなんだぁ…。あ、ねえねえ!それじゃあライスちゃんは誰とけっこんするの?」
ライス「え?ライスは……」
ホワンホワンホワン…(浮かび上がるロー)
ライス「……!?ち、ちがっ……違うの!!ライスとローくんはそんな関係じゃ……!!」
ウララ「ライスちゃん、ローくん?っていう人とけっこんするの!?」
ライス「違うの……!違うのーーーー!!」
みたいな、こう、恋の自覚的なのをですね…見たい…
≫69 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 23:01:25
話をぶった切らせてもらう! 設定公開の時間だ!
──トレセン諸島のウマムスメ族の武器のあれそれについて。
世界政府非加盟国であり、かつては閉鎖的な土地だったウマムスメ族の楽園”トレセン諸島”。
しかし200年前、世界政府に加盟寸前になった時期のこと。
当時の海軍に、トレセン諸島の名家であるメジロ家の令嬢が入隊したのであった。以来、外界の文化がトレセン諸島にも伝わるようになった──
元来、ウマムスメたちの扱う伝統的な武器は”太刀”、”薙刀”、”ランス”、”和弓”などいずれも大型かつ重い武装ばかり。
一撃一撃が重い大型武器にウマムスメ族のスピードがあわさり、縦横無尽に戦場を駆け回るウマムスメ武者は非常に強く、当時の海賊たちは彼女ら戦乙女に苦渋を喫したという。
その一方で、近年のトレセン諸島では伝統的な武器から、外界から伝わった銃を積極的に扱うという”変化”が起こっている。
例えば、トレセン諸島防衛隊3番隊隊長であるタイキシャトルの武器は2丁拳銃であり、彼女の高いレベルで修められたウマ娘空手と組み合わさることで遠近ともに隙がない”ウマ娘ガン=カタ”を編み出した。
また、1番隊副隊長でもあるメジロドーベルは銃剣を武器としており、精密な狙撃とウマ娘槍術を振るい次代のエースとして期待されている。
配備は未だ万全とは言い難いが、それでも着々と安定した供給を目指し技術者たちはウマ娘用の銃の開発に勤しんでいる。(ウマムスメ族の聴覚は優れているため、通常の銃では発砲音に驚いてしまい、扱いきれない子が多く出てしまうため)
何番隊云々は適当につけました。防衛隊隊長だと締まりが悪いので。
≫70 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 23:02:24
余談
水平線近くにあるのは敵船、すなわち海賊船。それを追いかけるのは軍艦──シンボリルドルフ中将のかつての愛船を改造した船であり、今となっては海軍唯一の木造の船である。
「ルドルフ中将! 敵影が遠く……砲撃が届きません!」
「そうか。ならば久々にアレを使おう。……エアグルーヴ、持ってきてくれるかい?」
「わかりました。…………こちらをどうぞ」
「ありがとう、エアグルーヴ。さて、衰えていなければよいのだが……」
エアグルーヴ准将から手渡されたのは七十人張りの強弓と千本の矢が修められた矢筒。
静かに、されど鋭利に弓矢を構えるシンボリルドルフ──
「……ウマ娘弓術1ノ冠──殺月翔!!」
刹那、一瞬にして矢筒の中身の1/3が消失──敵船の真上に、雨の如く降り注ぐ!!
数瞬後、穴だらけになった敵船はただ理解する間もなく沈没を始めた──
──その時、ふと閃いた!このアイディアは、海軍の戦略に活かせるかもしれない!
≫73 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 23:09:04
>>70
ガープ「弓はからっきしだが砲弾使えば似たような事出来るな…よし!」
{≫76 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 23:12:36
>>73
ルドルフ「よし!じゃないんだが」(ドン引き)