おむつを快適に使うために
食事のことも考える
お子さんがお腹を壊すとおむつの交換で大変な目に遭います。
早すぎる離乳食や、賞味期限切れに気をつけましょう。
また、アレルギーという言葉も頭に入れてください。
離乳食の開始は、最近では5ヶ月頃からというのが推奨されています。
また、周りに惑わされずに、しっかり調べてから開始しましょう。
あとは、お子さんに合っているかどうかも考えて。
おむつをこまめに替える
こまめにおむつをチェックすれば、排泄のタイミングがわかります。
また、おむつからウンチやおしっこが漏れるのを未然に防げます。
面倒くさいといっておむつの性能に頼らずに、こまめに交換しましょう。
お子さんの事を理解する
赤ちゃんは、お腹がいっぱいになると排泄したくなります。
また、排泄のタイミングやうんちでお腹の中の成長がわかるため、
調べ物をする際も、的確な情報を得られやすくなります。
音や臭いに配慮する
稀に、どこででもおむつ替えをする方が居ますが、
音や臭いが遮れる場所か、気にならない場所でおむつ替えしましょう。
来客があった際や、飲食店では特に気を使いましょう。
服装と室温に気をつける。
赤ちゃんは汗っかきですし、小さい子は全力で動きます。
室温を考えて、過ごしやすいように服を調節しましょう。
汗をかく量を抑えれば、おむつの中がムレにくくなります。
また、おむつ替えで風邪をひかないように注意しましょう。
おむつで困る事と対策
おむつかぶれ
おしっこアタック
いわゆる男の子に多いおしっこ飛ばしです。
新生児は、おしっこが出たから泣いているのではなく、
おしっこが出るから泣いていることが多いそうです。
また、開放感から出してしまうこともあるそうです。
防ぐためにはおしっこガードを使うか、
ティッシュをおむつを開けたらすぐにかぶせるべきです。
また、おむつを外している間にアタックされた時用に、
お風呂用のスポンジをのせるという方法もあります。
ゆるゆるうんち
大量のゆるゆるうんちの対処方法
大量のゆるゆるうんちをする月齢になったら覚悟しましょう。
普段から着替えも用意しておくと、いざという時に便利です。
また、少量かと思っても、後から追加or噴射コースがあるので、
完全に出しきるまでおむつを開けないほうが良いです。
拭く際は、トイレットペーパーでざっと拭いておしりふきで仕上げる。
お肌の事を気にするなら、代わりにお湯で濡らした脱脂綿で拭くと良いです。
作業の高速化・効率化を考えるなら、服とおむつの間にペットシーツを敷き、
おむつを素早く外して、用意したもので急いで拭きましょう。
おむつ交換で赤ちゃんが暴れることが多い場合でも比較的楽にいけるはず。
ゴミを増やしたくなかったり、大量に漏れてしまったなら、
いっそシャワーで洗い流すのも手です。イライラしにくいです。
じっとしていてくれない場合は精神衛生上、シャワーしかないです。
あらかじめベビーオイルやオリーブオイルなどを塗っておくと、
うんちがつきにくくて良い。おむつかぶれの予防にもなる
ゆるゆるウンチが漏れる
ゆるゆるウンチが漏れると洗濯が大変ですよね。
母乳で育てていると、特に水気が多くなります。
(最近のミルクは母乳に近づいたので、差が縮んでいますが。)
やはり最大の対策は、うんちのタイミングを推測するのも事です。
出し始めを感じたら、気を配るという人も多いです。
おむつがぴっちりしすぎていて、ウンチが溜まる隙間がないことがあります。
紙おむつの場合、1つ大きいサイズか別のブランドを試してみては?
布おむつの場合は布を一枚増やすか、ゆったり当てましょう。
おむつ替えでじっとしてくれない
おむつ替えでじっとしていてくれない場合はおもちゃが有用ですが、
それで解決しないケースもいくつかあります。
叱ったりすると徐々に暴れることが多くなりますのでご注意を。
おむつ替えでバタバタ暴れる
この場合、赤ちゃんにとっては、おむつ替えが楽しくないようです。
おむつ替えしたあとにスキンシップを取る、歌いながらおむつ替えするなど、
赤ちゃんにとって楽しい時間だと思わせるのが良いです。
また、ハイハイなど動きまわるようになってから暴れる場合、
楽しい時間を邪魔されたので怒っている可能性があります。
何かに集中している様子なら、赤ちゃんが両手で持てるおもちゃ等で
興味を引き付けて誘導すれば、怒らせずにおとなしく寝かせることが出来ます。
おむつを外すと足を伸ばす
おむつがなくなったので、開放感から足を動かしてみているだけです。
足の背伸びです。放っておけば力を抜いてリラックスし始めます。
おむつ替え中に寝返りする・逃げる
寝返りをする場合は、何か新しいモノを探している時です。
逃げる場合も同上ですが、遊んで欲しいという場合もあります。
そういう場合、両腕を使うおもちゃを渡すのが良いです。
- 滅多に使わないとっておきのものをいくつか用意する。
- ゴムで足に音の鳴るおもちゃつけて、赤ちゃんが自分で足をあげるようにする。
(足を上げさせることで、寝返りと足のバタバタを防げます。)
- 結んだレジ袋や、使用前の紙おむつを渡すなども効果あり。
- 飲み込まない程度のサイズの貴重品も、珍しいので効果がある。
おむつ離れするには
言葉で意思疎通ができる状態でないと、どんな方法でも成功しません。
鈍感な子や気ままな子は、意思疎通が出来ても時間がかかります。
子供にとっては"外す"ではなく"離れる"だということを、肝に銘じてください。
始めるのは、1語や2語で意思疎通ができる頃が適切です。
また、十分におしっこの間隔が長くなったことを確認してください。
子供に十分におしっこを貯める力がないと、子供にストレスが溜まるだけです。
- 2ヶ月頃からおしっこが出た状態を言葉で優しく教えながら交換する。
- 意思疎通ができるようになったら、布のパンツやトレーニング用紙パンツを使う。
- 濡れた感覚を教えてくれるようになったら、トイレ・おまるに座らせることから始める。
- おしっこをする時間を見計らって、トイレ・おまるでうんち・おしっこをさせる。
- トイレ・おまるでうんち・おしっこをしたことを褒める。失敗しても叱らない(重要)
- 一人で出来るようになるまで、"暖かく支える"。
※トレーニングを始める前に、おまる・補助便座を用意しましょう。
無事に昼のおむつ離れが出来たとしても注意が必要です。
お出かけの時だけおむつだと子供が混乱することがあります。
お出かけの際は、おむつではなく着替えを持って行きましょう。
おねしょの悩み
おねしょは膀胱を守るために反射的に出ているため、本人には制御出来ません。
だから、おねしょしてしまっても、決して怒らない事が重要です。
怒られたストレスで、スパイラルに陥り、大人になっても残ることがあります。
おねしょは、ストレスや病気がなければ成長とともに収まるものなので、
パンツ型紙おむつなどを用意してあげ、暖かく見守りましょう。
その際、本人が負い目を感じて傷つかないように配慮する必要があります。
大体、5歳から6歳で収まります。遅くても10歳までには収まります。
もし、成長期が終わる14歳頃までに収まらなければ病気を疑いましょう。
最終更新:2013年02月07日 03:30