メダロット再〜リローデッド〜(メダロットさいリローデッド)


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+ メダロット再〜リローデッド〜【目次】

作品概要

メダロットシリーズ20周年記念作品
英字タイトルは「MEDAROT RELOADED

イマジニアと株式会社コアミックスによる漫画配信サービス、マンガほっと週刊メダロット通信にて連載された。
配信時全250話、単行本収録時全204話


作者は伯林(はくばやし)氏で、イマジニア監修
プロットをイマジニアのうのへえ氏が担当。
伯林氏は絵コンテ(第3巻あとがき原文ママ。ネームとも)を描き、それのチェックを経て執筆される。

マンガほっと以外では、メダロットシリーズオフィシャルファンクラブで第10話までと最新の3エピソードを読むことが出来る。

基本的な設定とメダロット以外に歴代作品の登場人物は誰も登場しない、完全に独立した世界観の作品である

ロボロボ団を思わせる集団が出てきたり、モブや敵としてゲームでは登場しなくなったメダロット(※)も登場したりするなど、ファンならばニヤリとさせられる要素も含まれる。

さらに、オリメダコンテストの優秀作品や、ゲームに登場しない独自設定のメダフォースも登場。
登場するメダロットのパーツのデザインの一部は本作独自のデザインに変更されている

ストーリー展開は特にゲーム版と比較してシリアスかつハード。
特に悪夢の中とはいえ、直接的に人間の死が描かれていることや、敵キャラの類を見ない卑劣さは、メダロットシリーズ全体でも異色である。

※連載開始時点のRPG最新作、メダロット9時点でのこと。後年、オリメダを除く本作再登場メダロットの一部がメダロットSで再登場した。

配信サービス「マンガほっと」

先述のとおり、イマジニアと株式会社コアミックスによる、スマートフォンアプリとウェブサイトによる漫画配信サービス。

https://mangahot.jp/(アプリ紹介サイト)
https://web.mangahot.jp/(WEB版)

漫画雑誌月刊コミックバンチ(現在休刊)、月刊コミックゼノンと自社サイトゼノン編集部などで連載中の終末のワルキューレなどの人気作品や、蒼天の拳などの過去に掲載されたコアミックス作品を主に配信。
この他にも、現在コアミックスが版権を管理している北斗の拳シティーハンターなど、往年の週刊少年ジャンプ連載の人気漫画の配信もされている。

週刊メダロット通信は、マンガほっと独占掲載作品のひとつである。

あらすじ

引きこもりの青年、六葉カガミはある日、幼馴染みの千鳥マモリを何者かに誘拐されてしまう。
マモリの解放の条件は、ロボトル世界大会優勝商品のレアメダルとの交換だった。

9年前、ある事故をキッカケとして天涯孤独の身となると共にメダロットを辞めたカガミだったが、マモリを救うために再び相棒メタビーを起動させる。
果たしてカガミは世界大会に優勝し、マモリを救うことが出来るのか?
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本作独自設定

メダロット

オリメダデザインコンテストのグランプリ作品や、本作完全オリジナルのメダロットが登場。
全てのメダロットが後年メダロットSにて、ゲーム作品への登場を果たしている。

オリメダコンテスト優秀作品

カガミのメダロットの1体、ゼクスとして登場した。
カツマのメダロットの1体、スパークとして登場した。
カツマのメダロットの1体、シリウスとして登場した。
アヤメのメダロットの1体、ベルとして登場した。
作中終盤、カガミのメタビーの新しいパーツとして登場した。
作中終盤、カツマのロクショウの新しいパーツとして登場した。

メダロット再〜リローデッド〜オリジナル

廃ビルでのロボトルの最中、誘拐犯側のメダロットとして複数登場した。
作中終盤、ラスボスメダロットとして登場した。

メダフォース

  • アバランチクラッシュ
ガイのロックが使用。
空中(原文ママ、空気中であろう)の水分を集めて雪崩を発生させる攻撃系メダフォース。

  • 紫電一閃
ガイのジョニーが使用。
格闘系と思いきや、電撃を帯びたビームを放つ射撃系メダフォースである。

  • マジカルスナイパー
カガミのメタビーが使用。
相手の射撃攻撃を砲弾に変え、さらに自身の射撃パーツの命中と威力を乗せて放つカウンター射撃メダフォース。

射撃攻撃なら、パーツによる攻撃でもメダフォースでも問題なく砲弾に変えられる。
攻撃を砲弾に変えるタイミングは、メタビーが任意で決められる様子である。
+ マジカルスナイパーの弱点
明言されてはいないが、砲弾に変えられる相手の攻撃は1発のみである可能性があり、それを突いて倒そうとした敵が登場した。
なお、砲弾と言ってはいるが作中描写はビームである。

  • ムートキューゲル
イリーナのシュトゥルムが使用。
自身が受けたダメージの2倍の威力の爆発を自身の周囲に起こす、実質的な自爆メダフォース

過去作品のメダフォースでいえば、ダメージだまに特性が近い。
メダフォース名はドイツ語で、勇気の弾丸の意。

  • エンゲルレッフェルン
イリーナのブリッツが使用。
自身の全てのパーツを復活させ、その際に攻撃力を大幅に高める。
その代わり、一度使ったらパーツは壊れてしまう文字通りの切り札

  • ピラミッドパワー
ジャラスのファラオが使用。
相手のメダフォースの発動を封じる妨害系メダフォース。

パーツの行動でいえば、メダロット4までのフォース制御よりも、MFシールに近い性能を持つ。
また、実際のメダフォースのみならず使用前のチャージゲージすらも消滅させることも出来た様子である。

  • 疾風迅雷
カツマのロクショウが使用。
移動力と回避力が一定時間上昇し、なおかつ絶対命中する攻撃すらも回避することも出来る様になる補助系メダフォース。

  • 八門遁甲
ロンの孔明が使用。
地面に無数の八卦陣が出現して、相手メダロットの方向センサーやカメラなどを撹乱して異常を起こす、妨害系メダフォース。

八卦陣が撹乱効果を起こしているため、それを破壊すればメダフォースの効果は消滅する。

  • 天下無双
ロンの奉先が使用。
使用したメダロットの能力を大幅に上昇させる補助系メダフォース。

元より孔明の手で性能強化をしていたこともあり、デスタンリベルテの合体したマスタービートルとさえも互角に渡り合うほどの力を発揮した。

  • スチームミラージュ
アヤメのベルが使用。
自身の周囲に蒸気の幕を生み出し、それによって射撃攻撃を反射させて他のメダロットに当てるメダフォース。

だが状況によっては、自身のメダロットにも当たる危険がある。
1度目はレインに当たり機能停止させるも、2度目は使ったベル自身に弾が当たって自滅してしまう
ただしアヤメ自身は、このギャンブル性も「そういうの滾るでしょ?」と承知して使用していた。

  • フリーズロア
ワイルドベアのキングが使用。
その名前のままに相手の動きを拘束する妨害系メダフォース。

シンプルな効果だが、行動を制御するメダフォースは必要なメダフォース量が多くなる上に効果時間も短い
だが巧みな戦術眼を持つワイルドベアと圧倒的能力を持つキングが使えば、状況をひっくり返せるだけの力を発揮出来る。

  • グリズリースタンプ
アルカンシェルのベアちゃんが使用。
自身の周囲に熊の肉球型の重力場を発生させて、敵を圧壊させる広域攻撃メダフォース。

ジャラス戦で使用を試みたが、ファラオのピラミッドパワーで妨害され、使用することは出来ず、廃ビルでのロボトルで初めて使用された。

  • イングラビティ
リンドウのファーストエースが使用。
相手を重力化に置いて動きを止めるメダフォースで、オルドスペルビアの動きを封じ込めている。

企業・国家

当該項目を参照のこと。
  • HYUGA
日本有数の大企業で、設立当初はゲーム会社。
カガミの両親であるマリとイオリと友人の穂長が、学生時代に設立している。

ゲーム開発で莫大な売り上げを叩き出していたが、その矢先にマリとイオリが死亡した。
その後は創設メンバーであり副社長だった穂長が、社長の座に就任している。

事物・計画等

  • ロボロボ君
30年前に存在した、人工知能搭載ロボット玩具。
リンドウが研究していた人工知能が搭載された。
世界的にもかなりの人気を博していたことが、ガイの台詞からうかがえる。

ところが、メダロットの発表によってプログラムによって会話するにすぎないロボロボ君は、メダロットとの相対的な比較によって劣っているものとされ、廃れてしまった

  • メダロット再計画
ヘイジが進めている、メダルの成長過程を追うための研究計画

ヘイジはメダルの持つ未知の力の発動条件が、メダロットとメダロッターの信頼関係であると推測し、実際の観測結果からそれは裏付けられた。

メダルが未知の力を発揮する鍵がメダロットとメダロッターが絆を結びながら成長する過程にある、とヘイジは考え、10代の少年少女ーーメダロットと共に成長出来る存在に着目。
有望なメダロッターとメダロットの成長過程を観測していた。

メダロット再計画という名称は、「メダルから目覚めたメダロットの人生の再スタート、再成長の軌跡を追う」ことから名づけられた。

だが、メダロット研究所では時間が掛かりすぎることや数値で観測出来ないことから、一時は却下された。
ヘイジはそんな中で、ツバキからカガミとマモリにメダロットをプレゼントしたらどうかと勧められ、それを実行。
それがたまたま、メダロット再計画と一致したことで、個人的なライフワークとして始動させた。
さらに、世界的に有望なメダロッター達に研究ではなく協力することで得られるものがあると考え、研究所内で同志を集めて本格的に始動させた。

なお、有望なメダロッターを示したコマには、ワイルドベアをはじめとする世界大会参加者の幼い頃の姿が描かれており、ヘイジは彼らにも協力していたことが示唆されている。

登場人物

単行本

イマジニアより電子書籍としてAmazon等で2021年5月より配信開始。
第1巻から第8巻までは各20話ずつ収録、第9巻以降は22話収録され、全巻に書き下ろしのおまけ漫画が収録されている。
各話のタイトルは漢字二文字。
また、単行本配信によって作中で言及の無かったメダロットの個体名が発覚している。
巻数 収録話数 配信開始日
第1巻 第1話〜第20話 2021年5月11日
第2巻 第21話〜第40話 2021年5月11日
第3巻 第41話〜第60話 2021年5月11日
第4巻 第61話〜第80話 2021年5月18日
第5巻 第81話〜第100話 2021年6月8日
第6巻 第101話〜第120話 2021年7月13日
第7巻 第121話〜第140話 2023年11月28日
第8巻 第141話〜第160話
第9巻 第161話〜第182話
第10巻 第183話〜第204話

メダロットS内タイアップ施策

単行本化を記念して、メダロットS内のリンクから期間限定で第1話〜第50話と第51話以降の10話ずつ差し替えで無料公開と、記念ログインボーナスの配布が行われた。

同作とのコラボイベントも度々開催され、本作初出のメダロットは全て実装された。
登場人物のうち、カガミとカツマはメダロッターとしても実装されている。
なお、イベントシナリオ中のカガミとカツマはメダロッターとして実装されたこともありtyuga氏のイラストだが、ロータスとガイは単行本表紙のイラストが流用されている。


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最終更新:2024年03月14日 11:16