【厄の数】

十二という数が天地や一年の回転に関係する数であることから、そこから外れて次に進む数(十二であれば一足した十三)は、新しい事物を呼び込む半面、不調和も舞い込ませると考えられ、厄にまつわる数だと捉えられるようになった。

ただし『拾芥抄』によると八十四(八十五)の次、九十六に関連する厄の数は九十七ではなく九十九である。

厄の数の例

十三、二十五、三十七、四十九、六十一、七十三、八十五、九十九

最終更新:2024年05月01日 19:50