ミルディン・ウィルト(木)
ミルディン・ウィルト レアリティ:☆5 | ||||||
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属性 | 木 | ステータス | レベル50(60) | 入 手 方 法 |
英雄フェスティバル <英雄>フェスティバルの卵 マーリン →ミルディン →ミルディン・ウィルト |
バトルタイプ | バランス系 | HP | 25139(31037) | |||
ノーマルスキル | エレメンタルマスター | 攻撃力 | 2415(2982) | |||
アクティブスキル | メテオストーム(全体攻撃) | 防御力 | 2258(2787) | |||
スーパースキル | なし | 回復力 | 2087(2576) | |||
亜種スキル | 洞察(20%~25%:リーグ限定) | ブティック | 白うさぎコレクション |
スキル | レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 |
勇気の一撃(☆3) | 攻撃時 | ||||
勇気の一撃(☆5) | 攻撃時 |
スターモンリーグ考察
- 通常リーグ
- 特別リーグ(攻撃側:リーダーSP最大、防衛側:隠しSP最大)
- 相性のいいスターモン
- 対策
ジュエル考察
似たスキルのスターモン
勇気の一撃+果敢な一撃
- ピノキオ(木)
勇気の一撃+勇気の一撃
- 竜騎士シグルド(光)
- シャクラ(闇)
ストーリー
マーリン
[記録 23508]
「誰かの意志が世界を変える力を持つ」
そのようなことはマーリンの想像を超えていた。内面の弱さを完全に克服する、あるいは少なくとも無視できる者などいるはずもなかった。
名が知られた英雄たちの中にも、マーリンの想像を超えるような者はいなかった。彼らはなんらかの弱さを克服して勝利をつかんだが、その過程は想定の範囲に収まるありふれたものにすぎない。ほとんどの人が、こうした英雄は”真の力”や”真の偉大さ”を備えていると言うが、そんなものはマーリンにとって無意味だった。彼らは生まれながらに弱い存在であり、それが変わることはない。
名が知られた英雄たちの中にも、マーリンの想像を超えるような者はいなかった。彼らはなんらかの弱さを克服して勝利をつかんだが、その過程は想定の範囲に収まるありふれたものにすぎない。ほとんどの人が、こうした英雄は”真の力”や”真の偉大さ”を備えていると言うが、そんなものはマーリンにとって無意味だった。彼らは生まれながらに弱い存在であり、それが変わることはない。
だが、彼自身はどうなのか?
彼はなんでもできる力を持って生まれたが、それ故に絶望に打ち負かされた。おそらくああいう英雄たちも彼よりはましなのだろう。屈辱感と自己嫌悪に苛まれ、彼は完全な闇の中に深く沈みこんだ。
だが、完全な存在として誕生した者がいたらどうなのだろう?決してくじけることなく、絶対に負けを認めない者…。この考えに彼は興味をそそられた。弱さを乗り越えられる者ではなく、最初から弱さを持たない者。
それはどんな存在なのだろう…?
ミルディン
[記録23731]
世界中を探索してまわる中で一人の騎士が彼の目を引いた。
騎士は常に勇敢で、揺るぎない信念を持ち、正義を貫くに当たっては一切妥協しなかった。そんな騎士に感化され、騎士と共に歩もうとする者たちが現れはじめた。明るく輝く一つの意志はたちまち世界全体を照らす光となった。あらゆる光が彼に流れ込んでいるように見えた。
他人の目から彼を見守り、他人の心で彼を感じていたマーリンは、もはや自分を抑えることができなかった。騎士の傍らに立ち、騎士に認められたかった。マーリンは騎士との出会いの場を設定することに力をそそぎながら、初めての出会いがどんなものになるか想像をめぐらせ、興奮しすぎないように努めた。
その後ほどなく、大魔道士と聖剣の主はついに出会った。マーリンは魔術師の役割を演じ、英雄が打ち勝つべき試練を騎士に与えた。天を裂いて降り注ぐ雷と炎のただ中を”王”は揺るぎない信念を持って突き進んだ。
その姿を見守っていたマーリンの心の奥から今まで味わったことのない感情が湧いてきた。喜びだ。
ミルディン・ウィルト
[記録23844]
マーリンは騎士になりたかった。しかし、騎士の光はその存在そのものから来ていることも、彼にはわかっていた。
それ故にマーリンはただ騎士の傍らにあることを望んだ。騎士に信頼され、騎士を助ける存在になりたかった。マーリンほどの力があればそれは十分に可能だったし、騎士にもそれを納得させることができた。
こうして”キャメロット”が誕生した。