ラヴァンジェ諸侯連合体 > 民族

本項ではラヴァンジェ諸侯連合体の民族について解説する。


概要

 ラヴァンジェにおいて民族と種族は明確に異なる概念である。これは種族が違えども同じ民族である場合があるからであり、この点が特定種族が社会集団を構成する別の国などでは理解し難い場合がある。
 ラヴァンジェにおいては民族に関する法律上の定義は存在しない。このため、ラヴァンジェにおいて民族という場合は種族以上に主観的で恣意的な定義である。一応の基準としては、1)特定の言語を共有する、2)特定の文化を共有する、3)特定の宗教を共有する、などと定義できるだろうがそも惑星ベルディンの歴史において国民国家が存続した期間は短く、また民主主義が成熟しなかったためにネーション概念が希薄であり、民族という概念自体がほぼ外来のものであることを考えるとラヴァンジェにおける民族とは外部からラヴァンジェの住民を区分する際の恣意的な物差しにすぎない(=ラヴァンジェにおける民族はまさに 「想像の共同体」 である)ということが出来るのである。

民族の一覧とその形質

ヘウェカ

 ヘウェカ(heweka)とは「王国」を指す言葉であり、古くは古典古代のアテオニア神聖王国(テオニア)の王侯貴族に由来する。アテオニアは魔女と生贄の王国として怖れられ、後に討伐されたため王侯貴族が遠く北へと逃亡した。その際に北部人と混交して、現在の容姿を得たとされる。自らを高貴な血筋とし、プライドが高い。
 多くは(現代)ヘウェカ語を話すが、ヘウェカ語を話す全ての人間がヘウェカであるわけではない(逆も然りである)。ベージュ~薄茶色の髪色、緑から青の瞳の色を持つ。種族としてはスウェンドセーム、スウェンドヴァンド(シュリントヴァット及びルピルが多数)を含む。

ラヴァンジェ

 ラヴァンジェ(lavanzhe)はラヴァンジェ諸侯連合体の国民の多くを占める民族である。

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Written_by_Fafs
最終更新:2022年11月15日 04:36