(注・このゲームには2つのバージョンが収録されていて、バージョンでキャラは違いますが、エンディングのほぼ展開は同じなので、
「チーム・オブ・ブルース」バージョンでの台詞は最後に(TOB)、
「チーム・オブ・カーネル」バージョンでの台詞は最後に(TOC)と付けることで区別しました。
付いてない台詞は両バージョン共通です。)
熱斗「リーガルとの戦いから3日がすぎた・・・
ダークチップファクトリーはフジ山の噴火に巻き込まれて
あとかたもなく吹き飛んじゃったらしい」
「あのあと、結局パパは帰ってこなかった・・・」
「と、おもったら、だれかに病院に連れて行かれて治療を受けていたらしいんだ」
「ケガも思ったより軽くて、今はウチで療養中」
「もちろん、パパと一緒にママに言ったよ」
「「ただいま」って!」
「ママ、アザだらけのパパを見て大騒ぎだったんだけど」
「やっぱりパパが帰ってきてうれしいみたい」
「なんたって、1日中パパがウチにいるんだから!」
「もちろん、オレだってとってもうれしいよ」
「でもって、今日は科学省でチーム・オブ・ブルースの解散式があるんで、パパと一緒に科学省に来てるんだ」(ToB)
「でもって、今日は科学省でチーム・オブ・カーネルの解散式があるんで、パパと一緒に科学省に来てるんだ」(TOC)
科学省の司令室に熱斗と祐一郎、そしてチームメンバーの6人が集合していた。
チーム・オブ・ブルース(TOB) 炎山・テスラ・チャーリー・燃次・ライカ・ジャスミン
チーム・オブ・カーネル(TOC) バレル・プライド・ミヤビ・ディンゴ・日暮・ケロ
炎山「みんな、ネビュラとの戦いごくろうだった」
「ネビュラも壊滅し、ダークチップも回収作業がすすんでいる」
「これで、オレたちチーム・オブ・ブルースのシゴトも終了だ」(TOB)
バレル「みんな、ネビュラとの戦いごくろうだった」
「ネビュラも壊滅し、ダークチップも回収作業が進んでいる」
「これでオレたちチーム・オブ・カーネルのシゴトも終了だ」(TOC)
チャーリー「ところで、炎山よぉ、リーガルはあのあとどうなったんだ?」(TOB)
ミヤビ「ところで、バレル・・・リーガルはあの後どうなったのだ?」(TOC)
炎山「さぁな・・・」「ただ1ついるコトは、ネビュラのリーダー、Dr・リーガルはもう、この世にはいない」(TOB)
バレル「さぁな・・・ただ1ついえるコトはネビュラのリーダー、Dr・リーガルはもう、この世にはいない」(TOC)
ジャスミン「・・・・・・」
「あ、あんな凶悪なヤツ、いないほうが世のためヨ」(TOB)
ケロ「・・・・・」「大悪人とはいえ、少しかわいそうな気がするわね・・・」(TOC)
炎山「・・・フッ」「それでは、オレたちのチームを解散するまえに、
光祐一郎博士からひとこといただきたいとおもう・・・」「光博士、お願いします」(TOB)
バレル「・・・フッ それでは、オレたちのチームを解散する前に光祐一郎博士から一言いただきたいと思う・・・」
「では、光博士・・・」(TOC)
祐一郎「みんなのおかげで世界は救われた ありがとう、よくやってくれた」
「ハナシは変わるが、このたびわが科学省で新たなる科学者を雇うコトとなった」「この場を借りてみんなに紹介させて欲しい」
テスラ「どんな人かしら・・・」
「ステキな男性ならぜひ、メールアドレスの一つでも・・・」(TOB)
日暮「どんな科学者さんでマしょ?」
「なんか、転校生の紹介みたいでドキドキするでマス」(TOC)
祐一郎「さぁ、はいって」
入ってきたのはリーガルだった。
燃次「え、炎山・・・」「お前、確かさっきリーガルはこの世にいないと言ったよな・・・」(TOB)
ディンゴ「バ、バレル・・・」
「あんた、確かさっきリーガルはこの世にはいないと言ったよな・・・」(TOC)
炎山「ネビュラのリーダーは・・・と、いったはずだが」(TOB)
バレル「ネビュラのリーダーは・・と、言ったはずだが」(TOC)
ライカ「・・・と言うことは」(TOB)
プライド「・・・ということは」(TOC)
祐一郎「この度科学省に入ることになったDr・リーガルだ」
リーガル「はじめまして・・・リーガルです」
祐一郎「彼はここ数十年の記憶が全く無い・・・」
「しかし、彼の持つ科学技術は本物だ」
「彼は、これから正義の科学者として新たなる人生を歩み出すんだ」
「仲良くしてやってくれ」
熱斗「そ、それでいいのか!?」
炎山「・・・フッ、いいんじゃないのか?」(TOB)
バレル「フッ、リーガルはもうあのリーガルではない」(TOC)
熱斗「・・・それもそうだな!!」
炎山「チーム・オブ・ブルース、これにて解散!!」(TOB)
テスラ「なんか、色々危ないコトもあったけど、スリルがあって楽しかったわ」
「けど、明日からはまたシゴトに追われる毎日に戻るのよね」(TOB)
チャーリー「さぁ、これでここに留まる理由は無くなった」
「大空が待ってるぜ 次はどこに行こうかなっと!」(TOB)
燃次「今回の経験を活かして新作の打ち上げハナビを作るぜ!!」(TOB)
ライカ「あぶなっかしいミッションだったが、まぁ、結果オーライとしておいてやるか」(TOB)
ジャスミン「ワタシ、故郷に帰るコトにするヨ・・・」
「短い間だったけど、みんなと別れるのさみしいネ」
「・・・グスッ」(TOB)
バレル「チーム・オブ・カーネル、これにて解散!!」(TOC)
プライド「なんだか少し寂しい気がします・・・」
「けど、とっても楽しい毎日でしたわ」
「クリームランドに帰っても今回のことは忘れませんわ」(TOC)
ミヤビ「これで本業に戻れるということか・・・」
「次会う時は敵どうしかもしれんな・・・」
「・・・ククク」(TOC)
ディンゴ「これでムネをはって村に帰れるぜ!!」
「オレはすごいヤツらと一緒に戦ったってラウルさんに自慢してやる!」(TOC)
日暮「今回の戦いをとおして、日暮闇太郎、オトコとしての自信がついたでマス!!」「アッシはやるでマスよ・・・」
「・・・まり子先生、待っててくださいでマス!!」(TOC)
ケロ「ああ、この場所にカメラが無いのが残念でならないわ」
「だけど、ネビュラと戦ったレポーターとして、あちこちから引っ張りダコになっちゃうかも!」
「そしたら、スター街道まっしぐらかしらん!」(TOC)
熱斗『こうして、オレたちのチームは解散し、メンバーのみんなは
それぞれの日常に帰っていったんだ』
『みんな、個性的でとっても楽しいヤツばかりでさ・・・・』
『チームが解散するってなるとちょっぴり寂し・・・』
『ううん、寂しくないよ だってさ・・・』
炎山「どうした、光・・・寂しいのか?」(TOB)
バレル「どうした、光熱斗・・・ 寂しいのか?」(TOC)
熱斗「寂しくなんてないさ!」
「だって、オレたちはいつでも繋がっているから ね!」
バレル「・・・フッ、そうだな さて、オレもそろそろ行くとするか・・・」
「もう用事も済んだしな」(TOC)
熱斗「バレルさん・・・」「バレルさんは何者なの?」(TOC)
バレル「・・・何者でもない、ただのバレルだ・・・」(TOC)
熱斗「バレルさん!!」「・・・また、会えるよね!」(TOC)
バレル「会えるさ、いつだってオレたちは繋がっているんだろ?」(TOC)
熱斗「・・・うん!!」(TOC)
バレルも部屋から出ていった。
部屋にメイル・デカオ・やいとの3人が入ってくる。
熱斗「みんな!」
デカオ「熱斗!! おめぇってヤツはよぉ・・・オトコだぜ!!」
やいと「アンタならきっとやってくれると思ってたわよ!!」
メイル「熱斗、おかえり!!」
祐一郎「やっぱり、子供達には笑顔がイチバンよく似合うな」」
「世界中の子供たちがあんなふうに笑える未来を作っていかないとな」
リーガル「えぇ、それがワタシたちのシゴトですから」
熱斗「えぇ、もう休みが終わっちゃうの!?」
やいと「そりゃそうよ、ネビュラの驚異は去ったんだから、ワタシたち小学生はまた勉強の毎日に戻るのよ」
熱斗「えーっ!!オレ、全然遊んでないよ!」
「そうだ、みんなでインターネットに行こうぜ!」
「パストビジョンっておもしろいトコロ見つけたんだ!」
デカオ「ったく、世界をかけて戦ってきたオトコとは思えねぇな」
メイル「そこが熱斗らしいトコロなんだけどね!」
ロックマン「もう、熱斗くん すこしはボクも休ませてよね!」
熱斗「まぁ、そう言うなって!」
「ロックマンも久しぶりにガッツマンたちと遊べるじゃん!!」
ロックマン「そりゃそうだけど・・・」
熱斗「だろだろ? そうと決まればすぐに出発!!」
熱斗「プラグイン!ロックマンEXE、トランスミッション!」
スタッフロールが流れる。
その後に、ロックマン、ロール、ガッツマン、グライトの4体がパストビジョンに来ていた。
ガッツマン「ガッツガッツ!」
「インターネットにこんなエリアがあったなんて、驚きでガス!」
ロックマン「うん、パストビジョンといってメイルちゃんやデカオくんの生まれた年の秋原町なんだ」
グライト「というコトは今から約11年前・・・」
「やいと様はまだお生まれになっていませんね」
ロール「けで、ワタシたちが秋原町に立ってるなんて不思議な気分だね」
ガッツマン「昔の秋原町を探検してまわるでガス!」
ロール「賛成!」
グライト「私も賛成です」
ロックマン「うん、行こう!!」
みんなでひとしきり11年前の秋原町を楽しんだあと・・・
グライト「さて、そろそろ帰りましょうか」
パストビジョンの出入り口である熱斗の家の扉が開く。
ロックマン「だ、誰だろ・・・」
ロール「もしかして、ネビュラの残党・・・」
ロックマン「み、みんな気を抜いちゃダメだよ・・・」
「・・・ゴクリ」「来るよ!!」「・・・アレ?」
扉から出てきたのは、光家でかって飼われていた犬のガウだった。
(正確にはガウを模した自立型プログラム)
ガウ「ガウ!!」ロックマン「わっ!!」
ロックマン「ガウ!無事だったんだね!!」
ガウ「ガウ!ガウ!」
ガッツマン「見たでガスよ!」
「ロックマンの弱点はイヌだったでガスね!!」
ロックマン「ち、違うよ!!」
ガッツマン「けど、ロックマン そのイヌに吠えられてひっくり返ってたでガス!」
ロックマン「それは、だって・・・」
ガウ「ガウ!!」
ガッツマン「ガスッ!」
ロックマン「ホラ、ガッツマンだって驚いたじゃない」
ガッツマン「ロックマンだってちょっと飛び上がってたでガス!」
ロックマン「そ、そんなことないって!」」
ガウ「ガウガウガウ!!」
ガウに吠えられ、全員が飛び上がる。
ロックマン「・・・プッ、ハハハハハハ!」
ロックマン達「ハハハハハハハ!」
祐一郎「熱斗、ロックマン・・・」
「それにみんなも聞いて欲しい」
「パパたちは世界中のみんなが分かり合える社会を作るために精一杯がんばる・・・」
「だけど、パパやおじいちゃん達が望む社会になるには様々な困難もあるだろうし、まだまだ長い時間がかかると思うんだ」
熱斗「分かってるよ!」「オレたちの世代、その次の世代、どんな困難があったって、どれだけ長い時間がかかったって、
理想が実現するその日まで、パパ達やおじいちゃん達の思いをずっと受け継いでいくよ!」
「なぁ、みんな!」
メイル「うん!」やいと「もちろん!」デカオ「オレだって!!」
祐一郎(父さん・・・あなたの蒔いた理想の種は、今新しい世代にしっかりと根付きました)
(いつの日か、必ず大きな花を咲かせるでしょう)
「さぁ、みんな 今夜はウチでパーティーだ」
「ママがウチでご馳走作って待ってるぞ!」
熱斗「パーティーだって!」「よーしロックマン それにみんなプラグアウトだ!!」
ロックマン「うん!」「さぁ、みんな行こう!」
ガウを残し、ロックマン達がプラグアウトした。
ガウ「ガウ!!」
最終更新:2015年03月18日 22:33