かわいそうなドラゴン・・・の話
この物語は、突発的に行なったランダム(無限)ダンジョンを舞台に、どこまで二匹の冒険者が進めるかを突き詰める・・・かもしれないお話。
登場人物
アリスティド
ギルドマスターのヒューリン。ハーフヴァーナの猫ってあたりで、かなり実利と萌えの両方を押さえている。しかし、シートを見る限り、娘という記述はない(えっ)。通称アリス(なので娘のはず)。
ウォーリア/サムライで、コンビの主戦力。
ウォーリア/サムライで、コンビの主戦力。
メルバ
ギルドの参謀を勤めるフィルボル。こっちは明確に娘。
アコライトではあるが、生存性と舞台が延々ダンジョンであることを鑑みてサポはシーフ。
頭の弱いアリスを前に押し出し、後から戦線に加わっていくスタイルを好む。
むしろ、≪インヴォーク≫でアリスを持ち上げた後は、ひたすらに殴るだけしかしないという噂も・・・
アコライトではあるが、生存性と舞台が延々ダンジョンであることを鑑みてサポはシーフ。
頭の弱いアリスを前に押し出し、後から戦線に加わっていくスタイルを好む。
むしろ、≪インヴォーク≫でアリスを持ち上げた後は、ひたすらに殴るだけしかしないという噂も・・・
特殊設定
- ダンジョンはフロア突入時のキャラクターレベルと同じダンジョンレベルになる。
- 途中撤退は可能。戦闘に突入した場合の撤退は、魔法を使わない限り、ほぼ不可能とする。
- 突入から撤退までを1セッションとし、レベルアップは撤退時に行なうことができる。このとき、ギルドスキル・フェイトなどはリセットされる。
- ダンジョンに再突入した場合、既知エリアのあるフロアに関してはダンジョンレベルがかわらない。
- 新しいフロアに下りたとき、ダンジョンレベルはその時点のキャラクターレベルとなる。
- ノンGMなので、モンスターの管理は共同。しかし、判定に関しては、自キャラが防御する場合は、もう片方のPLがモンスター分の判定を行なう。
(第一回目終了時のお約束)
1回目のセッション
※注意書き
クリスマスイヴだというのに、二人もそろってセッションをしているあたりは突っ込んではいけない。
クリスマスイヴだというのに、二人もそろってセッションをしているあたりは突っ込んではいけない。
一部仮説によると、「皆が休んでいるときに働くと儲かる」という意見により未発掘ダンジョンにもぐったとされている。
初心者冒険者のアリスとメルバ(のPL)は、最初4枚目のカードをかなり無駄にめくり(一応8Gの収入だけは得ることができた)、
「このまま何も(エネミーが)出ずに終わったらどうするよ?」
などと余裕をぶっかましつつ、5枚目のカードをめくったという。
初心者冒険者のアリスとメルバ(のPL)は、最初4枚目のカードをかなり無駄にめくり(一応8Gの収入だけは得ることができた)、
「このまま何も(エネミーが)出ずに終わったらどうするよ?」
などと余裕をぶっかましつつ、5枚目のカードをめくったという。
5枚目のカード:ダイヤの9
ドアをあけた瞬間、二つのトラップが“両方メルバに向かって”発動した。
メルバは片方は蝶のように舞って避けたが、もう片方は直撃した。
メルバは片方は蝶のように舞って避けたが、もう片方は直撃した。
頭脳系ステータスが全滅モードのアリスに一瞬メルバが殺意を覚えたのは内緒だ。
しかし、問題はそこから。
サポシーフのメルバは、2つのトラップの解除を目指すのだが、(PLが)二人で覗き込んだデータによると、メルバではダイス2こで10を出さないと解除不能だとわかった。
サポシーフのメルバは、2つのトラップの解除を目指すのだが、(PLが)二人で覗き込んだデータによると、メルバではダイス2こで10を出さないと解除不能だとわかった。
ふたりは無視して先に進んだ。
次にめくったカードは、スペードの2。
「エネミー遭遇キター!」
ここでは出現するゴブリンの数をダイスで決定するとなっている。
そこでアリスはダイスを振った。
「エネミー遭遇キター!」
ここでは出現するゴブリンの数をダイスで決定するとなっている。
そこでアリスはダイスを振った。
『6』
最大値を出すとはいい度胸だ。。。
しかし、全くエネミーが出てこなかったため、最弱の引きでも最大の経験値を得る努力と思えば、多少可愛げも出ようというもの。
※ここでミステイク。
二人はエネミーがそれぞれ別エンゲージという文を読み逃し、ゴブ6モブがすべて1エンゲージと勘違いをやらかす。
二人はエネミーがそれぞれ別エンゲージという文を読み逃し、ゴブ6モブがすべて1エンゲージと勘違いをやらかす。
二人の取った作戦はこうだ。
まず最速のメルバがアリスに≪インヴォーク≫をかけ、ドアをあけてアリスが突進。ゴブリンのエンゲージを≪トルネードブラスト≫でゴブリンを瞬殺。
その後、残るフォモルを二人でほふる。
その後、残るフォモルを二人でほふる。
この戦闘はそれほど長くかからずに終了した。
ドロップ品も・・・まぁまずまずだったといえる。
ドロップ品も・・・まぁまずまずだったといえる。
次の部屋でMP回復のカードを引き、その次で無限回廊にぶつかり、せっかくの回復をちょっと無駄にしちゃったのはリアルラックといえる。
そして最後の部屋。
そして最後の部屋。
ダイヤの5:宝箱
ここで二人は悩んだ。
宝箱をあけたら落とし穴が発動すると書いてあるが、落とし穴に解除値はない。しかし、宝箱に鍵がかかっているということも書いていない。力技に及ぶと壊れそうだ。
そこで我々は、仮説として「鍵Aがかかっているとする」ということにしておき、鍵を解除した。メルバの見事な開錠テクニックにより、開錠には成功した。
宝箱をあけたら落とし穴が発動すると書いてあるが、落とし穴に解除値はない。しかし、宝箱に鍵がかかっているということも書いていない。力技に及ぶと壊れそうだ。
そこで我々は、仮説として「鍵Aがかかっているとする」ということにしておき、鍵を解除した。メルバの見事な開錠テクニックにより、開錠には成功した。
※ミステイク
あけちゃったんだから・・・おちないかね?これ。
あけちゃったんだから・・・おちないかね?これ。
フロア2へと移る。
これには二人とも同意。
なぜなら、このまま帰ってもろくな報酬ではないし、1点足りないのでレベルアップができない。
なんとしてもエネミー遭遇のカードをもう1枚引かなければ!!!
これには二人とも同意。
なぜなら、このまま帰ってもろくな報酬ではないし、1点足りないのでレベルアップができない。
なんとしてもエネミー遭遇のカードをもう1枚引かなければ!!!
といって引いたカードで、一瞬マンティコアが出たので、カードをチェンジ。
潔くないとか言うなよ?
潔くないとか言うなよ?
1レベルで終わっちゃったら面白くないだろ?
引いたカードはHP回復。
二人ともHPは減っていたので好都合。
二人ともHPは減っていたので好都合。
そして、2枚目は・・・・
スペードの8。
エネミー遭遇ヽ(`д´)ノ
またまたダイスが走ったらちょっと怖い数字でしたが、アリスはきっちりと2dで期待値の7をふります。
イーグル7体か・・・こいつらのうち1体でも倒せれば、レベルアップは確定です。
イーグル7体か・・・こいつらのうち1体でも倒せれば、レベルアップは確定です。
戦術どおり、≪インヴォーク≫のかかったアリスが突撃。1ターンの間アリスだけしかイーグルの視界内にいない状態で、結構避けまくる。
2ラウンド目でメルバが格闘戦線に参加。1ラウンド目でアリスが殴ったイーグルに鈍器で襲い掛かり、これを沈める。
8ラウンド目までかけて順当に二人でイーグルを殴りまくっていく。
しかし、メルバのPLはモンスター判定でばかりクリティカルを連発し、自分でも回避判定でのみクリティカルを出すという無能な幸運振りを露呈。更にアリスも面白くファンブルを連発する。
しかし、メルバのPLはモンスター判定でばかりクリティカルを連発し、自分でも回避判定でのみクリティカルを出すという無能な幸運振りを露呈。更にアリスも面白くファンブルを連発する。
「二人ともガープスに慣れてたから(振るダイスがフェイトとかで3つになると)1ゾロだしたがるんだよ・・」
こんな言葉をかみ締めつつ、ダイス数が多いときに限って1ゾロを連発する二人。
なんだかんだで、最後の1匹にてこずり、2ラウンドの後に(ある意味)ボロボロになりながら、イーグル7匹の掃除に成功する。
なんだかんだで、最後の1匹にてこずり、2ラウンドの後に(ある意味)ボロボロになりながら、イーグル7匹の掃除に成功する。
しかし、後半やけになって突っ込んだせいでフェイトは全部消費され、アリスの≪ボルテクスアタック≫も使ってしまったため、二人は撤退を決意する。
終了後に経験点を計算したら、イーグルが@1匹多かったら3レベルになれたと気がついたのは内緒だ。
つづく?