M.M.R.附属高校 - NIKKEぺでぃあ | ニケペディア

M.M.R.附属高校

概要

M.M.R.が運営する教育機関。シュエンが理事長を務める。
目的はニケの後天的な学習による性能の向上実験、そのため生徒は全員ニケである。
基本的には通常の学校と同じようにクラス分けされた生徒を担任教師が受け持つ。

実態

一見すれば普通の学校と同じように年頃の子供達が青春を謳歌しているように見えるが生徒たちには過酷かつ残酷な運命が待ち受けている。
生徒たちはM.M.R.によって作成されたカリキュラムに従い対ラプチャーの戦術を学ぶ、
内容は主に指揮系統や部隊連携の座学、そしてラプチャーとの戦闘を想定した実技訓練を行う。
そして一定期間ごとに試験が設定され生徒たちは筆記試験と実技試験を受ける。
実技試験は地上に上がり本物のラプチャーと戦闘を行う。
当然危険を伴う試験であり、ナガが初めて受けた試験では三人で構成された部隊で生き残ったのはナガ一人だけだった。
死亡したニケは当然失格だが、戦闘の技術力を測るための試験であるゆえに生き残ったとしても基準に届かない生徒は失格となる。
ただし筆記試験の結果がトップクラスであれば実技での失格をある程度はフォローできる。
そして試験に落ちた生徒は記憶を「リセット」され再度1からの学習を行う。更に3度の試験失敗は退学、退学となった生徒の行き先はM.M.R.に送られニケを使った人体実験の素材などに使われる。
生徒たちは試験に落ちたクラスメイトが新学期には記憶消去され新入生として戻ってくる。
そして戻ってこないクラスメイトによりその事実を否応にも分からされることになる。
そのため試験前にはプレッシャーからジンクスを強く意識する、神経質になる、また奇行に走るなど精神的負荷は計り知れない。
同じようにマルチャーナのような生徒を大事に思う教師にとっても耐え難い苦痛である。

校外学習

M.M.R.附属高校のカリキュラムの一つに校外学習というものがある。
これは地上の危険な地点を指定し、そこで数日間過ごし生徒たちの生存能力を試験評価するというもの。
期間中に教師の引率はなく、生徒たちは携帯電話等の通信機器を持ち歩くことは出来ない。
過去に行われた校外学習では多数の生徒が死亡、これが統合クラスを作る原因となった。
その危険性から長らく行われていなかった校外学習だが、M.M.R.上層部の決定によりアイン、ツバイ、ライらが所属する学年全員で校外学習が行われた。
生徒たちにはだた「遠足」とだけ説明され当日の出発直前に地上での生存試験だと明かされる。