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マザー - (2023/01/05 (木) 19:29:31) の編集履歴(バックアップ)


マザー


ほるまりんによる漫画版メダロットシリーズ、およびゲーム版メダロット3に登場する存在(もしくは概念)。

漫画版におけるマザー

文字通りキッズ達を従える母の如き存在であるがゆえに、キッズとは比較にならない強力なメダフォースを操る。

だが与えられた使命(後述)を拒否してずっと眠っていた地球のマザーたちは(浸食による劣化のため?)すっかり身体機能が衰えており、
漫画版の時間軸におけるマザーの大半は化石と成り果て、残るマザーの力も精々虫を操る程度というありさま。
それでもかつてキッズ達と交した約束(後述)にこだわり、劇中では虫たちを使って必死でキッズ達に呼びかけていた。
これが「しゃべる虫?」の真相である。

使命

どこかの地(星)に降りたら、そこで目覚め殖えろ」というもの。
使命とは大層な言い方だが、ほるまりん先生によれば、これは単なる生命の本能でしかない、とのこと。
劇中で示唆されていた「侵略兵器」という見方を維持しつつも、
作品の根本的なテーマはそこではない、と暗に示している言である

約束

地球のマザー達は「目覚めるな、眠り続けよ」とキッズ達と約束し、使命を拒否して眠りについた。
何故?仲間を殖やせるのは良い事なのに?というメタビーの問いに対してイサナガミ
「他者を傷つけたくなかったから(自分の手を汚すくらいなら死んだ方がマシだと思ったから)」だろう、と推測した。
これについてメタビーは「あやしい宗教家みたい」と、イサナガミは「ネクラ」と、それぞれ評している。

イサナガミの言によれば「マザーだけが知恵を持っていた」という。
知恵を持っていなかった(当時の)キッズ達に「約束」というものが理解出来ていたのかどうかは定かではない。

ゲーム版におけるマザー

地球と月にそれぞれ配置され、地球に配置されるスバル?は知的生命体の精神性の発展(具体的に何をするのかは不明)を、
月に配置されるマーブラーは機械技術の発展(メダロットの開発等)を補助するという役割をそれぞれ与えられていた。
…が、手違いによって逆に配置されてしまい、人類は未熟な精神のまま機械文明を発展させていった…と、
何気にゲーム版メダロットシリーズにおける世界観の根幹を担っている存在。

良くも悪くもヒトとメダロットを生命という点において平等の存在と強調する漫画版と異なり、
ゲーム版ではヒトとメダロットは決して平等ではない存在であると痛感させられる設定である。

番外:メダロット再〜リローデッド〜におけるマザー

メダロット再〜リローデッド〜において、ヴィリオン遺跡から発掘されたレアメダルが、リンドウによってマザーと呼ばれた

作中でマザーを搭載されたオルドスペルビアの能力は、漫画版におけるグレインを想起させる。
だがコレが、本作以外のメダロットシリーズにおけるマザーと同様の概念かについては不明である。