ビクトリーマグナム


【基本データ】

  • ノーマル
●全長132mm ●全幅90mm ●全高38mm
●Item No:19406
●本体価格600円→本体価格780円(2015年8月改定) ●1995年9月20日発売
  • スペシャルキット
●全長132mm ●全幅90mm
●Item No:94619  
●本体価格1,100円 ●2007年10月27日(土)発売

【本体内容】

先代マグナムセイバーと同じくスーパー1シャーシを採用。
ギヤ比は5:1に加え、4:1が付属。
ギヤケースはグリーン。
マグナムセイバーと同型の蛍光グリーンの小径ホイールを装備。
それまでのS1用サイドガードよりも強度がある新型のサイドガードが付属。
それに伴い14mmゴム付きローラーの肉抜きも変わっている(SFMやTZシャーシのキットによく付いている14mmゴム付きに似たデザインだが、あちらと比べるとプラ部に厚みがあり強度が高い)。
ボディはV型ノーズと取り外しできるフロントカウル後端部、小型化されたリヤウイングが特徴。
マグナム・ソニックセイバーのボディがウイング以外ほぼ同形状だったのとは異なり、この代ではボディ本体形状でもVソニックと差別化が図られている。
全体的に丸みを帯びたデザインのソニックに対し、こちらはカクカクとした直線的なデザインとなっている。


【漫画、アニメでの活躍】

爆走兄弟レッツ&ゴーにて、プロトセイバー JBとの戦いでマグナムセイバーを失った豪の新しいマシン。
原作漫画では当初、烈共々セイバーを失った悲しみから自分のマシンとして受け入れられなかったが、土屋博士にVマシンを返そうと赴いた大会になし崩しに出場。
2台ともコースアウトして2人はそのまま放置して立ち去ろうとするが、転落防止ネットに絡まりながらも走ろうとするVマシンにセイバーの姿を重ね、再び走ることを選ぶ。
最後は、豪の無茶な軽量化もあってブロッケンギガントにまずシャーシを潰され、ZMCパテで修復するも今度はボディを完全に破壊される。
そしてバラバラになったボディもZMCパテで補修され、新生マグナム「サイクロンマグナム」として復活する。

ちなみに、原作本編では一度もマグナムトルネードを使っていない。
一応、番外編で一度だけ使用したが、この時のレーサーは二郎丸でそもそもこの話自体豪の夢オチである。
原作番外編エピソードでは、校長仕様の黒いVマグナムが出てきている。

アニメ版では展開が若干異なるものの、周囲の大人たちの後押しもあって最終的には「マグナムセイバーが生まれ変わった」として受け入れる。
こちらでの最後は、マグナムトルネードの最中にレイスティンガーに横から針を刺され、バラバラにされるというもの。
なおこのシーン、豪の中の人はマグナムセイバーに引き続き収録ブースで泣き崩れたそうであるw
その後(おそらく原作の番外編エピソードが元ネタの)バーチャルマシーンでセッティングしながら修理を試みるが、その最中に大神研究所からウィルスが襲来。
そのバトルの中でマグナムのデータが変化し、この形状がサイクロンマグナムの原型となる。

後のマグナムとソニックは、形状こそ似ているものの開発経緯が全く異なるマシンなので、本当に「兄弟機」なのはこのVマシンまでだと言える。

MAX編では市販マシンになっており、原作ではちらほらとモブマシンとして登場する。
アニメ版では登場レーサーの一人「ひとし」が本車を改造した「ビクトリーチャンプ」を使用する。
ボディのウイング左右にブースター状のパーツが追加されている他、レツゴでは珍しいスタビライザーポールをサイドガードの左右に装備している。

Return Racers第5話・8話にも登場。

【VIP内での評価】


【公式ページ】


-MINI 4WDチャンネル-(You Tube)

【備考】

フロントカウルの後ろ半分が別パーツとなっており、よく軽量化の為に外されていた(このパーツを外した状態のフロントデザインがサイクロンマグナムに繋がる)。
それでなくてもコースアウトでよく折れる。
さらに改良型であるファイターマグナム VFXではそもそも付いてない。
だがウイングはもっと折れやすい。なんせ殆ど一枚板を乗っけているだけなので。
コースアウトしてポキ、落っこちてポキ、終いにはキャッチしようとしてポキ、である。
と、いうかこのタイプのウイングはとにかく折れやすい。
なんとアバンテJr.に次ぎ歴代ミニ四駆2位の売り上げを誇る(ちなみに3~5位はネオトライダガー ZMCサイクロンマグナムビークスパイダー)。
上記欠点による買い換えのおかげとか思っても、言ってはいけない(実際、社会現象となった第二次ブームの絶頂期の主人公の愛車だった為、本当に人気があってバカ売れしたのもあるが)。

ボディをブラックメッキ、シャーシ本体をホワイト、ギヤケースをライトスモークに変更したリミテッドスペシャルも存在する。

また、Vソニックのボディがセットになったスペシャルキットも発売された。

かつてコロコロコミックの応募者全員サービスで、ブラックメッキボディが誌上販売された事があった。
大会入賞者への景品として、無色クリヤー成型ボディのキットも製造されている。
また、店舗大会の景品用などでパープルメッキボディもあるようだ。

某キャンペーンで黒成型のボディが配布された。
その後、福袋にも同梱されている他、プライズ版としても再録されている。


バリエーションとして、肉抜き軽量化を施したファイターマグナム VFXが存在する。



最終更新:2024年04月11日 22:40