ガタンゴトン…… ガタンゴトン……

アンテナさん
(ブフゥwwwwデb…ガタイのいい小生にとってww
満員電車というものはwwwかなり苦しいものに候wwwww)
(ブフゥwwwwデb…ガタイのいい小生にとってww
満員電車というものはwwwかなり苦しいものに候wwwww)

乗客女
「…………」
「…………」

乗客男
「…………」
「…………」

アンテナさん
(しかしwwwwこれも限定ディープ・フォレストfigmaをwww
手に入れるためwwwwwなゆたんねんどろいども待っているでござるwwwww
(しかしwwwwこれも限定ディープ・フォレストfigmaをwww
手に入れるためwwwwwなゆたんねんどろいども待っているでござるwwwww
辛抱新房wwwww)
ガタンゴトン…… ガタンゴトン……

乗客女
「…………」
「…………」
プルプル

乗客男
「…………」
「…………」

アンテナさん
(ブヒィwwwww
(ブヒィwwwww
はやくこんな三次元世界の権化のような車内から抜け出したいでござるwwwwwww)
ガタンゴトン…… ガタンゴトン……

乗客女
「…………」
「…………」
プルプル

乗客男
「…………」
「…………」
ニヤニヤ

アンテナさん
「……フゥ……フゥ……コポォ」
「……フゥ……フゥ……コポォ」
ハァハァ

乗客女
「いっ、いいかげんにしてください!!」
「いっ、いいかげんにしてください!!」
グィッ

アンテナさん
「ブフォッwww
「ブフォッwww
急にwwwwなんでwwwwござるwwwww」

乗客女
「この人、痴漢です!」
「この人、痴漢です!」

乗客男
「…………ホッ」
「…………ホッ」

アンテナさん
「ちょwwwwwまwwwwwwwww
「ちょwwwwwまwwwwwwwww
イミフwwwwww」

エミリ
(うわっ、なんの騒ぎだろ。
(うわっ、なんの騒ぎだろ。
……ちょっと離れててよく見えないけど……痴漢?)

???
「貴様ァーーーーー!!
身動きできないのをいいことに痴漢行為とは、
「貴様ァーーーーー!!
身動きできないのをいいことに痴漢行為とは、
それでも日本男児かァーーーーっ!!」

エミリ
「うおっ、すごい大声!
なんだ!?」
「うおっ、すごい大声!
なんだ!?」

アンテナさん
「コポォwww
「コポォwww
人違いでござるwwww
小生決してwww痴漢などwwwwグプwwww」
小生決してwww痴漢などwwwwグプwwww」

乗客女
「ううう……」
「ううう……」
シクシク

???
「言い訳するなど見苦しいことこの上ないッ!!
貴様には大ッ日ッ本帝国軍人の大和魂が宿っておらんのかァーーーーッ!!」
「言い訳するなど見苦しいことこの上ないッ!!
貴様には大ッ日ッ本帝国軍人の大和魂が宿っておらんのかァーーーーッ!!」

乗客男
「…………」
「…………」
ヒヤヒヤ

アンテナさん
「それでもボクはやってないwwwwww
それでもボクはやってないwwwwwww
「それでもボクはやってないwwwwww
それでもボクはやってないwwwwwww
助けて周防監督wwwwww」

実
「この五百旗頭実(イオキベ ミノル)
「この五百旗頭実(イオキベ ミノル)
……その貴様の腐った性根叩き直してくれるッ!!!
『バロック・ホーーーーーウダウーーン』!!!」
『バロック・ホーーーーーウダウーーン』!!!」
ヴィンヴィンヴィンヴィンヴィン

アンテナさん
「プギャーwwwwwww
重いwwwwwある意味ww加圧式トレーニングwwww
「プギャーwwwwwww
重いwwwwwある意味ww加圧式トレーニングwwww
うはwww痩せるwwwwww」

エミリ
(姿はよく見えないけど……あれ、スタンド能力だ!)
(姿はよく見えないけど……あれ、スタンド能力だ!)
♪ピンポーン
『まもなく西日暮里に到着いたします』

実
「おい、貴様ッ!
「おい、貴様ッ!
この非国民をつまみだせいッ!!
正当なる裁きを受けてもらうッッ!!!」
正当なる裁きを受けてもらうッッ!!!」

乗客男
「えっ?
はっ、はいっ……」
「えっ?
はっ、はいっ……」

乗客女
「うううう……」
「うううう……」
シクシク

アンテナさん
「ちょwwwww痴漢冤罪はwwww
誰も得しないでござるwwwwっうぇwwwっうぇww」
「ちょwwwww痴漢冤罪はwwww
誰も得しないでござるwwwwっうぇwwwっうぇww」
ざわざわ ざわざわ

実
「……最期の最後まで言い訳するとは不届き千万ッッ!」
「……最期の最後まで言い訳するとは不届き千万ッッ!」

エミリ
(おっ?
乗客がけっこう降りたおかげで近づけるぞ!
(おっ?
乗客がけっこう降りたおかげで近づけるぞ!
……つかまっちゃった人は見れなかったけど)

エミリ
「す、すいまっせーん、そこの軍服おじさーん!」
「す、すいまっせーん、そこの軍服おじさーん!」
トタタタ

実
「公共の場で走るなッ!
「公共の場で走るなッ!
『バロック・ホウダウゥゥゥン』!!」
ビガーーーーーーーーーン

エミリ
「ぶみぇっ!!」
「ぶみぇっ!!」
ドシーン
~ CM ~

"トーナメント出場までは、かなり素朴な毎日だった"

"会議に集まる典型的な一回戦敗退者"

"同志は自分にとって大事な存在"

"戦うことは好きだったよ。ただ勝てなかっただけで"

"正直、デザインされた頃は全然負け犬じゃなかった"
"出番を信じて夢を追い続けろってことかな"
"出番を信じて夢を追い続けろってことかな"
~たった一回の敗北で、人生は変わる~
~トナメの敗退~
♪Story Of My Loss / ONE DEFEATION
――雑居ビル屋上

エミリ
「……というわけで、
ぜひとも私にイオキベさんの力を貸してほしいんです」
「……というわけで、
ぜひとも私にイオキベさんの力を貸してほしいんです」

実
「~~~~~~成程、貴様の事情は把握した」
「~~~~~~成程、貴様の事情は把握した」

エミリ
「電車の床に鼻ぶつけさせたことは謝ってくれないんですね」
「電車の床に鼻ぶつけさせたことは謝ってくれないんですね」

実
「この五百旗頭実、己の信条に従ううちは下げる頭など無し!」
「この五百旗頭実、己の信条に従ううちは下げる頭など無し!」

エミリ
「ええーと、て、手伝ってくれるんですよね」
「ええーと、て、手伝ってくれるんですよね」

実
「つまりは貴様の慕う男子への恋文による交際申し込みを演出しろと言うのだろう」
「つまりは貴様の慕う男子への恋文による交際申し込みを演出しろと言うのだろう」

エミリ
「そ、そうです!
おねがいします!」
「そ、そうです!
おねがいします!」

実
「断るッッッ!!!!!!」
「断るッッッ!!!!!!」

エミリ
「な、何ィィ!?」
「な、何ィィ!?」

実
「他人の犠牲を省みずに小手先の演出に頼るなど卑劣極まりない行為!!
飾らず自らの言葉で直接熱意を叩き込むべし!」
「他人の犠牲を省みずに小手先の演出に頼るなど卑劣極まりない行為!!
飾らず自らの言葉で直接熱意を叩き込むべし!」

エミリ
「うう……
同じことついこないだも言われましたけどお……」
「うう……
同じことついこないだも言われましたけどお……」

実
「その上貴様……混血児といったな?」
「その上貴様……混血児といったな?」

エミリ
「ハーフですよ。
母がスペイン人で父が日本人で……」
「ハーフですよ。
母がスペイン人で父が日本人で……」

実
「敵国の子女に現を抜かす売国奴の子に貸す力など無いッ!」
「敵国の子女に現を抜かす売国奴の子に貸す力など無いッ!」

エミリ
「ええええっ!!
「ええええっ!!
ば、ばいこくど……?」

実
「――――と、思ったが」
「――――と、思ったが」

エミリ
「えっ?」
「えっ?」

実
「貴様、スタンド使いだな?」
「貴様、スタンド使いだな?」

エミリ
「は、はい、そうですけど……」
「は、はい、そうですけど……」

実
「近く、我輩は軍人として、
戦場にて敵国のスタンド使いと相まみえる機会が必ず訪れるであろう」
「近く、我輩は軍人として、
戦場にて敵国のスタンド使いと相まみえる機会が必ず訪れるであろう」

エミリ
「戦場?」
「戦場?」

実
「その際のために、諸外国のスタンドの特徴を把握することが、
幾ばくかでも我らの勝利を確実なものにするであろう」
「その際のために、諸外国のスタンドの特徴を把握することが、
幾ばくかでも我らの勝利を確実なものにするであろう」

エミリ
「……スタンドの特徴に人種とかはあんまり関係ないと思うんですけど」
「……スタンドの特徴に人種とかはあんまり関係ないと思うんですけど」

実
「問答無用ッッ!」
「問答無用ッッ!」

エミリ
「…………こわいよお」
「…………こわいよお」

実
「よかろう、貴様に我輩が助力しよう」
「よかろう、貴様に我輩が助力しよう」

エミリ
「えっ、ほんとですか!?」
「えっ、ほんとですか!?」

実
「ただし!
貴様の目的を達成した後は我輩と真剣勝負をしてもらう!!
無論、命を賭けてッッ!!
「ただし!
貴様の目的を達成した後は我輩と真剣勝負をしてもらう!!
無論、命を賭けてッッ!!
これが条件だッ!!!」

エミリ
(声かけなきゃ良かった)
(声かけなきゃ良かった)

実
「さて、早速作戦会議といこう……
「さて、早速作戦会議といこう……
が、その前に貴様には我輩の正体を教えておかねばならんな」

エミリ
「え、正体?
ほんとは軍人じゃなくてただのコスプレ好きなおじさんだったとか……」
「え、正体?
ほんとは軍人じゃなくてただのコスプレ好きなおじさんだったとか……」

実
「ち、違うッッ!
我輩の正体……刮目するがいいッ!!」
「ち、違うッッ!
我輩の正体……刮目するがいいッ!!」
バサッ

エミリ
「ぐ、軍服を脱ぎ捨てた!!?」
「ぐ、軍服を脱ぎ捨てた!!?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

エミリ
「き、機械の体!?」
「き、機械の体!?」

実
「ククク……
ニッポンのものづくりは世界一ィィィィィィ!!!
「ククク……
ニッポンのものづくりは世界一ィィィィィィ!!!
『局地防衛用人型特車 ミ―500』と呼ぶ輩もいるが……これでも我輩は人間だ。
人間を人間たらしめているのは己の意志だ。
愛国心を捨てぬ限り我輩は五百旗頭実である」
愛国心を捨てぬ限り我輩は五百旗頭実である」

エミリ
「すごい……サイボーグなんて初めて見た」
「すごい……サイボーグなんて初めて見た」

実
「サイボーグではないッ、『特殊車両』であるッ!!」
「サイボーグではないッ、『特殊車両』であるッ!!」

エミリ
「さっきあなた人間だって言ったじゃないですか」
「さっきあなた人間だって言ったじゃないですか」

実
「フフフ……この体には様々な機能が搭載されており、
その汎用性たるや他に類を見ない!」
「フフフ……この体には様々な機能が搭載されており、
その汎用性たるや他に類を見ない!」

エミリ
「おおっ!
スゴいぞ……でも告白に機械って必要?」
「おおっ!
スゴいぞ……でも告白に機械って必要?」

実
「作戦その1ィィィィッッ!!
「作戦その1ィィィィッッ!!
『対戦車追尾ロケツトニ手紙ヲ搭載シ標的ノ心臓ヲ捕捉スベシ』ッッ!!」

エミリ
「…………へっ!?」
「…………へっ!?」

実
「クク……驚いて声も出ないようだなッ!
我輩のアタッチメント式アームにロケットランチャーを搭載すれば
有事において迅速かつ柔軟に敵戦車に攻撃することが可能ッ!
「クク……驚いて声も出ないようだなッ!
我輩のアタッチメント式アームにロケットランチャーを搭載すれば
有事において迅速かつ柔軟に敵戦車に攻撃することが可能ッ!
それを応用した作戦であるッッ!!」

エミリ
「えーと、
「えーと、
つまりそのロケットに私の書いた手紙をくっつけて彼のもとに飛ばすわけですか」

実
「フン、飲み込みが早いな」
「フン、飲み込みが早いな」

エミリ
「残念ですけど……それ、やったことあります。
「残念ですけど……それ、やったことあります。
失敗しちゃったけど」

実
「な、何ィィッ!!?」
「な、何ィィッ!!?」

エミリ
「私の知人にロケットを扱うスタンド使いがおりまして……」
「私の知人にロケットを扱うスタンド使いがおりまして……」

実
「なんという偶然ッ!
ならば仕方ない、この作戦は却下する」
「なんという偶然ッ!
ならば仕方ない、この作戦は却下する」

エミリ
「はあ……」
「はあ……」

実
「作戦その2ィィィィッッ!!
「作戦その2ィィィィッッ!!
『手紙ノ虫ヨリ標的ノ御心ヲ推シ測ルベシ』ッッ!!」

エミリ
「て、手紙の……虫?」
「て、手紙の……虫?」

実
「虫とは即ち諜報員の隠語、スパイである。
だが本当の虫を使うわけではないッッ!
「虫とは即ち諜報員の隠語、スパイである。
だが本当の虫を使うわけではないッッ!
コレを見よッッ!!」

エミリ
「なんですか、手のひらを見せて……ゴマツブ?」
「なんですか、手のひらを見せて……ゴマツブ?」

実
「否、ゴマツブではないッッ!!
極秘の軍事技術によって超超小型化に成功した盗聴器であるッッ!!
「否、ゴマツブではないッッ!!
極秘の軍事技術によって超超小型化に成功した盗聴器であるッッ!!
これを手紙の印字の中に忍び込ませれば、敵に気づかれることなく情報を得ることができるッ!!!」

エミリ
(またやったことあるやつだ)
(またやったことあるやつだ)

実
「だが……欠点としては電池が4時間しかもたないことだ」
「だが……欠点としては電池が4時間しかもたないことだ」

エミリ
「……最初からダメじゃないですか、なんで出したんですか」
「……最初からダメじゃないですか、なんで出したんですか」

実
「不覚……ッッ。
我輩この体になってから初めて苦戦を強いられようとは……」
「不覚……ッッ。
我輩この体になってから初めて苦戦を強いられようとは……」

エミリ
(帰りたい)
(帰りたい)

実
「ならば、我輩の秘密兵器を披露するほかあるまい……
「ならば、我輩の秘密兵器を披露するほかあるまい……
これを見よッッ!」
ウィーン ガッシン
パカパカパカ
カチャーン

エミリ
「う、上着を脱いで……おなかが開いた!!?」
「う、上着を脱いで……おなかが開いた!!?」

実
「ククク……これが我輩の新進気鋭の補給装備よッッ!
「ククク……これが我輩の新進気鋭の補給装備よッッ!
所謂『三次元印刷機』であるッッ!」

エミリ
「あっ、テレビでみたことあるやつだ!
フィギィアとか作れるやつでしょー!
「あっ、テレビでみたことあるやつだ!
フィギィアとか作れるやつでしょー!
いいなー!!」

実
「さらに我輩の三次元印刷機は巷のモノとは比べ物にならぬほどの高性能を持っている……
「さらに我輩の三次元印刷機は巷のモノとは比べ物にならぬほどの高性能を持っている……
樹脂のみならず金属も素材に用い、
脳と回路を繋ぐことにより我輩の思い描いた装備を作ることができるのだッッ!!」
脳と回路を繋ぐことにより我輩の思い描いた装備を作ることができるのだッッ!!」

エミリ
「す、すげー……」
「す、すげー……」

実
「さあ、コレで貴様の思うままのものを作り出すがいいッ!
貴様のアイデアに我が独創性を加えて最高の贈答品を作るのだッッ!!」
「さあ、コレで貴様の思うままのものを作り出すがいいッ!
貴様のアイデアに我が独創性を加えて最高の贈答品を作るのだッッ!!」

NFG
「ア、アノーエミリサン……」
「ア、アノーエミリサン……」

エミリ
「あっ、ニュー・ファウンド・グローリー!
「あっ、ニュー・ファウンド・グローリー!
なんで今まで会話に入ってこなかったの!
おかげで私がこの人の相手しなくちゃならなかったじゃん!!」
おかげで私がこの人の相手しなくちゃならなかったじゃん!!」

実
「むぅッ!!
「むぅッ!!
それが貴様のスタンドかッッ!
首を洗って待っているがいいッッ!
首を洗って待っているがいいッッ!
すぐに我がバロック・ホウダウンが貴様の首をへし折ってくれるッッ!」

NFG
「怖ッ」
「怖ッ」

エミリ
「…………あッ!」
「…………あッ!」

実
「なんだ、素っ頓狂な声をあげて」
「なんだ、素っ頓狂な声をあげて」

NFG
「…………」
「…………」

エミリ
「あのーイオキベさん……」
「あのーイオキベさん……」

実
「…………なんだ?」
「…………なんだ?」

エミリ
「すっかり忘れてたんですけど、
私のスタンド……それと同じことができるんです……」
「すっかり忘れてたんですけど、
私のスタンド……それと同じことができるんです……」

実
「…………」
「…………」

NFG
「…………」
「…………」

エミリ
「…………イオキベさん?」
「…………イオキベさん?」

実
「…………」
「…………」

エミリ
「…………」
「…………」

NFG
「…………」
「…………」

実
「…………」
「…………」

エミリ
「…………」
「…………」

NFG
「…………バッテリーガ切レタラシイ」
「…………バッテリーガ切レタラシイ」
そのころ西日暮里駅事務室では……

アンテナさん
「本当にwwww
本当にやってないでござるぅwwww
「本当にwwww
本当にやってないでござるぅwwww
弁護士ww弁護士呼んでwwww
友の会のアノ人でもいいからwwww」

駅員
「いいかげんにしなさい、
ちゃんと目撃した人もいるんだ」
「いいかげんにしなさい、
ちゃんと目撃した人もいるんだ」

乗客男
「は、はい私見てました。
この男がこの子のスカートの中に手を……」
「は、はい私見てました。
この男がこの子のスカートの中に手を……」
シラジラ

乗客女
「うううう……」
「うううう……」
シクシク

アンテナさん
「うはwww
四面楚歌wwwwwww」
「うはwww
四面楚歌wwwwwww」

駅員
「もう警察呼んだからね、
あとはそっちで話を聞いてもらいなさい」
「もう警察呼んだからね、
あとはそっちで話を聞いてもらいなさい」

アンテナさん
「うはwwww
誰かwwwww
ヘルプミーwwwwww」
「うはwwww
誰かwwwww
ヘルプミーwwwwww」

???
「そいつはやってないだろjk……俺が見てたからな」
「そいつはやってないだろjk……俺が見てたからな」

乗客男
「!?」
「!?」

アンテナさん
「あwwwあなたはwwwwww」
「あwwwあなたはwwwwww」

SEX-メン氏
「間違いない、同志アンテナは痴漢などやっていない!」
「間違いない、同志アンテナは痴漢などやっていない!」

アンテナさん
「SEX-メン氏……!」
「SEX-メン氏……!」

乗客男
「し、しかし私はしかと見たんだ、この男の手が……」
「し、しかし私はしかと見たんだ、この男の手が……」

駅員
「君たち、知り合いじゃないのかな?
それならかばうのも当然では」
「君たち、知り合いじゃないのかな?
それならかばうのも当然では」

???
「俺も見ていたぞ、その男は変態ではなく、紳士だということをな」
「俺も見ていたぞ、その男は変態ではなく、紳士だということをな」

駅員
「お、おまえは」
「お、おまえは」

アンテナさん
「Mr.PAN2……!」
「Mr.PAN2……!」

乗客男
「な、なんでおまえパンツかぶってんだ!!」
「な、なんでおまえパンツかぶってんだ!!」

乗客女
「キャアアアアアアア!!
変態ーーーーー!!!」
「キャアアアアアアア!!
変態ーーーーー!!!」

Mr.PAN2
「これでアンテナ氏の身の潔白を証言するものは2名だ、これでもまだ疑うと?」
「これでアンテナ氏の身の潔白を証言するものは2名だ、これでもまだ疑うと?」

SEX-メン氏
「映画化おめでとう」
「映画化おめでとう」

Mr.PAN2
「ありがとう」
「ありがとう」

乗客男
「…………」
「…………」
アセアセ

駅員
「君たちは、本当に女性の立場に立ってものを考えたことがあるのか?
最近だと男性はよく冤罪を考えがちだが……」
「君たちは、本当に女性の立場に立ってものを考えたことがあるのか?
最近だと男性はよく冤罪を考えがちだが……」

???
「なら、女性の私が見たといえばあなたは信じてくれるのかしら?」
「なら、女性の私が見たといえばあなたは信じてくれるのかしら?」

乗客男
「こ、こんどは誰だ!?」
「こ、こんどは誰だ!?」

アンテナさん
「キミは……ブラックリリス=アサギ殿!」
「キミは……ブラックリリス=アサギ殿!」

アサギ
「もちろん私も見たわ、アンテナさんが痴漢などしていないというk」
「もちろん私も見たわ、アンテナさんが痴漢などしていないというk」

SEX-メン氏
「スイッチオン」
「スイッチオン」

アサギ
「とお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っっっっ!!
ぶびい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
「とお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っっっっ!!
ぶびい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
ヴィィィィィン

Mr.PAN2
「よい子のみんな、これはただの電気マッサージだ」
「よい子のみんな、これはただの電気マッサージだ」

駅員
「な、ならば本当にこの男は痴漢をしていないということなのか……?」
「な、ならば本当にこの男は痴漢をしていないということなのか……?」

アサギ
「ええ……どうしてもというならアンテナさんの手に付着した繊維を調べるといいわ。
決してスカートの繊維は検出されないはずだから……そうよね?」
「ええ……どうしてもというならアンテナさんの手に付着した繊維を調べるといいわ。
決してスカートの繊維は検出されないはずだから……そうよね?」
ジロリ

乗客男
「…………ヒッ」
「…………ヒッ」

Mr.PAN2
「どうやら一件落着のようだな」
「どうやら一件落着のようだな」

駅員
「こ、これが友情パワーか」
「こ、これが友情パワーか」

警察官
「通報を受けてやってまいりました!
「通報を受けてやってまいりました!
こちらですか!?」

SEX-メン氏
「やれやれ、おそいご到着のようだぜ」
「やれやれ、おそいご到着のようだぜ」

アンテナさん
「小生一安心でござるwwwww」
「小生一安心でござるwwwww」

アサギ
「さて、真の悪を突き出すとしましょうか」
「さて、真の悪を突き出すとしましょうか」

乗客男
「…………」
「…………」
ガクガク
ガチャン

Mr.PAN2
「…………あれ?」
「…………あれ?」

警察官
「本部、こちら現場です。
女性用下着を被った男を迷惑行為防止条例違反の現行犯で逮捕いたしました」
「本部、こちら現場です。
女性用下着を被った男を迷惑行為防止条例違反の現行犯で逮捕いたしました」

アンテナさん
「…………」
「…………」

SEX-メン氏
「…………」
「…………」

アサギ
「…………」
「…………」
つづく
出演トーナメントキャラ
No.4971 | |
【スタンド名】 | ニュー・ファウンド・グローリー |
【本体】 | エミリアナ・セブロ・メサ |
【能力】 | スタンドが描いたものを具現化する |
No.6230 | |
【スタンド名】 | バロック・ホウダウン |
【本体】 | 五百旗頭 実(イオキベ ミノル) |
【能力】 | 光に圧力を持たせる |
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