情報
異名 | 【御役者政】【犬政】【大仁清】 |
---|---|
最強 | 【 |
性別 | 女/中 |
性格 | 温厚激情 |
人称 | 私/貴方,お前 |
生年月日 | 旧暦?年1月15日 |
体格 | 179cm/49kg |
容姿 | ![]() |
好き | 礼節 |
得意 | 掛け合い |
嫌い | 不義理 |
苦手 | ??? |
出身 | 【畜生界】/【住義区】 |
住所 | 【天魔連邦】/【旧都】 |
所属 | 【鬼傑会】【仁清一家】 →【百鬼夜行】 |
属性 | 【命】【弱】【呪】【負】 |
種族 | 【妖怪族】/【 |
かつて【畜生界】最大の勢力を誇った「鬼傑会」の直系「仁清一家」の五代目総長で、仁清一家直参「大里一家」の元四代目総長。全盛期の鬼傑会にあって『鬼傑四天王』の一角を張る実力を持ち、本家の最高顧問として強い発言力を得ていた。ヤクザになる前は芝居一座の用心棒兼役者として巡業しており、行き先の賭場に出入りしていた流れ者の博徒だった。その芝居一座が解散したため帰郷し、仁清一家傘下の大里一家に出入りする様になった。
仁清一家は畜生界初期の大親分の1人「幽天仙之助」を祖とし、二代目に五十嵐篤次郎、三代目に大天狗亀吉、四代目に関神喜之助と錚々たる博徒妖怪が連なる。鬼傑会二代目体制時代からの古参でもあり、歴代の総長は何れも最高幹部職を歴任して来た。彼女の産まれである住義区では既に伝統的な一家が多くあったが、幽天初代の古典的な博徒系ヤクザの風格と切れ味の良さが支持され、大組織へと成長して行った。また歴史的に大里一家の首領になった者は仁清一家でも重責を担う大目付の職務に就任しており、三次団体ながらかなりの大御所組織である。
元役者だけあって端正な姿であり、白い長髪にリング状のツインテール、獣の四肢に複数の尻尾を持ち、脚を大胆に露出させた黒い着物を着こなすその様は遊郭の花魁とでも呼べる妖艶で美しい妖怪である。一目見れば誰もが目を奪われ、畜生界で本物の侠道を往く様は敵すらも一目置いている。犬神という強大な呪力を持つ妖犬であり、祟られた者は恐ろしく大食になり、死ぬと体に犬の歯型が付いているという。また無生物にも憑き、憑いたものは使い物にならなくなる。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を地で行く人物であり、畜生界にあって武力の“覇道”ではなく人間性で組織を築いた“王道”のヤクザ。当時、最盛期の総勢20億に到達する大仁清を率いる首領にも関わらず、豪華とは言えない質素な一軒家に住み、金銭に対する欲が無く、専用の車に乗るのを嫌がり大人数で歩くのを毛嫌いし、ヤクザの大親分でありながら道の端を歩き、側近にさえ行き先を告げず単身で一般人と同じように歩き、人の流れや景色の移り替わりを見てそれを楽しむかの様に移動していた。現在ではまず考えられない本物の庶民派親分でもある。また自身の都合で義理を欠いてしまった時、後日側近に何も告げず単身でその組織へ訪れ、大組織の首領にも関わらず額を地面に擦りつけながら土下座をする人物で、どんなに相手組織の格が下でも対等以上に接し、鬼傑会内では「平和共存」「内政不干渉」を掲げており、組織の和を重視していた。そんな人間性の高さは不思議と畜生界の荒くれ者を惹きつけて行き、組長自ら仁清一家の傘下に加入したいという話も絶えなかったが、彼女は先代達が築いて来た歴史と伝統を重んじ、組織を守らそうと親戚として後見役になるなど相手の組織の歴史と自主性を最大限に尊重し目先の利益よりも大きな視点での共存を考えていた。
彼女の人柄を慕い兄弟分の盃を交わしたがるヤクザは無数にいたと言われるが、その代紋違いの兄弟を決して呼び捨てにせず、必ず「兄弟」という呼び名を使う。末端組員や部下でも叱る時以外は敬称づけで呼んだりと正しく“任侠道”の手本とも言える極道であり、彼女が襲名した五代目政権下では高額の会費(*1)を要求せず、外様に対しても丁重に扱い組織間の軋轢を抑え、下部団体同士の連携力を深めてかつ経済力に余裕を持たせるという組織の体制もあって仁清一家は鬼傑会四天王の一角を張る精強な組織へと成長した。加えて鬼傑会内外を問わず一次団体の首領または役付きの重鎮多数を舎弟・子分として持ち、それらは犬神を慕い「犬政兄弟会」として親睦を深め、後進の若手も名門組織の長となる逸材の集まりだった。かの【三代目百鬼夜行】にさえ「百鬼夜行の跡目を狙える器」と評価されており「昔に戻って犬神を配下に出来たならば迷わず四代目に指名する」と言われた程。
だがその本性は激しく燃える炎の様な短気で気性の荒い生粋の武闘派。人格者と言える性格は調整役に徹する為に抑え込んでいるからであり、火山の噴火を薄氷一枚で防いでいる様な凄絶な自己抑制の賜物である。かつては“御役者政”という名で呼ばれ、敵が姿を見れば恐れをなして逃げ出し、賭場周辺を徘徊していたチンピラに声も掛けず匕首で切り裂く等、文字通り犬神憑きの如き凶暴性を秘めていた。更に「負けん気と喧嘩の掛け合いは天下一品」と評され、崖っ縁に追いこまれても強気一辺倒。普通なら崖から落ちてる様な場面でもツッパる気概があり、ヤクザの生命線である“掛け合い”(*2)の強さは畜生界一。圧倒的に不利な局面でも犬神にかかるといつのまにかそれがひっくり返っていたという。現在の任侠らしい性格は裏を返せば「自分が絵を描く為の都合のいい手駒」であり、組織が強い内は肉壁として、弱体化すれば抗争も絵も描かずにシマを組織ごと仁清一家に引き込めるため彼女にとって問題にもならないのである。相手を蹴落とす為にこれらの兄弟分を利用する等のやり手のヤクザらしい狡猾な一面も見せている。饕餮曰く「恩を着せて洗脳し自分の操り人形に仕立て上げている」との事。今でも話が通じなかったり舐めた相手には本来の御役者政の一面を顕にして容赦無い殲滅劇を見せる。畜生界の妖怪は口々に「犬政に狙われたら“咎人殺”で切り裂かれ街のド真ん中に晒し首にされる」と恐れていた。覚悟を決めての決戦か降参するかのどちらかを選ばねばならなかったようである。
雷禅の配下入りへの経緯は殆ど明かされていないが鬼傑会解散後に家臣として彼女へ仕えるようになったようだ。因みに雷禅が就寝する際に彼女の股の間で眠るが、これは犬系種族による強い信頼の現れであり、極道の掟に当て嵌めれば不義理を承知の上でも欠かせない睡眠ルーティンとなっている。
仁清一家は畜生界初期の大親分の1人「幽天仙之助」を祖とし、二代目に五十嵐篤次郎、三代目に大天狗亀吉、四代目に関神喜之助と錚々たる博徒妖怪が連なる。鬼傑会二代目体制時代からの古参でもあり、歴代の総長は何れも最高幹部職を歴任して来た。彼女の産まれである住義区では既に伝統的な一家が多くあったが、幽天初代の古典的な博徒系ヤクザの風格と切れ味の良さが支持され、大組織へと成長して行った。また歴史的に大里一家の首領になった者は仁清一家でも重責を担う大目付の職務に就任しており、三次団体ながらかなりの大御所組織である。
元役者だけあって端正な姿であり、白い長髪にリング状のツインテール、獣の四肢に複数の尻尾を持ち、脚を大胆に露出させた黒い着物を着こなすその様は遊郭の花魁とでも呼べる妖艶で美しい妖怪である。一目見れば誰もが目を奪われ、畜生界で本物の侠道を往く様は敵すらも一目置いている。犬神という強大な呪力を持つ妖犬であり、祟られた者は恐ろしく大食になり、死ぬと体に犬の歯型が付いているという。また無生物にも憑き、憑いたものは使い物にならなくなる。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を地で行く人物であり、畜生界にあって武力の“覇道”ではなく人間性で組織を築いた“王道”のヤクザ。当時、最盛期の総勢20億に到達する大仁清を率いる首領にも関わらず、豪華とは言えない質素な一軒家に住み、金銭に対する欲が無く、専用の車に乗るのを嫌がり大人数で歩くのを毛嫌いし、ヤクザの大親分でありながら道の端を歩き、側近にさえ行き先を告げず単身で一般人と同じように歩き、人の流れや景色の移り替わりを見てそれを楽しむかの様に移動していた。現在ではまず考えられない本物の庶民派親分でもある。また自身の都合で義理を欠いてしまった時、後日側近に何も告げず単身でその組織へ訪れ、大組織の首領にも関わらず額を地面に擦りつけながら土下座をする人物で、どんなに相手組織の格が下でも対等以上に接し、鬼傑会内では「平和共存」「内政不干渉」を掲げており、組織の和を重視していた。そんな人間性の高さは不思議と畜生界の荒くれ者を惹きつけて行き、組長自ら仁清一家の傘下に加入したいという話も絶えなかったが、彼女は先代達が築いて来た歴史と伝統を重んじ、組織を守らそうと親戚として後見役になるなど相手の組織の歴史と自主性を最大限に尊重し目先の利益よりも大きな視点での共存を考えていた。
彼女の人柄を慕い兄弟分の盃を交わしたがるヤクザは無数にいたと言われるが、その代紋違いの兄弟を決して呼び捨てにせず、必ず「兄弟」という呼び名を使う。末端組員や部下でも叱る時以外は敬称づけで呼んだりと正しく“任侠道”の手本とも言える極道であり、彼女が襲名した五代目政権下では高額の会費(*1)を要求せず、外様に対しても丁重に扱い組織間の軋轢を抑え、下部団体同士の連携力を深めてかつ経済力に余裕を持たせるという組織の体制もあって仁清一家は鬼傑会四天王の一角を張る精強な組織へと成長した。加えて鬼傑会内外を問わず一次団体の首領または役付きの重鎮多数を舎弟・子分として持ち、それらは犬神を慕い「犬政兄弟会」として親睦を深め、後進の若手も名門組織の長となる逸材の集まりだった。かの【三代目百鬼夜行】にさえ「百鬼夜行の跡目を狙える器」と評価されており「昔に戻って犬神を配下に出来たならば迷わず四代目に指名する」と言われた程。
だがその本性は激しく燃える炎の様な短気で気性の荒い生粋の武闘派。人格者と言える性格は調整役に徹する為に抑え込んでいるからであり、火山の噴火を薄氷一枚で防いでいる様な凄絶な自己抑制の賜物である。かつては“御役者政”という名で呼ばれ、敵が姿を見れば恐れをなして逃げ出し、賭場周辺を徘徊していたチンピラに声も掛けず匕首で切り裂く等、文字通り犬神憑きの如き凶暴性を秘めていた。更に「負けん気と喧嘩の掛け合いは天下一品」と評され、崖っ縁に追いこまれても強気一辺倒。普通なら崖から落ちてる様な場面でもツッパる気概があり、ヤクザの生命線である“掛け合い”(*2)の強さは畜生界一。圧倒的に不利な局面でも犬神にかかるといつのまにかそれがひっくり返っていたという。現在の任侠らしい性格は裏を返せば「自分が絵を描く為の都合のいい手駒」であり、組織が強い内は肉壁として、弱体化すれば抗争も絵も描かずにシマを組織ごと仁清一家に引き込めるため彼女にとって問題にもならないのである。相手を蹴落とす為にこれらの兄弟分を利用する等のやり手のヤクザらしい狡猾な一面も見せている。饕餮曰く「恩を着せて洗脳し自分の操り人形に仕立て上げている」との事。今でも話が通じなかったり舐めた相手には本来の御役者政の一面を顕にして容赦無い殲滅劇を見せる。畜生界の妖怪は口々に「犬政に狙われたら“咎人殺”で切り裂かれ街のド真ん中に晒し首にされる」と恐れていた。覚悟を決めての決戦か降参するかのどちらかを選ばねばならなかったようである。
雷禅の配下入りへの経緯は殆ど明かされていないが鬼傑会解散後に家臣として彼女へ仕えるようになったようだ。因みに雷禅が就寝する際に彼女の股の間で眠るが、これは犬系種族による強い信頼の現れであり、極道の掟に当て嵌めれば不義理を承知の上でも欠かせない睡眠ルーティンとなっている。
関係
+ | ... |
台詞
- 「私は鬼傑の四王、犬神。鬼傑会最高顧問、仁清一家五代目。通り名は犬政」
- 「言う事を聞かんなら仕方がない。殺すか」
- 「どんな掛け合いでも全身を「肝」にせよ。どんな事があっても顔色を変えて「肚」を読まれてはならない」
- 「私が日和見主義、事なかれ主義だって?そう抜かした連中は一人残らずブッ潰して来たよ」
- 「饕餮?アイツは畜生界ヤクザの重鎮だよ。饕餮だけあって何でも力にする貪欲さには脱帽だわ。ああ、アイツとはかつて同業者だったの。鬼傑四天王とか言われてね」
戦闘情報
+ | ... |
余談
モデル
住吉会五代目総裁「堀政夫」
掛け合い
ヤクザはひと言ひと言が勝負の世界であり、下手な話のつけようではエンコや金だけでは済まず、組織が潰滅的な打撃を受けてしまう事もあり得る為、掛け合いはヤクザにおけるもうひとつの命を賭けた抗争である。
コメント
閲覧数
今日 | - |
---|---|
昨日 | - |
合計 | - |