あ行の用語
【アイス=交渉材料(アイス=こうしょうざいりょう)】
アイスキャンディ、それは彼等彼女等にとって重要なネゴシエーション・アイテムである。
殺し合いという極限状況において、錯乱する心を冷やし、糖分によって知力を強め、食いしん坊という欲望を満たす。
それは50枚分のセルメダルとして使えるコアメダルに等しいものとされ、事実、彼等彼女等の間ではメダルと交換しえる価値あるものなのだ。
アイスキャンディ、それは彼等彼女等が己の欲望を満たすために欠かせない、欲望の結晶体である。
【愛の伝道師 仁美(あいのでんどうし ひとみ)】
参加者・
志筑仁美のこと。その愛に溢れる(はた迷惑な)伝道活動の賜物。
まどマギ勢唯一の一般人であり、陣営リーダーの
ウヴァからは戦力外と思われていた彼女であるが、中々どうしてかなりの実力と悪運の持主である。
資産家の息女として護身術を嗜み、状況次第では魔法少女をいなし、しかも“魔女のくちづけ”で陶酔状態となった彼女に怖いものなどないのである。
早々に
キャスターを落とし、同好の志(?)の
カオスを味方につけ、すこぶる付きの危険人物コンビを撃退する、短期間に超デンジャーな綱渡りをこなしたのだった。
そんな彼女であるが、外道・
葛西善二郎を前にして遂に悪運も尽きてしまう。ケツについた火が全身が回ったようなその最後に、彼女の死を惜しむ声も多い。
しかし彼女を慕うカオスが、きっとその意思を継いでくれることであろう……(超迷惑)。
【赤陣営(あか・じんえい)】
幾つかあるオーズロワ固有
ルールの1つ、団体戦のチーム分けの1つ。
赤いコアメダルのグリード・アンク(ロスト)がリーダーであることが由来。
服装や髪の色などのイメージカラーが「赤」のキャラが多いのが特徴。
【青陣営(あお・じんえい)】
幾つかあるオーズロワ固有ルールの1つ、団体戦のチーム分けの1つ。
青いコアメダルのグリード・メズールがリーダーであることが由来。
誰かに恋愛感情を抱く、あるいは「愛」に飢えたキャラが多いのが特徴。
ちなみに男女比率は4:7、5陣営で最も女子の割合が多いのは、やはりリーダーがグリードの紅一点だからだろう。
【インフィニット・ストラトスVSそらのおとしもの】
オーズロワの参戦作品においても、いわゆるハーレム系作品である両者。
それぞれに飛行戦力を持ったISとエンジェロイドという兵器が登場し、(主に)主人公に好意を向ける美少女が空を舞台とした縦横無尽のバトルを繰り広げているという世界観の相似性から、オーズロワ内でも空中戦の専門家同士の対戦カードが何度も組まれていたりする。
ただ、近未来の世界における超兵器であるISをしても、宇宙創世規模の世界改変をも可能とするシナプスの技術で作られた、オーズロワ内でも最強クラスの参加者達として扱われているエンジェロイド(原作中で明確に言及された設定速度で比較してみると、両者の間には
約十倍の性能差が存在する)の相手は苦戦を強いられており、さらにヒロインズの中でも特に才のある篠之ノ箒が不参加かつ、最強のIS使いである
織斑千冬にISが支給されていなかった&エンジェロイドと特に敵対していなかったという事情もあって、現状の戦績は芳しくない。
今のところ対エンジェロイドで最も善戦したISが、
バーサーカーという他作品キャラクターに装備された白式であるといえば、その程は伝わるだろう。
(ただし、バーサーカーは能力によって初めて手に入れた道具でも強化した上で熟練の扱いを可能とするので、伝説の騎士として既に生涯を終え完成した技量を持つ彼が、未だ発展途上の学生であるISヒロインズよりも善戦してしまえるのも無理はない話で、また白式が他ヒロインズのISよりも対戦相手に対する相性が良かったことも無視できない要素なので、この結果から一概にISヒロインズを責めるのは早計である。
その白式で活躍する前に脱落した織斑一夏くんについては確かに残念だけどな!)
他にもISの一つである甲龍がエンジェロイドの
カオスに吸収される形で装備されたり、
主人公の扱いが対比されたり、気づけば残り人数も同じだったりと比較的絡みの多い組み合わせである。
……何? どっちも仮面ライダーシリーズのキャラとの絡みの方が多い気がする? あっちは三作品も参戦しているのだからそんなに気にしないで貰えるとありがたい。
【裏リーダー(うら・りーだー)】
116話
明かされる真実と欲望と裏の王で存在が明かされた、主催陣の頂点に立つ六人の王's(オーズ)。仮面ライダーという意味ではない。
元々オーズロワは五つの陣営による団体戦という特殊なルールのロワであったが、それぞれの陣営の真のリーダーが主催陣営にいる彼らである。
主催陣営の最終目標である
欲望の大聖杯が願望器として起動した際、その使用権を得られる資格を唯一持ち合わせている特権階級でもある。そのため
ニーサンのようにその座を狙う者も主催陣には紛れ込んでいるとか……
それぞれがオーズの対応色コンボの紋章と同じデザインの対グリード用令呪を一画ずつ宿しているとのことだが、117話時点で明らかになっているメンツは無所属担当の真木清人のみ。
本来勝敗条件に関わらない無所属に何故裏リーダーがいるのかは、他の裏リーダーの顔触れと共にやがて明かされることだろう。
ちなみに裏リーダーは本人の意思に関わらず欲望の大聖杯が適格者を選び出したということだが、生みの親なのに選ばれ損ねた鴻上会長は涙目である。
【ウヴァさん】
言わずと知れた仮面ライダーオーズの(ネタ的な意味で)人気キャラクター、ウヴァのあだ名。
虫をモチーフにした正統派デザイン、輝く緑の装甲、シャープなかぎ爪と放電能力、実直にして行動力のある性格。
序盤からオーズに敗れて首下丸裸、陰湿なレベルの執念深さと鞍替え思考、そのくせ浅薄かつ短慮でやることが地味。
騙されるわ良いとこだけ盗られるわ、メダル1枚になったり消去法でラスボス(?)になったり、この二律背反な個性が人気の秘訣、らしい。
そのあまりにも人間臭い小物っぷり、愛おしいレベルの駄目さ加減から、ファンの間では親しみを込めて「ウヴァさん」と呼ばれている。
【エロ本ショック(えろほん・しょっく)】
桜井智樹が支給品「大量のエロ本」によって我々に示してくれた可能性のこと。
ぶっちゃけ当初はネタと思われていたが、強い欲望でセルメダル(能力の燃料)が作れるこのロワにおいて、
この手の嗜好品はかなり重要なキーアイテムということが発覚。一概に捨て置いたものでもない事が認知された。
——エロ本、それは男のリビドー、人が持つ三大欲求にも数えられる「性欲」をかき立ててる至宝……!!
ちなみにこの他、美食や宝石なども欲望を刺激する支給品として挙げられている。
【オーズロワにおけるあだ名一覧(おーずろわにおけるあだな・いちらん)】
感想雑談から本編に至るまで、様々な場所で呼ばれる参加者のあだ名達。
原作作者公認のものからファンによる敬称、ロワ内での行動によって付けられたものまで種類は色々。随時更新中。
【オーズロワにおけるコンビ枠(おーずろわにおけるこんび・わく)】
オーズロワにおけるコンビ枠。特にクロスオーバーな二人組かつ、登場話以降長期に渡って同伴しているチームは揃って人気が高い。
- さや克己:『魔法少女まどか☆マギカ』の美樹さやかと、『仮面ライダーW』の大道克己のコンビ。詳しくは項目参照。オーズロワのコンビ枠の中でも最も高い支持を誇ると言っても過言ではないペア。
- ユウスケ&千冬:『仮面ライダーディケイド』の小野寺ユウスケと『インフィニット・ストラトス』の織斑千冬のコンビ。お互いにかつて、そしてロワ内で喪った大切な相手(姐さんと弟)を重ねて見ている節があり、既に千冬の復讐心を超えた後はお互いの心を想い気遣い合うなどさや克己に負けない絆を見せる安定コンビ。しかし第二回放送を前にして再会を約束しつつも何だか不穏全開な別れ方をしてしまっており、この先が心配されている。
- 岡部ほむら:『Steins;Gate』の岡部倫太郎と『まどマギ』の暁美ほむらのタイムリーパーコンビ。こんな表記だが別にほむほむ側が入籍したわけではない(現状そんなフラグもない)。実は登場話からこちら、「無所属になってしまった参加者は勝利できない」などと盛大な勘違いをしたままのほむらがいつ暴走するかという超危険なフラグも抱えているが、それでもコミュ障のほむほむに対してある程度心を開かせ信頼を築きつつあるオカリンの人の好さが人気の秘訣か。
- こいつらおまわりさんです:『仮面ライダーW』の照井竜と『魔人探偵脳噛ネウロ』の笹塚衛士の刑事コンビ。警察官なのだがこいつら、復讐心に取り憑かれて自分達自身が危険人物化しているチーム。最近は気絶した女性が危機に晒されても見捨ててしまうなど覚悟が強まってきており、改心できるフラグも少なく業に呑まれてしまうのは秒読みかもしれない。
- 切剣:『Fate/Zero』の衛宮切嗣とセイバーの主従。唯一の原作コンビなのだが、切嗣が綺麗になっているためある意味クロスオーバー並の原作IFチーム。他のチームと比べると実際に合流したのは第一回放送後、実際に会話したのは真夜中になってからと非常に遅いペースだが、原作でもできなかった運命共同者としての『対話』と和解に成功するというパロロワどころか二次創作全般でもそうは見ない現象を起こしている。
他にも初期からのクロスオーバーコンビとしては
Wアンコや、井坂&龍之介の連続殺人鬼コンビなどもいたが、現在ではそれぞれ死別してしまっている。とはいえ杏子側は復活のフラグも存在し、龍之介の遺した覚悟を引き継ぎ心理的な変化を迎えた井坂の今後など残された片割れ達の行く末にも注目が集まっている。
一方、同じく初期からのコンビである智樹&マミや伊達&バーナビーも第二回放送を前に片割れを失ったが、こちらでは残された者が無力な自分を悔やんだまま立ち直る気配を見せないのが現状である。
なお原作コンビかつ最初から同行していた
左翔太郎&
フィリップこと仮面ライダーダブル組は翔太郎が壮絶に戦死して以降、フィリップが精神的に限界を超える勢いで追い込まれており、同じ原作コンビである切剣との差を見るに、溜め込んだ分の原作キャラ早期合流の法則が発揮されているかのような不憫さ加減である。
【オーズロワにおけるハーレム系主人公(-けい・しゅじんこう)】
オーズロワにおいて、いわゆるハーレム系主人公は2人いる。
「そらのおとしもの」の桜井智樹と、「インフィニット・ストラトス」の織斑一夏である。
智樹はエロ全開のド変態、一夏はそこそこ有能な朴念仁というデフォルトタイプの人物像であり、当然一夏の方が人間的にはまともだ。
しかしオーズロワにおいては真逆の著しい格差が見られる。
一夏は一切の台詞も無く瞬殺されたのに対し、智樹は大量のエロ本を嗜んだ直後に中学生にあるまじき巨乳ホルダーこと
巴マミと遭遇した。
しかも過去編からの出典で自暴自棄になっていたマミに人道を熱弁し、マーダーすれすれだった彼女を更正させて同伴者とせしめた。
この著しい格差は読み手達の感想でも沸きを見せており、人格と待遇は必ずしも比例しない実例として語り継がれるだろう……。
ちなみに「Steins;Gate」の岡部倫太郎もハーレム系主人公に近い性質を持つが、彼の場合は出典の作風と橋田至の存在がそう思わせないのだろう。
【おっぱい】
「乳汁や乳房をいう幼児語」by国語辞書。女性の身体的特徴で、異性に対する性的魅力であり、また幼児用の栄養を分泌する器官。
そしてオーズロワに限って言うなら、桜井智樹の巴マミに対する第一印象および欲望。
確かに巴マミは豊満なバストが強調されたキャラクターデザインであるが……作中のキャラがそれにここまで反応したのは、恐らく初めてだろう。
ちなみに作中にある「おっぱい」明記は13回、同義の単語も含めれば16回に至る。……連呼し過ぎだ。
しかしこれも前述の支給品「大量のエロ本」を鑑みて、常時継続でセルメダルを生産する要素になるのだから、一概に笑って終わる事でもないのである。
用語集一覧
最終更新:2015年02月02日 19:50