概要
Anastasisで追加された新キャラクター。正式名称は「一式電光兵 イナヅマ」。
陸総研で開発中だった戦闘ユニット。人口調節審議会に強奪され、戦力として利用される。
「試作電磁装軌車」という電磁投射砲(レールガン)付きのキャタピラ式バイクを駆る。
容姿はアカツキに似た電光被服を着た男だが、顔は仮面付きのヘルメットを被っているので見えない。
見た目に反し、その言動は粗暴かつ軽い。
モーションはアカツキに似ており、同じような名前の技も多く持つが性能は総じて別物。
ジャスト入力で性能が変わる・長押しで移動技に変わるといった、他キャラには無い特異な性質の必殺技を持つ。
全体的に高性能な技が多く、コンボ火力もかなり高いのが特徴。
一方で機動力はやや低め。移動技は少々小回りが利かない面もある。
アップデートによる変更点
Ver.1.10の変更点
- 2Cと兜割リから出る追加技の前進距離が延長。
- 兜割リが受け身不可になっていた不具合が修正。
- バックステップの出がかりに無敵が無かった不具合が修正。
- 地上投げのスカり時間が統一されたため、隙が減少。
- 顎割リ(通常版・ジャスト版両方)の発生が遅くなり、ガード時の隙が増加。
- 二連式掃脚の初段の隙が増加。威力配分が変更(800・800→600・1000)。
- 曲射破甲拳がヒット時にバウンドさせるようになりリターンが減った。ダメージも200減少。
- B・C破甲拳が相手をロックしなくなった。従来と同じ感覚で出すと最終段が外れやすい。
また、攻撃判定が上に拡張された。
- 対空電光弾のダメージ減少。B・C版の無敵が削除。C版ヒット時の浮きが増加。
- 特攻飛翔電光蹴リの発生が遅くなり、移動距離が短縮。着地の隙が増加。
- 特攻乱打式破甲拳がガードされた際のガードストップ時間が通常の長さに変更。
- 特攻電光前駆の無敵時間が若干延長。隙が短縮。
- 特攻電光後駆の無敵時間が若干延長。
- 特攻対空電光弾の発生が遅くなり、隙が増加。ダメージも400減少。
全体的に下方修正が目立つ。
特にコンボ周りにはかなり調整が入っており、前Verのようにお手軽コンボで無茶苦茶な火力は出せなくなった。
()内の数値はダメージ
通常技
立ちA (500)
裏拳を繰り出す。
打点が高い。
立ちB (1000)
ストレート。
前進しながら出すためリーチが長い。牽制やコンボ中継の要。
上下の判定が強いため、画面端付近での固めや飛び逃げ防止にも使える。
近距離立ちC (1400)
逆水平チョップ。
浮かせた後のコンボの中継や相手の大きな隙への反撃に使う。
遠距離立ちC
後ろ回し蹴りを繰り出す。
キャンセル不可。ヒット時はダウンさせる。
リーチが長く判定が強いので、先端当てを意識した牽制に使える。
ガード時の隙はそれなり。
しゃがみA (400)
しゃがんで抜き手。
しゃがみB
立ってショートアッパーを繰り出す。しゃがみ攻撃には見えない技。
リーチは短いが上方向への判定が強く対空に使える。
しゃがみC
しゃがんで足元を狙った前蹴りを繰り出す。下段判定。ヒット時はダウンさせる。
イナヅマの数少ない下段技の1つ。リーチが長いので使いやすい。
単発で出した時のみ、後述の煉鎖に派生可能(他の技から繋いだ場合は何も出ない)。
ジャンプA (500)
空中で飛び膝蹴り。
発生が早いので空対空で活躍する。
ジャンプB (500×2)
足を振り上げて攻撃。2ヒットする。
アカツキの垂直JBのような見た目だが、多段ヒット技になっている。
ジャンプC (1500)
斜め下への飛び蹴り。
判定が非常に強い上、強力なめくり性能を持つ。変な位置でめくることも少なくない。
飛び込みに非常に有用。
特殊技
兜割リ 6+B
電撃を纏った鉄槌打ちを繰り出す。中段判定。
ヒット時追撃可能な他、再度Bを押すと専用の追撃技を出す(後述)。
アカツキの同技と比べると2Bの性能差もあり、先端ヒット時は追撃技のみ繋がる。
瓦割リ 空中で2+C (1600)
急降下して正拳突き。
アカツキ同様に上段技。
完全煉鎖
A-1→A-2→A-3→A-4 (A-2から順に300,500,1200)
A-2は少し前進しながら5Aを出す。
A-3は近5Cモーションで攻撃。
A-4は大振りのアッパー。対空電光弾のモーション。
キャンセル不可のダウン技。
出し切る必要性はない。
2A-1→2A-2→2A-3→A-4 (2A-2から順に200,200,1200)
2A-2は威力以外は2Aと同じ技。
2A-3も同じだが、キャンセルの扱いはA-3と同じ。
A-4は同上。
B-1→B-2→B-3 (B-2から順に300,600)
B-2は反対の腕でストレート。
コンボの繋ぎに有用。一方でここで止めると反確になりがち。
B-3は光る膝で飛び膝蹴り。
キャンセル不可のダウン技。
リターンは低く、ガードされると反確なので基本的に使わない。
2B→B-3 (600)
B-3は同上。
2Bを出す時に連打すると暴発するので注意。
C-1→C-2
C-2はかかと落とし。中段判定。
5Cから連続ガードにはならないがガードされても隙が少なく、ヒット時はダウンを奪う。
主に遠5Cヒット時の追撃に使う。
2C-1→2C-2
腰の入った中段突き(A破甲拳)で追撃する。壁張り付け誘発技。
単発の2Cからしか出せないので注意。
その一方、画面端からかなり離れていても張り付けられることが多い。
6B→B
完全煉鎖と同じ扱いなのかは不明だが、ここに記載。公式サイトの技表には載っていない。
上と同じく腰の入った中段突きを出す。壁張り付け誘発技。
6B先端ヒット時はこれしか繋がらない。
システム共通技
地上投げ (2000)
相手の首を掴み上げ、電撃を浴びせて爆破する。
技後は相手をやや遠めに飛ばす。
空中投げ (2000)
相手を掴んで降下し、地面に向かって放り投げる。
投げた後は斜め後ろに下がるので、電光前駆で近付くと○。
ダッシュ攻撃 (1000)
ダッシュしてストレート。
微妙に出が遅いため少々使いづらく、A破甲拳の存在から出番はほとんど無い。
立ち攻性防禦
拳で殴りつける。
イナヅマの攻性反撃は全てアカツキとよく似たモーションとなっている。
しゃがみ攻性防禦
しゃがんで拳で殴りつける。
空中攻性防禦
拳で殴りつける。
見た目より判定が大きいらしく、外れにくい。
必殺技
イナヅマの必殺技は対空電光弾を除き、ボタン押しっぱなしでホールド可能。
ホールド中は電光前駆or後駆で移動し、ボタンを離すと技が出る。
一定時間離さなければ移動だけ行う。下記では便宜的に電光前駆と電光後駆を個別に記述する。
顎割リ 236A(長押しで電光前駆) (1200,ジャスト版1400)
前進して大振りのアッパーを繰り出す。
ヒットすると相手を浮かせるが、アカツキの6Cに比べると浮きが低い。
移動中は3D格闘ゲームの特殊ステップの様に低姿勢になる。
6とAをほぼ同時に入力すると、性能が強化されるという特異な仕様がある(通称ジャスト入力)。
成功するとアッパーにエフェクトが付き、ボイスも変わる。
ジャスト版は威力が上がり判定が強化、硬直も減少する。
二連式掃脚 236B・B(長押しで電光前駆) (600・1000)
発生8F、被ガード時?F
突進して足払い。下段判定。
ボタンを再度押すと2段目が出る。
初段は非ダウン、2段目はダウンを奪う。
イナヅマの貴重な下段技の1つ。
低姿勢かつ突進速度に優れ、長押しで距離も延ばせるので奇襲や反撃に有用。
ヒット後は特攻技で追撃可能なのでリターンも大きい。
曲射破甲拳 236C(長押しで電光前駆) (1400)
発生?F、被ガード時?F。
飛び上がって打ち下ろし。中段判定。
ガードされても隙が無く、飛び上がっている間は下段技を避けられる。
ヒット時は相手をバウンドさせる。受け身不可。
電光前駆 236攻撃長押し
姿勢を低くして高速で前進する。
各種対応技の距離調整や奇襲、距離が離れた相手への接近などに使える。
低姿勢になるので、空中の相手や飛び道具を潜ることも出来る。
破甲拳 214攻撃(長押しで電光後駆)
A版 発生
B版 発生
C版 発生
突進してパンチを繰り出す。
A版は単発技で、壁張り付きを誘発する。
B以上では多段ヒット技になる。B版は3ヒット、C版は5ヒット。
いずれもコンボに使う。
特にC版はイナヅマのコンボの要。ゲージ回収力が非常に高いのも嬉しい。
ただし、B・C版はVer1.10でロックしなくなったので、特にC版は高さ次第では5段目が外れることが少なくない。
怪しい時にはB版に変えよう。
電光後駆 214攻撃長押し
やや身を屈めながら高速で後退する。
通常技をガードされた際の逃げに使える。
対空電光弾 22攻撃
A版 発生4F
B版 発生5F
C版 発生6F
アッパーのようなモーションで斜め上に電撃弾を発射。A版のみ無敵あり(Ver1.10で変更)。
ボタンによって弾数が1~3発と変わる。
全て弾判定のため、全段攻性防禦されると痛い反撃を受けやすい。
所謂昇龍系だが飛び上がらないため塞の跳躍妨害の対象にならない。
空中ガードされても問題無く、A~Cでヒット数が変わるため攻性防禦の回数で相手と読み合いになることから対空技としては超優秀。
一方で対地無敵技としては横のリーチが短く、技後の硬直が極めて長いため少々使いづらい。
特別攻撃
特攻対空電光弾以外は、同コマンドの必殺技と同じく長押しで特攻電光前駆or後駆に派生可能。
押しっぱなしにすると移動だけ行うのも同様。
特攻飛翔電光蹴リ 236B+C or D(長押しで電光前駆)
発生4F
垂直に飛び上がった後、斜め下に高速飛び蹴り。特攻技としては珍しく、同コマンド技の強化版ではない独自の技。
発生が早いので反撃に有用。
一方で無敵時間は非常に短く(上昇中に切れる?)、技が重なっているとあっさり潰されることがある。
ガードされると相手の背後に突き抜けるが、隙があるため背面攻撃されてしまう。
特攻乱打式破甲拳 214B+C or D(長押しで電光後駆)
発生?F
C破甲拳の強化版。初段がヒットするとロックし、乱舞を浴びせる。
威力が非常に高く、基本コンボでもかなりのダメージを与えられる。
ヒット時は確定ダウンを奪え、すぐに電光前駆を出すことで有利状況から起き攻めが可能。
乱舞タイプの特攻技では珍しく動作中全身無敵であり、無敵時間も長いので暗転返しや世界狩りでも活躍する。
特攻電光前駆 236B+C or D長押し
電光前駆の強化版。無敵時間がある。
一部コンボで繋ぎに使う。
特攻電光後駆 214B+C or D長押し
電光後駆の強化版。無敵時間がある。
隙の大きい技をガードされてしまった際の逃げに使う。
特攻対空電光弾 22B+C or D (2000)
発生?F
斜め上に巨大な電光弾を放つ。
威力が高い上、地上ヒット時は大きく打ち上げるので追撃可能。
出かがりに無敵時間があり、且つ弾に発生保証があるため相手の完全世界と最悪でも相討ち以上に出来る。
最終特別攻撃
超高圧電光廻シ蹴リ A+B+C (5000)
発生?F
ベルトのバックルを展開した後、前進して強烈な上段回し蹴りを見舞う。
最終特攻技ながら完全神殺のような性能をしている。使用時に体が赤く光るのも同様。
突進中はガードポイントが付く。
発生が早くダメージも非常に大きいため、確定反撃や暗転返しに有用。
特に試合終盤で相手にかけるプレッシャーは大きい。
一方で単発技なので、コンボ補正に非常に弱い。出来るだけ単発か2ヒット目ぐらいで当てたい。
ヒット後は壁バウンドさせるので、位置が良ければ追撃可能。
なお、何故か完全世界を発動されてしまうタイミングが存在する。
不具合かは不明だが、Ver1.10でも変わっていない。
完全神殺
電磁投射砲 (完全世界発動中に)A+B+D
発生?F
バイクに乗ってレールガンを発射。続いて突進を繰り出す。神殺だが体は光らない。
レールガンは飛び道具判定。神殺では珍しい特徴。
突進は5ヒット技で、当たると壁張り付けを誘発する。
ただし、張り付けても追撃猶予はほとんど無い。
多段ヒットなのでコンボに組み込んでも減らせる一方、無敵は砲撃にしか無いので他キャラのような使い方はしづらい。
コンボ
同ボタンの煉鎖は 5BB のように繋げて表記。
始動は一例。
2A>5BB>C破甲拳(4ヒット)>特攻対空電光弾>2A>5BB>C破甲拳>特攻乱打式破甲拳
基本コンボ。画面位置を問わず入る。
C破甲拳>特攻対空電光弾は、破甲拳が5ヒットする前に繋ぐこと。
2ゲージ消費するが、C破甲拳2回でかなりのゲージを回収可能。
2A>5BB>C破甲拳(4ヒット)>特攻対空電光弾>JA>JB>5BB>C破甲拳>特攻乱打式破甲拳
基本コンボその2。ダメージと運び距離がアップ。
ただし、中央での背面始動だとジャンプ攻撃が入らないことが多い(端付近なら入る)。
端ならJB後に2Aが入る。
二連式掃脚>特攻乱打式破甲拳or超高圧電光廻シ蹴リ
二連式掃脚は初段・2段目のどちらからでも入るが、なるべく初段をキャンセルした方が減る。
二連式掃脚(2ヒット)>特攻電光前駆>2A>5BB>C破甲拳
二連式掃脚始動の運び重視コンボ。
画面端
2A>5BB>C破甲拳(4ヒット)>特攻対空電光弾>近5C>顎割リ>2A>5BB>A破甲拳>B破甲拳
6BB>B破甲拳
中段始動ノーゲージ壁コンボ。
2CC>B破甲拳
下段始動の壁コンボ。
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最終更新:2024年08月27日 23:21