Introduction to Solid State Physics
【著者】Charles Kittel
【出版社】Wiley; 8版 (2004/11/11)
【難易度】☆☆
【お勧め度】☆
【コメント】
- 学部生向けの固体物理のテキストとして世界中で使われている。8版まで行っているのはその証であろう。9章までが固体物理の一般論で、10章以降に各論に入る。内容についてはその売れ行きとは裏腹に、Amazon.comの書評を見てのとおりあまり優れたものではない。9章までは問題なく読めるが、10章以降があまりに多くのことを書こうとして、何がいいたいのかさっぱりわからないのである。初めて見た人は、何言ってるのこの人?となるし、専門家がみれば、こういうことを言いたいんだな、とわかってくれる、そんな読者層不明な本である。なのであまりおすすめではない。日本語版で上だけ買って読んで、あとの各論はそれぞれの専門書に移るとか、そういうことをした方がいいかもしれない。もし最後まで読みたいのであれば、途中でわからなくてもバシバシ進んでいけばいいだろう。ちなみにこの本には実験データが大量に記述されていて、実験屋には重宝されているとか。 -- sgmt (2011-12-26 04:46:51)
Solid State Physics
【著者】Neil W. Ashcroft, N. David Mermin
【出版社】Thomson Learning (1976)
【難易度】☆☆☆
【お勧め度】☆☆☆
【コメント】
- キッテルが学部生向けなのに対し、こちらは院生向けの固体物理の本である。特にバンド理論について詳しくのっている。 -- sgmt (2011-12-26 04:50:59)
Solid-State Physics: An Introduction to Principles of Materials Science
【著者】Harald Ibach, Hans Luth
【出版社】Springer Berlin Heidelberg; 4 Upd Enl版 (2010/1/3)
【難易度】☆☆☆
【お勧め度】☆☆☆
【コメント】
最終更新:2012年04月28日 04:18