【百々目鬼(どどめき)】

腕に小さな目玉がたくさんある美女の妖怪。スリだった女が、盗み取った銭の精霊に取り憑かれた結果、腕にたくさんの目玉が出来たのだと語られる。「百々」(どど)は数え切れぬほどに大量という意味を示している。

昔の銭は「鳥目」とも呼ばれており、銭の精霊が目玉になって現われたというのは、その異名に由来している。

最終更新:2021年05月20日 13:52