概要


 爬虫類の一種。大体足がなく長くてにょろにょろしている。

 大昔、「地下をもごもごしてた」か「水中を泳いでた」祖先種が足をなくしたと考えられる。2020年代初頭までの古生物学上、原種と思われる、地下潜ってた種と泳いでた種と両方の生態が伺われるのが発見されている。なお生物学的に、「蝙蝠と並ぶ、どうやって進化したんだお前生物」で有名。

 古代エジプトでは男性を表した。ただオグドアドと呼ばれるダジャレと哲学で出来た神々は、クク&カウケト、フフ&ハウヘト ゲレフ&ゲルヘト アマウン&アマウネト(あう)のうち、女神は蛇頭をする。他、メルセゲルなど蛇体の女神さまが何柱かおられる。オグドアドの皆さんの男神様がカエルさんであるが、日本の、タニグク(カエル)と縁の深いカカシも、蛇形である可能性がある*1

 古代ギリシャではピュトンなどがおる。ゼウスなど関係が深いのがいっぱいである。

 日本語はヒモ、ハブと関連する「ヘミ」という語が、この「長くてにょろにょろした生き物」を指す語に採用された。また蛇は、クチナハ、カカ、ハハ、ウハバミなどと呼ばれる。

蛇の皆さん



オーストラリア虹蛇の皆さん


古代エジプトの


中国


ヴードゥー教

なおアフリカ真ん中辺では、禰宜様的な人は蛇構わんと行かんので、10世紀頃来たユダヤ教とかイスラム?キリスト教は、蛇の奇跡を興しナハシュハネホーシェス(青銅の蛇)あるいはネフシュタンと呼ばれる像で民を癒したモーセによって「まともな宗教」とされた。
ダンバラー・ウェド
アイダ・ウェド

中南米


世界を指す蛇の皆さん


参考文献


荒俣宏『世界大博物図鑑
吉野裕子『蛇』法政大学出版局

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年01月05日 12:07

*1 吉野裕子54頁