Doro
最終更新:
nikkepedia
-
view
Doro
概要
真っ白な犬のような胴体にピルグリム・ドロシーによく似た頭部を持つ謎の生物。
どこから来たのか?ニケなのか犬なのか?目的は?
NIKKEあるところに必ず現れ、時にはGIF画像で動き回り、時にはYoutubeで大暴れ、我々は一体何を見せられているのだろうか?
どこから来たのか?ニケなのか犬なのか?目的は?
NIKKEあるところに必ず現れ、時にはGIF画像で動き回り、時にはYoutubeで大暴れ、我々は一体何を見せられているのだろうか?
起源
Doroの誕生はNIKKEがリリースされる前の2020年~2021年頃まで遡る。
かつて韓国ゲームメーカーLION GAMES開発のMMORPG「ソウルワーカー」にステラ・ユニベルというキャラクターが存在した。
ステラはそれほど性能が高いキャラではなかったが、一部では高い人気を持っており、韓国のファンが「ワンコになったステラ」というイラストを定期的に描いていた。

ある日、ギルドメンバーから「犬ぞりを引くステラを描いて欲しい」と言われたのが始まりだと語っている。

この犬ぞりを引くステラ犬はじわじわと人気を集め、スタンプ化。
マイナーではあるが知る人ぞ知る二次創作として広まっていく。
この派生パロディとして他のゲームのコミニュティでもステラ犬のパロディスタンプが作られ始めた。
かつて韓国ゲームメーカーLION GAMES開発のMMORPG「ソウルワーカー」にステラ・ユニベルというキャラクターが存在した。
ステラはそれほど性能が高いキャラではなかったが、一部では高い人気を持っており、韓国のファンが「ワンコになったステラ」というイラストを定期的に描いていた。


この犬ぞりを引くステラ犬はじわじわと人気を集め、スタンプ化。
マイナーではあるが知る人ぞ知る二次創作として広まっていく。
この派生パロディとして他のゲームのコミニュティでもステラ犬のパロディスタンプが作られ始めた。
Doroの誕生
Doroが最初に確認されたのは諸説あるが、2023年にアジアNIKKE公式Discordのスタンプに採用されている。
※公式が発祥ではなく、絵文字のデザインをユーザーから募集しそこで採用されたと見られる。
この頃からDoroが徐々に認知され始めるが、それでもごく一部の指揮官が知るのみであった。
爆発的にDoroが広まったのはクリエイターMusan_Pro氏によるNIKKE二次創作作品からと言われている。
この頃の作品からDoroが描かれておりMusan氏のDoroは特徴として服を着ていることからDoroDoroもしくはMusanDoroと呼ばれることも。
ドロシーの意匠は持ちながらもメインストーリーとイベントOVER ZONEの悲壮感あふれるドロシーとは似て異なるギャップが受けたのか様々な三次創作や派生作品を生み出していく。

広がり始めた人気は留まることを知らず、権利者が曖昧なことも併せて数多くの非公式グッズが販売されるほどとなった。
Doro人気はSHIFT UP社内にも広がり、一時期は社内に100を超えるDoroグッズがひしめいていたという。
※公式が発祥ではなく、絵文字のデザインをユーザーから募集しそこで採用されたと見られる。
この頃からDoroが徐々に認知され始めるが、それでもごく一部の指揮官が知るのみであった。
爆発的にDoroが広まったのはクリエイターMusan_Pro氏によるNIKKE二次創作作品からと言われている。
この頃の作品からDoroが描かれておりMusan氏のDoroは特徴として服を着ていることからDoroDoroもしくはMusanDoroと呼ばれることも。
ドロシーの意匠は持ちながらもメインストーリーとイベントOVER ZONEの悲壮感あふれるドロシーとは似て異なるギャップが受けたのか様々な三次創作や派生作品を生み出していく。

広がり始めた人気は留まることを知らず、権利者が曖昧なことも併せて数多くの非公式グッズが販売されるほどとなった。
Doro人気はSHIFT UP社内にも広がり、一時期は社内に100を超えるDoroグッズがひしめいていたという。
公式Doro
一部界隈に留まっていたDoroがNIKKE界隈全体にミーム感染し始めた2024年4月、まさかの公式Doroが登場。
エイプリルフールのイベントで期間限定だがDoro風にアレンジされたシュエン、シフティー、メティスが登場。

Doro化したメティスはシュエンのバーストスキルにも登場。

これにより全ての指揮官がDoroの存在を知ることになる。
エイプリルフールのイベントで期間限定だがDoro風にアレンジされたシュエン、シフティー、メティスが登場。

Doro化したメティスはシュエンのバーストスキルにも登場。

これにより全ての指揮官がDoroの存在を知ることになる。
さらに同じ年のTOKYO GAME SHOW2024ではレベルインフィニティのNIKKEブースにて来場者プレゼントとしてうちわが配られた。

このうちはには取っ手にDoro化したシフティーとシュエンのキーホルダーが吊り下げられており、これが初の公式グッズ化となる。


また公式からの許諾を得て、伊藤もえさん主催による「DOROトラック」が東京と大阪の街を巡回した。

このうちはには取っ手にDoro化したシフティーとシュエンのキーホルダーが吊り下げられており、これが初の公式グッズ化となる。


また公式からの許諾を得て、伊藤もえさん主催による「DOROトラック」が東京と大阪の街を巡回した。
loading tweet...— 電撃オンライン (@dengekionline) November 10, 2024
Doro完全再現
あみあみ×蝸之殼Snail ShellからDoroのアクションフィギュアが発売決定した。
このフィギュアは顔と手足の差し替えにより「どこかで見たDoro画像」を再現することが可能。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
また、同社からはDoro含めシンデレラやグレイブなど計6種の「電動で走る!Doroアクションホビーコレクション」の発売も決定している。
何故Doroを走らせ疾走感を与えようと思ったのか、あみあみはDoroに侵食されてしまったようだ。
何故Doroを走らせ疾走感を与えようと思ったのか、あみあみはDoroに侵食されてしまったようだ。
Doroの権利者
現在Doroの著作者は明らかになっていない。
しかしSHIFT UPでは爆発的人気となったDoroをなんとかゲーム内で登場させようとDoroの許諾を得るため著作者を探していた。
TGSでのユ・ヒョンソク氏のへのインタビューによれば、Doroは頭部と胴体の著作者が別々に存在する。
許諾を得るために著作者を探し胴体は比較的早くコンタクトを取ることが出来た。
(胴体はNIKKEの二次創作ではなく別のゲームの二次創作:11月5日「伊織もえの電脳らじお」より)
しかし頭部の著作者探しは難航しかなりの時間を要したという。
時間はかかったが頭部と胴体、両方の著作者から許諾を得ることが出来たため晴れてゲーム内実装とグッズ化にこぎつけることが出来た。
※使用許可をSHIFT UPが許諾という形で得ているのか、全面的な権利を買収したのかは不明。
インタビューやメディアごとに許諾であったり買収・買い取ったと表現の揺れがある。
ただし近年は「買収・買い取った」という表現が多く使われている。
しかしSHIFT UPでは爆発的人気となったDoroをなんとかゲーム内で登場させようとDoroの許諾を得るため著作者を探していた。
TGSでのユ・ヒョンソク氏のへのインタビューによれば、Doroは頭部と胴体の著作者が別々に存在する。
許諾を得るために著作者を探し胴体は比較的早くコンタクトを取ることが出来た。
(胴体はNIKKEの二次創作ではなく別のゲームの二次創作:11月5日「伊織もえの電脳らじお」より)
しかし頭部の著作者探しは難航しかなりの時間を要したという。
時間はかかったが頭部と胴体、両方の著作者から許諾を得ることが出来たため晴れてゲーム内実装とグッズ化にこぎつけることが出来た。
※使用許可をSHIFT UPが許諾という形で得ているのか、全面的な権利を買収したのかは不明。
インタビューやメディアごとに許諾であったり買収・買い取ったと表現の揺れがある。
ただし近年は「買収・買い取った」という表現が多く使われている。
SHIFT UPとDoroの距離感
現在、Doroの商業的利用に関する権利はSHIFT UPが保有している。
しかし、キム・ヒョンテCEOは、Doroがミーム発祥の二次創作文化によってユーザーの手で育てられてきた存在であることを重視し、Doroを用いたファン活動や二次創作に対して一切の制限を設けていない。
また、ユ・ヒョンソク・ディレクターも、ユーザーが自由にDoroを扱えるよう、「Doroとはこういうものだ」といった定義づけや解釈を極力避けるよう心がけているという。
ゲーム内および公式におけるDoroの扱いも非常に慎重であり、チーム内では「Doroをドロシーと呼ばないこと」、およびその逆も厳守されている。
これは、作中におけるドロシーの行動原理やキャラクターイメージがDoroの影響を受けないようにするためである。
ドロシーとDoroはあくまで別物であり、ゲーム内でDoroを登場させる場合にも十分な配慮がなされており、仮に登場するとしてもエイプリルフールのような限定的なイベントにとどまるとされている。
デザインチーム責任者のKKUEM氏も、当初はDoroの存在がドロシーのイメージを損なうのではないかと懸念していたが、上記の方針が徹底されていることから、ユーザーの間でもドロシーとDoroは明確に別の存在として認識されており、安心しているという。
しかし、キム・ヒョンテCEOは、Doroがミーム発祥の二次創作文化によってユーザーの手で育てられてきた存在であることを重視し、Doroを用いたファン活動や二次創作に対して一切の制限を設けていない。
また、ユ・ヒョンソク・ディレクターも、ユーザーが自由にDoroを扱えるよう、「Doroとはこういうものだ」といった定義づけや解釈を極力避けるよう心がけているという。
ゲーム内および公式におけるDoroの扱いも非常に慎重であり、チーム内では「Doroをドロシーと呼ばないこと」、およびその逆も厳守されている。
これは、作中におけるドロシーの行動原理やキャラクターイメージがDoroの影響を受けないようにするためである。
ドロシーとDoroはあくまで別物であり、ゲーム内でDoroを登場させる場合にも十分な配慮がなされており、仮に登場するとしてもエイプリルフールのような限定的なイベントにとどまるとされている。
デザインチーム責任者のKKUEM氏も、当初はDoroの存在がドロシーのイメージを損なうのではないかと懸念していたが、上記の方針が徹底されていることから、ユーザーの間でもドロシーとDoroは明確に別の存在として認識されており、安心しているという。
しかし、本編以外でドロシーへの影響を及ぼさない広告や相互コラボでは多くの場面で目にすることになる。
近年のNIKKE広告や、NIKKEのIPを利用したグッズなどには非常に多くのDoroを目にすることが出来る。
近年のNIKKE広告や、NIKKEのIPを利用したグッズなどには非常に多くのDoroを目にすることが出来る。
loading tweet...— GODDESS OF VICTORY: NIKKE (@NIKKE_en) June 20, 2025
SHIFT UPがスポンサーを務めたMLBパドレス対ドジャース戦では、Doro及びグレイブを模したDoroのバルーンと、Doroがプリントされた野球ボールのオブジェが会場に設置された。
自社IPによるStellar BLADEコラボではゲーム内で縦横無尽に逃げ回るDoroを捕まえるイベントが発生する。
自社IPによるStellar BLADEコラボではゲーム内で縦横無尽に逃げ回るDoroを捕まえるイベントが発生する。
このようにNIKKE本編以外では広報として頻繁に利用されるが、実のところNIKKE本編で登場したことは一度もない。
世界に広がるDoroの輪
現在DoroはNIKKEの世界を飛び出し様々なゲームやアニメのキャラと融合し二次三次創作され続けている。
また世界各地でDoroは愛されメキシコではNIKKEファンによるNIKKEファンのためのElotes Doroなるスナックバーが作られるなど、その人気は留まるところを知らない。

更に2025年6月には中国版NIKKEである『胜利女神:新的希望』がリリースされた。
※台湾はグローバル版のサービス地域
元々中国では未配信ではあったが、VPNなどを利用し少数ではあるがプレイヤーは存在していた。
そのため中国版NIKKE配信前からDoroのネットミームはアプリのサービス開始以前から広がり始めていた。
中国のDoroの特徴として、オレンジを手に持っていたりセットで描かれることが多い。
また世界各地でDoroは愛されメキシコではNIKKEファンによるNIKKEファンのためのElotes Doroなるスナックバーが作られるなど、その人気は留まるところを知らない。

更に2025年6月には中国版NIKKEである『胜利女神:新的希望』がリリースされた。
※台湾はグローバル版のサービス地域
元々中国では未配信ではあったが、VPNなどを利用し少数ではあるがプレイヤーは存在していた。
そのため中国版NIKKE配信前からDoroのネットミームはアプリのサービス開始以前から広がり始めていた。
中国のDoroの特徴として、オレンジを手に持っていたりセットで描かれることが多い。

一人のソウルワーカーユーザーのファンアートが発端となり、NIKKEと出会い爆発的ミームとして広がったDoro。
その感染力はNIKKEのみならず。様々なゲームやアニメのサブカルチャーと融合し、現在も拡大し続けている。
その感染力はNIKKEのみならず。様々なゲームやアニメのサブカルチャーと融合し、現在も拡大し続けている。