効果の概要
巨大な火の壁を作り出す。
火の中に入ったクリーチャーは5d8の〔火〕ダメージを受ける。火の中、または火の壁の片側10フィートでターンを終了したクリーチャーも同じダメージを受ける。
火の中に入ったクリーチャーは5d8の〔火〕ダメージを受ける。火の中、または火の壁の片側10フィートでターンを終了したクリーチャーも同じダメージを受ける。
高レベル版:1レベル毎にダメージ+1d8
評価/使用法
- ダメージの期待値は22.5で、4レベルの持続的な範囲攻撃呪文の中では最も高い。
- また、範囲内に入ったクリーチャーや、範囲内でターンを終了したクリーチャーにはセーヴなしでダメージを与えられる点も長所。
- 〔火〕ダメージは抵抗や完全耐性を持つクリーチャーが多いので、あまり良いダメージ種別ではない。一方で、脆弱性を持つクリーチャーも一定数いるため、当たり外れのある種別であるとも言える。
- 射程は120フィートと長いので、遠距離から一方的に攻撃できる。
- 戦場をコントロールする手段として優秀。敵軍を分断して攻め手を鈍らせたり、敵から逃走するのに使える。
- 壁の形状は「直線状」か「円形」のどちらかを選ぶことができる。
- 「直線状」の場合は、広い部屋を横切るように召喚するのが一般的だが、たとえば幅10フィート以内の長い通路に対して並行に召喚して、通路を炎で埋めてしまうこともできる。
- 「円形」の場合は、敵が一か所に固まっている場合に使える。敵を円形に取り囲んでしまえば、自身のターンで壁を突き抜けない限りは、ターン終了時に同じダメージを受けるため、敵にとっては、一か八か通過する以外に選択肢がない。確実にダメージを与えられるはずだ。
- 敵をこの呪文の効果範囲内に押しとどめる工夫をしたいところ。たとえば、以下の通り:
- 相手を移動させる効果:相手を呪文の効果範囲内に引きずり込むことが可能。ただし、ダメージが発生するのは1ターンに1回のみであることに注意。出し入れしても、複数回ダメージを受けることはない。
- 心術:相手の心を操って範囲内に引きずり込む。多くの心術は自殺的な命令には従わないことに注意。効果範囲を隠すか、幻術で安全な場所に見せかけるなどの工夫が必要。
- ビグビーズ・ハンド:ウォール・オヴ・ファイアーはクリーチャーにしかダメージを与えないため、ビグビーズ・ハンドで相手を範囲内に引きずりこんでもダメージを受けない。
- プレイナー・バインディング:多くのフィーンドは〔火〕ダメージに完全耐性があるため、相手を引きずり込んでもダメージを受けない。
ルール/裁定
- 構成要素は音声、動作、物質が3つとも必要である。したがって、少なくとも片手を空けておき、その手に焦点具や呪文の物質要素を持っておく必要がある。
- 「君から見える」という記述がないので、暗闇や霧の中などの重度の隠蔽の中を起点にすることもできる。また、君が盲目状態であっても呪文を発動できる。
- 着火効果はないが、DM判断で着火することにしてもよい。
- 「しっかりした実体を持つ表面上」とあるので、空中や水上には出せない。
- 壁は不透明であるため、視線を遮る。そのため、通常の視覚によって見えないだけでなく、超視覚も遮ることができる。また、熱源を探知する類の疑似視覚は、この呪文によってかく乱される可能性がある(DMの判断による)。
- ダメージを受けるクリーチャーは、以下の通り。
- 呪文を発動した時に、範囲内にいたクリーチャー。
- 範囲内に入ったクリーチャー。(自発的かどうかは問わない)
- 範囲内で、ターンを終了したクリーチャー。