ラプチャー - NIKKEぺでぃあ | ニケペディア

ラプチャー　Rapture

• 概要

人間を殺すことを目的とする機械兵器であり人類の最大の敵、そして現在の地上の支配者。
約100年前の第一次ラプチャー侵攻と呼ばれる時期に突如として現れ人類を攻撃、人類もニケを制作し応戦するが圧倒的戦力差から敗北、地下へ追いやられることになった。
ラプチャーは手のひらサイズの小さなものから輸送船並の巨大なものまで、形状や役割も多種多様。
100年以上もの長い年月を人類は戦っているにも関わらず、その実態は未だに謎に包まれている。
第一次侵攻初期は軌道エレベータ付近で目撃されたことからラプチャーという名称ではなく「宇宙人」「外界生命体」と呼ばれていた。

• 特徴

ラプチャーは執拗に人間を殺害することを最優先の目的にしており人類にとっての天敵である。
主に無機物で構成された機械の体をもち、一部個体は生体部品のような柔軟性に富む素材も使われている。
多くのラプチャーはコアと呼ばれる外部に露出した赤く光る半永久的な動力源をもち動力であると同時に弱点でもある。
またコアの発光によって活動しているかどうかの判別も可能。
活動領域は地上と空に及ぶが海中ラプチャーは過去には存在したものの、ここ何十年もの間確認されていない。
海中はエネルギー効率が悪いためと言われている。
また地上だけではなく、グレイブディガーは地中を掘削し進む地下で活動するラプチャーである。
地上で活動するラプチャーは多くは四足歩行であり、ラプチャー研究をしていたラプチリオンによれば、これはラプチャーが生物を模した形態を取っているためと言われている。
また空中で活動するラプチャーもストームブリンガーのような鳥類をもしたものだけでなく、シニスターのような鮫など海中生物を模したものまで多種多様。
一般的にラプチャーに知性はないとされ、行動も標的を発見し攻撃すると行った単純なものが多い。
高度な行動を取る大型個体を除き、ほとんどのラプチャーは指令を受け取るインプットのみ、アウトプットが存在しない。
そのため全てのラプチャーに指令を出す上位の個体、クイーンが存在すると推測されている。
しかし近年、人類の残した機械を操作する個体やトーカティブのように人語を解し知性を持つ個体などが発見されている。

• 行動

人間の殺害を目的としているため人間の出す物音、熱源を感知する能力がある。
ラプチャーは人間を殺害することを目的とした行動を取るが、ニケがいる場合はそちらを優先して狙ってくる傾向がある。
一部にはニケを武装を解除させ連れ去る、頭部（脳）を持ち去る行動が見られる。
タイラント級ブラックスミスはニケを捕獲、体内に吸収しラプチャーの材料にしてしまう。
ラプチャーの中でも生態系のような弱肉強食に則った行動が見られる。
弱ったラプチャーは他の強いラプチャーに捕食されてしまう。

• コーリングシグナル

ラプチャーはコーリングシグナルと呼ばれる警報音を鳴らす事で仲間を呼び寄せることができる。
そのためたった一体のラプチャーでもコーリングシグナルを鳴らされてしまえば周囲のラプチャーが集まり取り囲まれてしまう。
この警報音自体は他のラプチャーに詳細な情報を伝えてるわけではなく、「こっちに何かあるから集まれ」といった程度のもの。
そのためコーリングシグナルで呼ばれたラプチャーは必ずしも戦闘態勢で集まってくるわけではない。
またコーリングシグナルは人類でも模倣が可能であり、意図的にラプチャーを呼び寄せるためにも使用される。

• 等級とグレードによる分類

ラプチャーはサイズ別に大きく5段階に分類される。
一番大きい分類から順番に
タイラント級：トーカティブ、アルトアイゼン、マザーホエールなど
ロード級：シニスター、レイタンス、スプーキーなど
マスター級：ガーディアン、ニードルなど
サーヴァント級：レムナント、グリッターなど
セルフレス級：ウェイター、テーブルなど

また各等級内でグレードと呼ばれる区分けが存在する。
マスター級ならラプチャー名の頭にエクシードの装飾詞が付く。
ロード級ならリビルドが装飾詞として付与される。
これらの分類はラプチリオンが自身のブログで公開、いつの間にか中央政府の公式分類となった。
そのため分類化される以前の第一次ラプチャー侵攻時は大きいラプチャーは単に「大型ラプチャー」で一括りにされている。
基本的に等級が大きくなれば戦闘力も高く高度かつ複雑な行動を取る傾向がある。
性能にもいくつかの分類があり火力型、砲撃型、侵食型、自爆型などが存在。

• 上位の存在

ニケが侵食を経てラプチャー側になったヘレティック、これらは下位のラプチャーに命令をすることができる。
そして全てのラプチャーに指令を出していると思われるクイーンが存在する。

• 語源

おそらくラテン語のraptures（連れ去る）から派生したものと思われる。
キリスト教でrapture＝携挙（けいきょ）はキリスト再臨に信者の体が不死となり天へあがりキリストと再会する事を指す。
他にも歓喜という意味も。

NIKKEがサービス開始され一年以上が経った今でもラプチャーには謎が多い。
「どこから来たのか」
「誰が作ったのか」
「なぜ人類を襲うのか」
１００年たった今でも未だに謎のままである。
一説によれば三大企業が開発した兵器が暴走した、地球侵略に来た宇宙人等言われているが推測の域を出ていない。