ハリー・ポッターと賢者の石 (映画)のエンディング (吹替版)

ハリーが見つけた賢者の石をクィレルを憑依したヴォルデモートが復活のために奪おうとするもののクィレルだけが灰となって計画は失敗に終わり魂のみとなったヴォルデモートは消え去る。
ハリーは賢者の石を手にした中で気絶した中、医務室で目を覚ます。

ハリーは眼鏡をかける中でハーマイオニーを筆頭とする生徒と思われる差し入れ・贈り物のお菓子がたくさんあることに気づき彼は笑顔になる。
そんな中で先生となるアルバス・ダンブルドアがやってくる。

ダンブルドア「起きたのかね、ハリー。ああ、贈り物じゃな君の崇拝者から」
ハリー「崇拝者?」
ダンブルドア「地下室でクィレル教授と君の間に起きた出来事は秘密じゃ。つまり秘密ということはみんなが知っとる。」

ハリーは笑顔になる。

ダンブルドア「ああ…このカエルのチョコ…ロンが君に成り代わって開けたようじゃな、早々と」
ハリー「ロンは無事なんですか?ハーマイオニーは?」
ダンブルドア「大丈夫二人とも元気じゃよ」
ハリー「石はどうなったんですか?」
ダンブルドア「慌てるでない石は砕いてしもうた。ニコラスとはして話し合ってな、こうするのが一番と決めたのじゃ」
ハリー「それじゃあニコラスは死んでしまうんですか?」
ダンブルドア「命の水は死の備えがするぐらいは蓄えがある。その後には死ぬことにはなろうの」
ハリー「僕はどうやって石を?鏡を見たら急に手を中に…」
ダンブルドア「ああ…それはな…石を得られるのはあの石を探し求め、見つけても使おうとは思わない。そういうものだけなのじゃ」
ハリー「石がなければヴォルデモートは二度と戻ってこないんですね」
ダンブルドア「残念じゃが…戻る方法はまだある。ハリー、どうしてクィレルが君に手を出せなかったのか、分かるかね?。お母さんのおかげじゃ、命と引き換えに君を守った、それが君に印を残した、いやいや目に見えない印じゃ。君の肌にそれが残っておる」
ハリー「どんな印を?」
ダンブルドア「愛じゃよ、ハリー。愛じゃ」

ダンブルドアが手をハリーの頭の上にかざした後贈り物のお菓子を見る。

ダンブルドア「おや、バーティ・ボッツの百味ビーンズじゃないかね。わしは若い時ゲロの味に当たってしまってのう、それ以来嫌いになってしもうた。じゃが、このタフィーなら大丈夫そうじゃ。う~ん、何と耳くそ味じゃ」

変わってハリーが校内を歩く中でハーマイオニーとロンを見かけると二人は目を向ける。

ハリー「元気、ロン?」
ロン「元気だよ?君は?」
ハリー「大丈夫?ハーマイオニーは?」
ハーマイオニー「元気いっぱい」

変わって学年度末パーティーの光景となりベルが鳴るとダンブルドアが立ち上がる。

ダンブルドア「また1年が過ぎた。今年も最優秀の寮を表彰したいと思う。では、得点を発表しよう。第4位、グリフィンドール、312点。第3話ハッフルハプ、300と52点。第2位はレイブンクロー、得点は400と26点。そして第1位は472点でスリザリンじゃ」

生徒ら「上出来だね」
ダンブルドア「よ~しよし、よくやった。スリザリンの諸君。だがのう、最近の出来事も環境のことに入れなくてはならない。ギリギリで得点を上げたものがいる。まずハーマイオニー・グレンジャー、冷静に頭を使って見事仲間を危機から救った。50点!」
ハリー「いいぞ!」

生徒らは歓喜を上げ、教師は拍手をする。

ダンブルドア「次にロナルド・ウィーズリー、ホグワーツでも近年稀に見るチェスの名勝負を披露してくれた。50点。」

(拍手と歓声)

ダンブルドア「そして…三人目はハリー・ポッター。その強い意志と卓越した勇気を称えたい。そこでグリフィンドールに60点」
ハーマイオニー「スリザリンに並んだわ!」
ダンブルドア「そして…最後に敵に立ち向かうのは大変勇気がいることじゃが。友達に立ち向かうのはもっと勇気がいる。その勇気をたたえて10点をネビル・ロングボトムに」

(拍手と歓声)

ハリー「やった!ネビル!」
ダンブルドア「さてわしの計算に間違いがなければ表彰式の飾り付けを変えねばの…」

ダンブルドアがそう言い手を叩くと、天井にあった吊しがスリザリンからグリフィンドールに変わる。

ダンブルドア「では、グリフィンドールに優勝カップを!」

生徒が歓喜する中で帽子を天井に投げる。
変わってホグズミード駅構内で生徒が列車・ホグワーツ特急に乗って帰ろうとする中、ハリーらも準備をしていた。

ハグリット「さぁさぁ急げ!遅れるぞ!もうすぐ汽車が出るみんな急げよ!」

ハリーらも列車に乗り込む。

ハーマイオニー「行きましょ!」
ハリー「待って!」

ハリーがそういった後、彼はハグリッドの元へ行く。

ハグリット「さよならも言わずに行っちまったと思ったよ。お前さんに」

ハグリッドがそう言うと一冊の本をハリーに渡す。
ハリーはその本のページを開けるとポッター一家の写真アルバムで、両親が幼いハリーと共に写った写真を見る。
ハリー「ありがとう」

ハリーがハグリットに握手をし、抱きつく。

ハグリッド「さあ、もう行け。遅れるぞ、行け。あぁ、そうだ、ハリー。もし馬鹿従兄弟のダドリーに何か悪さされたら…なんだ…脅してやれ。『ぶたのしっぽに似合う耳をつけてやる』って」
ハリー「でも、ハグリット学校の外で魔法は使えない。知ってるでしょ?」
ハグリッド「知ってるとも。でも…ダドリーは知らん…だろ…さぁ…」
ハリー「フフ…」

ハリーが列車に乗り込む中、ハーマイオニーが一言を言う。

ハーマイオニー「家に帰るのって変な感じね」
ハリー「帰るんじゃないよ…僕はね…」

ハリーがそう言い、車内に乗った後、汽笛とともにホグワーツ特急が出発する中で彼はハグリッドに向かってさよならの手を振る。

(終)

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最終更新:2023年09月08日 22:39