

概要
AutoHotkeyのスクリプトとして作られたマウスジェスチャツール。
- 配布ページ
- http://lukewarm.s101.xrea.com/myscripts/MouseGesture.html
- 紹介ページ
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http://oshiete.new-akiba.com/archives/2007/11/_mouseg.html
http://lukewarm.s101.xrea.com/myscripts/mousegesture/index.html
※※ 現在は有志による後継版が開発され(lukewarmさんも了承のこと)、Autohotkeyの ダメ文字問題や64bitOS対応がなされているMouseGestureL.ahk で何の問題もありません。 したがって、MouseGestureL.ahk の利用をおすすめします。
機能
- 一つのジェスチャ定義に複数のジェスチャパターンを登録可能
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ジェスチャパターンはボタン押し下げ、カーソル移動(ストローク)、ボタン押し上げの任意の組み合わせで定義
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ストローク認識は、4方向モードと8方向モードを用意
- 「第1ストローク」「縦横の後」「斜めの後」で、斜めと縦横の広さの割合を変更可能
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同じ方向に十分に長く移動し続けたときに長距離ストロークとして扱う
- 通常では、60ピクセル以上で通常ストローク、600~800ピクセル(方向による)で長距離ストローク
- 設定の仕方によっては、60ピクセル単位で任意の多段階ストロークを認識可能
- ボタンには左/右/中/第4/第5/ホイール上/下を使用可能
- 2~nボタン同時押しや、同時押し+ストロークも認識可能
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単独あるいは他のボタンを押しながらのダブル~n回クリックを認識可能(要設定)
- 1回「のみ」と2回クリックに別の動作を割り当てることも可能
- ボタンを押し下げた瞬間や、ボタンを押しながらストロークを認識した瞬間に動作を発動させることも可能
- ボタンを押している間中特定の動作を繰り返させる機能
- ボタン押し上げを伴わないジェスチャは、ボタンを押したまま何度でも発動可能
- 新規ボタン定義機能により、任意のキーをボタンとして使用可能
- カスタムボタン定義モジュールにより特殊なボタンの追加も可能
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画面端に接触していることをボタンとして扱う機能
- 各辺の全体、2分割、3分割、各角を使用可能
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ストローク認識は、4方向モードと8方向モードを用意
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条件別割り当てでは、ウィンドウクラス、コントロールクラス、実行ファイル名、タイトル、任意のAutoHotkey条件式などのルールが使用可能
- 一つの条件定義にAND、ORで複数のルールを列挙できるほか、別の条件定義を組み込むことも可能
- 条件式では、ウィンドウの状態、カーソルのあった部位、カーソルの座標、キーボード状態などでの振り分けが可能
- クリックしたウィンドウからクラス名や実行ファイル名などを取得する機能
- よく使われる条件式をメニューから入力する機能
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動作割り当てにはAutoHotkeyのスクリプトを使用可能
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よく使われるスクリプトをリストから選択して入力する機能
- 引数の入力をダイアログで分かりやすくする機能
- 選択したツールバーボタンからコマンドIDを取得してWM_COMMANDメッセージ送信スクリプトを生成する機能
- 即座にジェスチャの認識を打ち切る動作を「下方向にドラッグ」などに割り当てて使える
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よく使われるスクリプトをリストから選択して入力する機能
- 設定内容をクリップボード経由でインポート・エクスポート
- テキストエディタでの直接編集もし易いiniファイル仕様
設定画面
設定画面は別スクリプトとなっており、設定はINI風の形式で保存される。
設定スクリプトによって、動作定義スクリプトが生成され、本体に組み込まれる。
※画面は旧バージョンの物
条件定義
マウ筋のTarget設定に当たります。

Targetとして選べる条件は、だいたい同じ。Targetの順番を考えなくてよい分、マウ筋の設定より楽。
ターゲット | MouseGesture.ahk | マウ筋 |
実行ファイル名(exe) | ○ | ○ |
クラス名 | ○ | ○ |
コントロールid | ○ | ○ |
タイトル | ○ | - |
他には必要に応じて
Custom 値に指定したAutoHotkeyの条件式が真になるか Include 値に指定した条件定義に一致しているか
等を設定することができる。
動作割り当て

設定
MouseGesture.ahk | マウ筋 |
本家版![]() 軌跡追加版 Ver1.03~ ![]() |
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