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十師族 - (2020/02/07 (金) 19:38:57) の編集履歴(バックアップ)
十師族(じゅっしぞく)は、
日本で最強の
魔法師の
家系である。
二十八家から4年に一度の「十師族選定会議」で選ばれた10の家系が『十師族』を名乗る。
日本の魔法界に君臨する一団。日本国内の
魔法師は、現代魔法師も古式魔法師も十師族を頂点とする
魔法師のコミュニティに所属し、その自治に従っている。
概要
九島烈が確立した序列である。互いに牽制しあうことで、
魔法師の暴走を予防するという意味合いがある。また、魔法師が国家権力によって使い捨てにされない為の仕組みとして、
日本という国家に口答えする為の組織として作られたという一面もある。
表向きは民間人。表の権力は放棄しているものの政治の裏側では司法当局を凌駕する権勢、超法規的な特権を持っている。
「十師族は表立って高位高官にならない」という原則が確立されている。一方では、判明しているだけでも
五頭家、
八朔家、
十山家の当主の子が軍務に就いており、どの地位までは許されるのか、原則が家族のどこまで適用されるのかは、今のところ作中では明らかにされていない。
十師族当主が表立って行動する場合には
統合軍令部の同意を得る必要がある、という政府との非公式の取り決めが存在する。
十師族当主の氏名は、
日本の
魔法師にとっては一般知識。
師族会議
師族会議(しぞくかいぎ)は、十師族各家の当主のみで行われる会議。各家対等で上下関係は無い。
九島烈は2095年の三年前の当時、師族会議議長の席にあったと発言しているが、円卓テーブルで行われるため議長の席というのは存在しない。最年長が進行役を務める不文律が出来上がっているに留まる。
発言内容は対外秘がルールで、傍聴も許されないという話だが、
九島家などは会議の模様を様々な手段で外部に漏らしておりルールは守られていない。
十師族各家が魔法による実戦を行った場合は、規模に拘わらず師族会議に報告する義務がある。これは魔法の私的濫用を牽制する為に定められた措置である。但し、忠実に守られているとは言えず、魔法戦闘は隠蔽されることの方が多い。
師族会議の理念
十師族はこの国の魔法師の頂点に立つ存在。
十師族の名前を背負う魔法師は、この国の魔法師の中で、最強の存在でなければならない
師族会議の通達
師族会議の通達は、
二十八家と
百家の各当主に対して通達される文書。師族会議用の暗号解読には手間が掛かるので、短くない時間一人になる必要がある
本来ならば
数字付きの直系でもない限り高校生が目に出来る文書ではないが、実際はマル秘指定されていない限り難しい事ではない。
師族会議の一員としての責任
日本魔法協会の職員に対する責任、
日本魔法協会に対する責任がある模様。
オンラインの師族会議
オンラインの師族会議は、十師族が自分の家から通信回線を繋ぐやり方と、最寄りの魔法協会(京都本部、関東、東北、四国、九州の各支部)に出向いてやるやり方がある。
十師族選定会議
十師族選定会議(じゅっしぞくせんていかいぎ)は、4年に一度開かれる十師族を決める会議。
十師族の選定基準は、二十八家の内その時点で最も強力な家。ただし強さの基準は魔法力だけでなく、国家に貢献する能力も問われる。相応しくない家に投票しても昔のように
数字を剥奪されることはない。見る目が無いという汚名がついて回る。
2097年2月に行われた十師族選定会議は、箱根の高級なホテルの貸し会議室で行われた。
メンバー
十師族のメンバーは、
二十八家から4年に一度の「十師族選定会議」で選ばれる。
欠員が生じた場合は、次の十師族選定会議まで師族会議が選んだ補充メンバーがその務めを果たすことになっている。
2089年~2097年2月4日
一条家、
二木家、
三矢家、
四葉家、
五輪家、
六塚家、
七草家、
八代家、
九島家、
十文字家
(※2093年の十師族選定会議では、前回と同じ十家を十師族に選出した)
2097年2月4日以降~
一条家、
二木家、
三矢家、
四葉家、
五輪家、
六塚家、
七草家、
七宝家、
八代家、
十文字家
活動
- 十三使徒の動向に関する諜報活動は大きく力を割いている分野。
登場巻数
2巻、
3巻、
4巻、
5巻、
7巻、
9巻、
11巻、
12巻、
13巻、
16巻、
17巻、
18巻、
19巻、
SS、
20巻、
21巻
コメント
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