カビによる皮膚病
おむつかぶれ?カビ?
おむつかぶれは、洗浄と乾燥をきっちりやれば治ります。
しかし、カビによる皮膚病は、カビを取らないと治りません。
もし、おむつかぶれらしきものが長引くなら病院に行きましょう。
おむつが当たっていないところも炎症するなら、確実にカビです。
治療法
カビは種類がわからないと対処出来ません。
まず病院に行き、カビによる皮膚炎だという診断を受けたら、
お医者さんの言うとおりに治療しましょう。
カビが取れて治まるまでは、1週間から1ヶ月かかります。
予防方法
おしりのカビは、
おむつかぶれを防ぐ方法で予防出来ます。
また、カビなので感染性です。以下、カビを寄せ付けない方法を書きます。
赤ちゃんは汗っかきなので、乾きにくいところには注意が必要。
口の中にもカビが生えるため、歯磨きや歯茎の拭き取りをしましょう。
また、おっぱいを与える際もちゃんと乳首を消毒しましょう。
大人は普通、カビに対する抵抗力を持ちます。
年を取ったりして抵抗力が弱くなってくると、途端に生えます。
抵抗力が落ちてきたと感じたら、口の洗浄も丁寧に行いましょう。
布おむつのカビ
カビてしまう条件
カビは以下の条件の時に、繁殖するだけの時間があると生えます。
- 栄養を含む(おしっこやうんち)
- 湿り気がある
- 気温12℃~38℃
- 暗いところ
カビを予防する
上記の条件が揃わないとカビは生えません。
布おむつを洗った後は、天日で干しましょう。
陰干ししか出来ないなら漂白剤を使うか、
洗うときには50℃以上のお湯で洗いましょう。
カビを取る
漂白剤を使ったり、煮沸をすればカビを無効化できます。
また、アイロンを当てて高温にすればカビは死にます。
ピンク色の染み
おむつに生えるカビにはピンク色もありますが、
布おむつにピンクのシミがある場合、おしっこのシミかも知れません。
おしっこのシミは最初は黄色いですが、分解されるとピンク色になります。
どちらも石鹸を解かした(または酢を入れた)お湯で煮沸すれば取れます。
最終更新:2013年02月06日 08:46